世界で一番の『機械技師』が残したもの
次はなんか折り紙で魔法陣を折れる稀代の天才魔術師、アールサートゥくんです。
通常、紙系の魔術は疑似生物方面に特化しやすいのですが、彼の家は折り紙を折る手順、角度、重なった枚数、形などに魔術的な意味を乗せて術式を起動するタイプの変わり種で。
彼の家庭では幼少期から所謂早折りの訓練を始めとした実践的な折り紙魔術を教わるらしいのですが、その早業たるや、指先が霞んで見えるそうです。発声で行う魔術起動と違って音がほとんど出ないので対象に気づかれないし、片手でそれぞれ折れば同時発動なんかもできるようで、結構なメリットがあるということで代々受け継がれる秘伝的な感じになってますね。
暗殺向きの技術ですね。
他にもフェイントとして単なる硬質化を習得していて手持ちの紙を即席の刃にしたりと結構トリッキーな戦い方もするらしかったりします。
ただ、紙というだけあって湿気とか火に弱いので、その対策として防水加工やらなんやら施したりして戦っているそうです。そうするとトランプみたいな質感になるそうで、ヒソカみたいなトランプ使いは彼の親族なのかもしれないですね、……という話を書きなさい。
じゃ、始めます。
と、いうのは前の批評を書く前に書いて放置した部分なので新しい前口上を考えましょう。
必要性はともかく楽しいので。
いよいよ共通テストまで二ヶ月ちょいになりましたね。確か1月でしたよね、記憶違いじゃなきゃ。
いやぁ、こんなときに批評するなんて大変だなぁ。そんな気がするなぁ。たぶん。いやまぁ、学力面に関してはしっかりやらなきゃまずいのでしっかりやるんですけどね。今日から。…じゃあこんなことやってる時間はあるのかって?……そこになければ無いですねぇ!なので5000文字をちょちょいと披露して暫く批評企画の更新の息の根を止めなければならない。っていうかなんで今頃やってんだ勉強しろ。
…じゃ、始めまーす。
『世界を救った『機械技師』へ』
すぐやってすぐ終わらせっから。
『『青天井ホール』』ってなんやねん。
いや、青空教室とかそういう意味やと思うけどね、もそっといい感じの表現なかったんか?
あぁ、いや。…まぁ、「さながら青天井ホール」だな。とか使う分にはええんやけどな。
当たり前の単語みたいに使われてんのが気に障るっつーか。いやな、別にええんよ。そういう地名があって…とか、僕が知らないだけでそういう単語があるならそれで、ただ僕は気になる、以上。
『「おーう前ら。怪我は大丈夫かよ」』
おーうお前ら、なのか意図的にそうしてんのかわからん。
ってかさ、一人称で全然容姿についての描写ねーから、『美しき《歯車の勇者》よ』の、美しきの後に最低限見た目がわかるような説明つけとけ。
あのな、一人称小説をただただぐだーっと心情述べりゃいいと勘違いしとる輩が結構いるけどな。
まぁ、書き始めの人間は大体それだがな。
一人称小説はその実いかに自然に情報を与えてスタイリッシュに見えるよう削るかがかなーり大事だからな。努力を見せずに努力する部分が足りてない、減点。
大体お前らが表層の意識で感じ取った程度の情報を羅列してそれが小説になるかってったらならんでしょうがよ。それともあれかよう、お前ら普段から自分の耳に聞こえてくるのがどんな状況下で発生した音で、それがどれくらい混ざっているか…なんて考えて音聞いてんのかよ?
だったら多少はぐだぐだ感じたこと綴る日記みたいな一人称小説が許されようものだけどもよ。
そうじゃあないよな?
だったら、一人称小説ってのは多少知覚過敏にでもなったつもりで、色んな刺激に脳傾けてやんなさい。一人称書きやすーい、とか舐めてんじゃねぇぞマジで。一人称も三人称も変わんないから、描写なかったら塵芥ですから。
まぁ、一人称は整合性を過度に意識しなくてもまぁまぁ成立するからその点ではやりやすいかもだがねぇ。
『「単純だなぁ。明かされていない奇跡があるってだけの話だ」
「誰も知らぬ。だが確かに保証された奇跡か」
「誰も知らないならわしが決めてもいいだろ。作ってやったのさ、《人類を解放し共に歩む》っていう奇跡をな」
「それを、左手に紐付けた。人類史上最高の偉業が刻まれれば、貴様の指を核に機械が奇跡となる」』
これさぁ、短編でやることかねぇ?
なんか鎌池和馬とかも似たようなことやるけど、あれはしっかり細かな謎用語出してきてわかった気にさせられた上で雰囲気で読むものだから、短編でやるもんではないと思うんだけど。
やっぱり文量に対してはそれ相応の内容があると思うわけ。
ほら、短編は固有名詞沢山出したら解りにくいとかそういうやつ。
だから、まぁ僕は一応これでもまぁ何が言いたいかはわかるけど、でも不親切極まりないよね。
まさに『理解が早過ぎんだろ。』ってことだよね。
読者って実は難しそうでちょっと伝わってくるくらいが好きだからさ、やるにしてもある程度は説明してあげないとね。まぁ、どっちにしろ短編でやることじゃないがね。
大体最終決戦書きたかっただけの短編だろこれ。
書きたいのはわかるが、チェックメイトの状態でうだうだ喋って終わり。何が伝えたいのかと。
いや、やりたいことはわかんだけどね。
でも、それとは別の話で作品として成り立ってるかっていうとどうなんだろうね。コメディとかみたいに愉快だから作品として成立する…みたいな類でも無いだろうし。
まぁ、なんだろうね。こんなんでももっとしっかり心情を描写すればなんとかなるかもしんないけどね。今のままじゃちょっと足りないかもね。
あと、コメント見たら裏設定がどうこうってあるけどね。裏設定を大量に作って説明もせずにただ出すのは作者のエゴだからね。
なるべく自然に出せばいいってのはあるがね。
ってか、外見も近況ノートってな、あんた。
世界中の人があなたのファンな訳じゃないんだからわざわざそこまで見に行かなきゃならんストレス抱えたくないに決まってんのよ、まったく。
読者のストレスは必要じゃなければしっかり減らす。それをするのが作者。OK?
えっと、まぁ、他の批評とかも読んでるだろうし。
描写で何を意識するかとかはそっちを見てくれればいいんじゃねーかなって思うし、こんなとこですかね。
『まとめ』
総括すると、
『本来長編でやるような内容を短編でやってしまう良い悪例、でしょうか?まぁ、めちゃくちゃ読みにくいって訳では無いですがね、描写は普通に足りません。雑な一人称ですからね、伝わってこないんですよディテールが。いや、他のひどかったやつに比べたら十分伝わるからもう別にいいかなって思うけど、それはそれ、これはこれだから。……なのに設定自体は詰め込んでこようってやってるから無駄にボリューム付け足した短編だね、って。まぁ、僕はこれしか読んでないから特に言うこともないけどさ、他で同じ設定の長編しっかりやればいいんじゃないかな。それ以上は特に言うことも無いと思います』って感じ。
これで良いかね?
異論はあるかね?
実際まあ、短編集のひとつにこれがあるくらいなら別に看過はできるよ?
だから、あえて指摘しようとも思わんけど。
他に何かある?
なければいいや。
そんじゃ、以上です。
企画への意見、ここをこうした方が良いんじゃないかとか、言い過ぎじゃない?とか、もっとここ指摘して欲しかったとかあればどうぞ。
あと、受験までしっかり勉強したいから更新は止めるから。一応今度メモ取っていつか批評やるくらいは検討するけど。これ見てる別の誰かさんもそこはよろしくね。今度は本当だからね。流石に。
たぶん。
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