第5話 『おばかさん』について
ご著書について質問します。
【Q1】紹介したい作品を1作、タイトルを上げてください。(URLも可)
『おばかさん』
https://kakuyomu.jp/works/16817330653957081067
【Q2】カクヨムのジャンルに縛られず独自に言うとどんなジャンルですか?
学園もの/百合・ガールズラブ。
* 高校生の女子どうしで体を絡ませ合う描写があります。
【Q3】おおまかな内容を教えて下さい。
瑠音は親友の
それを知って、恒子さんに声をかけられても二度とこたえるものか、と決心した瑠音だったが……。
【Q4】主人公について教えて下さい。
まず小柄で痩せていて髪はくしゃくしゃという容姿にコンプレックスを持っています。また、「こはらるね」と呼んでもらえない(姓は「ふるはら」、名は「……これ、何て読むの?」)ということにコンプレックスがあります。母親が有名な作家で、その母親から一人前扱いされないうえに、瑠音の都合にかまわず仕事を押しつけられているということにもコンプレックスを持っています。
岩瀬成美と親友になって、成美に誘ってもらって生徒会入りし、世界が拡がったと感じました。その生徒会活動で向坂恒子さんに出会います。
女子校の全生徒があこがれる美人の恒子さんにとって、自分は特別な相手だと信じようとするのですが。
【Q5】主人公の他に注目して欲しいキャラクターがいましたら紹介してください。
瑠音と同じく特別進学コース「GS」の生徒で、生徒会の役員です。
ベリーショートの色白美人。瑠音は最初は成美を恐れていました。しかし、成美は瑠音を気に入ったようで、いろいろとアドバイスしてくれます。
でも、瑠音は成美に対して十分にすなおになれないようです。
* * *
ところで、『遥か昔のエジプト精神』にも登場するのにパスしてしまったことですし、当然、主人公があこがれる向坂恒子さんを採り上げなければならないところですが。
恒子さんについては別に採り上げることにしました。
よろしくお願いします。
【Q6】作品中で好きなセリフまたはクダリ(一節)を紹介してください。
「ぶぶぶぶぶぶぶ」
恒子さんの唇!
そこから出た息が、瑠音のおなかの表面にぶつかって、そんなぶざまな音を立てる。
ぶざまな振動が伝わってくる!
もう恒子さんは抵抗できない。
* * *
瑠音が一瞬の高揚感を感じる場面です。
【Q7】[完結済作品の場合] 執筆期間はどれくらいでしたか?
[連載中作品の場合] いつから連載していますか?
調べてみると、2023年3月3日に一日で書いたようです。
もともと瑞城女子高校生徒会メンバーの設定があり、それにもとづいて書きました。
【Q8】この部分にはチカラを入れたという個所はありますか?
できるだけ体で感じる感覚をきちんと書きたいと思いました。理屈で書くと、「こんなことをされてどうして瑠音は恒子を拒否しないんだ?」ということになってしまうので。
【Q9】苦労した点はありますか?
公式自主企画「沼らせ男/沼らせ女」に参加した作品なので、「これで沼らせたことになるのかな?」と思いつつ書きました。
【Q10】どんな方に読んでほしいですか?
この作も「すべての方に」と言いたいところですが……。
少女どうしが体を絡ませ合うお話なので、その種の描写が苦手な方はご注意ください。
なお、瑠音を主人公にした続篇もあります。
『続おばかさん ぐちゃぐちゃ編』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654152078628
『クリスマスソングのすずの音』
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