第1話 5つの傷の仮面

自分のエゴの仮面を他人から指摘されると、より拒絶反応が起きる。

自分がどんな仮面を被っているのか、他人からは分かっても、自分では被っているものがみえないものだから、自分を錯覚して美徳化した神として見てしまうのだ。

その結果、自分の仮面を錯覚した化け物になってしまう。

小さい頃に、大人たちに遊び道具のおもちゃを取り上げられ、泣きだすところから錯覚の化け物が現れる。

化け物の仮面を被り続けた結果、自分を見失い心に大きな傷を負う。

その傷を大人になって、赤ちゃんの遊び道具のおもちゃを取り上げる。

こうして、化け物の仮面は引き継がれる。

傷は、一種の防衛本能で拒絶反応なわけだがいつまで経っても化け物の仮面をかぶり自分を演じているのであれば、化身が現れ、化身が魔女、マーラ、悪魔になる。

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