青春から恋に始まり、ひとり立ちし、大人の恋をする。そして青春に戻ってくる。いや回想しているかもしれない。僕/私。私のお気に入りは、第2話「しゃぼん」から『それは心とは小さな小さな魔法の小瓶だということ』心というのは人生の中で大切なもので大きく書かれることが多いが、この作品では『小さな魔法の小瓶』として、手にして抱きしめられるものとして書かれているのだ。そこから溢れるのは、なにか。自身の目で確かめて欲しい。