第4話結果①

「俺が、負けただと…」

「私の勝ちだね。航大はスキルの設定が雑だったみたい。」

普通にゲラだったのもあるが、七星が本気で笑かしにかかり、俺が屈したのも敗因の1つだった。

「お前ら、ご苦労だったな。勝った者も入れば負けた者もいるだろう。さて、これから暫定的ではあるが、等級の評価を行う。」

「ついにきたね。」

「まぁ、0等級は流石に無いだろうな。俺も一応頑張ったし。」

スキルの使い方自体は間違ってなかったと思う。

「一ノ瀬七星、3等級。そして、湊航大。お前の等級は0だ。」

「なんだと……。最…弱…。」

「湊、0等級じゃん笑。」

「うっせ」

こうして、1年3組の中で唯一の0等級となった。




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最弱主人公の成り上がり @Resin0412

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