第9話 縛りプレイに苦しむ

はぁ…私が何故こんな事を…しかし縛りプレイだ、精神衛生上

一時的な思考の休暇を取ると思うんだ

[遡る事宿屋から出て依頼を受けようとした直後…]

さて、縛るとして何を縛るべきなのだろうか。

(存在テンプレートを開いた)

サナダ HP:なし MP:∞/∞

力:∞ 魔力:∞ 防御力:∞ 魔法防御力:∞

[スキル]

攻撃無効、スキル作成、自動翻訳

全自動スキル統合、未来予測、時間停止、■■の祝福、

創破魔法、無効貫通、無下限ステータス、不老不死、蘇生魔術

存在レーダー、強制自己蘇生、存在改竄、存在テンプレート

強制精神安定、全知脳内図書館、冥界の通行許可証

[呪いスキル🔒]

なし

…凄まじいチートの数だ。まず、

創破魔法と攻撃無効、は緊急時の範囲に留める為非表示&無効化…

まずは表示の整理だな。統合しておくか

[以下略(存在改竄にスキル系の奴が統合したり

新しい分類に分けたり不老不死が不滅の魂に変化したり

不要な祝福を消したりした]

[ちなみに、固定スキルはサナダ以外見えない様に設定されている]

サナダ HP:なし MP:∞/∞

力:∞ 魔力:∞ 防御力:∞ 魔法防御力:∞

[固定スキル]

冥界の通行許可証、創破魔法、自動翻訳、不滅の魂

全知脳内図書館、強制精神安定、存在改竄、存在テンプレート

[スキル]

時間停止、無効貫通、無下限ステータス、蘇生魔術

強制自己蘇生

[呪いスキル🔒]

なし

さて、スキルを整理する際に全知図書館を見た際に覗いた

この世界が小説であるという事実を踏まえた上で

私は作ってる最中に一つの疑問が…

私は果たして人間だろうか、という疑問は考えるべきではないな

少なくとも私視点では人間のはずだ。

自分の意志が無いとしたらそういう事と受けいれば良い

やる事は変わらない独り言を聞く相手が出来たと思う事にする。

話し合いの相手は私から見て生物と定義すべきか微妙だがな

うん?しれっと第四の壁を突破して真実に到達してるって?

そうだな、新手のインフレゲーと肩を並べられる。

…並べた所で何かしらのメリットはないが

さて、気を取り直して偽装用に

一度作っているテンプレートに代入するか

名前:サナダ[真田]

HP:1000/700 MP400000/400000

[ステータスlock🔒]

力:H- 魔力:L 防御力:C 魔法防御力:D

[スキル]

鑑定 火炎魔法MP:自由消費 風魔法MP:自由消費

破滅の光:全MPを消費 アイテムボックス

[破滅の光は創破魔法のカモフラージュです]

こんな感じでいいだろう

全知図書館に常識の欄があってよかった

チートだが許容できる範囲のステータスにできる

[ちなみに、サナダの魔力は約ラスボス8匹分

防御力はかなり高い、魔法防御力は平均的

ぐらいですが攻撃力は病弱な赤ん坊以下です。

言ってしまえば1ダメージを与えられたら豪運レベルであり

客観的に見ればあまりにもアンバランスなステータスですね

彼の性格(結果とプラスとマイナスのバランスさえ取れていれば

何でも良い)が

影響し常識の読み解き方を間違えたようです。

しかし、いざとなったら]

???『セカイゴトキエテナクナレー』

(強制精神安定が発動しました)

サナダ「…幻聴か、自動リミッターの性か、はたまた改竄の

影響を攻撃無効が相殺しなかったのか…あぁ、箸が

持てなくなってしまった…当たり前な事すら

とてつもない鉄塊を持っているかのような重圧…

これが縛りプレイヤーの気持ちなか?」

そして…いわゆるメタ思考になりつつあるのか、

私を見ている何かの幻聴が多く聞こえるな…

私はショートスリーパーのはず…まさか今まで思い込んでいただけで睡眠が足りないのか?…いや、可能性は低い…

いや、私の労働環境は現在はホワイトまっしぐらなはず…

何が原因なんだ…不味い、ボケて何かの表紙にやらかす可能性

を考慮する為に…(ブツブツ)

[みたいな事ですべてを破壊すれば問題は無いはずですね]

サナダ「考えるだけ無駄か、ステータスを調整しなくては」

名前:サナダ[真田]

HP:1000/700 MP400000/400000

[ステータスlock🔒]

力:E 魔力:L 防御力:C 魔法防御力:D

[スキル]

鑑定 火炎魔法MP:自由消費 風魔法MP:自由消費

破滅の光:全MPを消費 アイテムボックス

[Eランク、イメージとしては才能が感じられない、

ヘナチョコ、見てて恥ずかしい、諦めて他の物を

伸ばした方が絶対良いレベル]

サナダ「さて、存在改竄ではじめからこの

ステータスだった事にして…」

※ヨシ!

(強制精神安定が発動した)

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