第2話拒絶による傷→逃避する人の仮面


解決方法は、簡潔明瞭だ。

仮面を理解しエゴを飲み込めば、仮面の理解が深まる。

「まだ言うぞ」

認めることだ。

神を殺すことだ。

では、早速やっていこう。


私はこのように文章を書いているわけですが、小さい頃に学問をまったくしてこなかった。友達が野球をしており、それに習い野球をした。親は「体を動かすことが好きだ」と私に言った。

子供の私は、素直なもので「体を動かすことが好きだ」と思い込んでいた。

しかし、無理して自分に嘘をつき仮面を被った。

「逃避する人の仮面→拒絶による傷」を負って逃避の仮面を被ったのだ。

学問や就活の現実から目を逸らし、スマホやゲームに逃げる大学生活。

いまでも、放っておくとその傷が開き一日中動画をみることがある。

現実世界の金銭や起きていることに対処ができなくなる。

その結果、放置をする。

怠惰の傷を学ぶ。

そのみたくない現実から逃避するため、さらに動画をみる。

こうして、逃避の仮面は成長をする。

さぁ、ここで仮面を変えようではないか。

もう飽きてしまった。この仮面もコレクションの一つに過ぎない。

自然にある治癒力を使う。

傷があって良いのだ。

傷は、私の大きな誇りになる。

一度は誰もが傷を負う。

傷を知る試練の場であるのだ。

その試練を知ることで、感情をより理解でき仮面の正体がわかる。

神を殺せる大きなチャンスなのだ。

体に傷を負ったら、止血する。

傷を負うことがいけないのではない。

傷を放置することにより他人にまで大きな迷惑をかけ、人類が墜落することだ。

人類の墜落は、地球の環境まで変えてしまう。

自分のやってしまったことを認めよう。

借金をしたことも認めよう。

動画を一日中見たことも認めよう。

ちくちく刺さる心の傷が騒ぐだろう。

自分のしたことを認めることは、本当に難しい。

自分を正当化し、賢者や聖者と思い込むものだ。

しかし、そんなものはいない。

ただ、神を殺すことのみがあるのだ。

この仮面をみてみよう。

逃避の仮面を表現できるようになり、一つの神なのだ。

自分のできることがみえてくる。

動画を見る時間を1人で文章を描き創造する時間にあてよう。

逃避する人は、1人の孤独を知り神を殺せる。

怠惰の傷は癒えた。

逃避の仮面は、死んだ。

逃避の仮面は、行動する原動力だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

5つの傷の仮面 @ashika9999

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る