説明の入れ方は難しいですよね。
私もずっと悩んでいます。
異世界ファンタジーだと、一から世界観をわかってもらったうえに、面白いと思ってもらわなくてはならないので、大変だろうなあ、と思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。だからナーロッパの方が都合がいいし、テンプレが流行るんだと思います。一読者になって見てみると、やっぱり独自の世界観は序盤がきつくて、そこを乗り越えるとだんだん面白くなっていきます。
歴史ものも説明が難しいですよね。中には歴史を知っているのが前提で書かれたものもありますが、歴史を知らない人にもわかるようにとなると、途端に難易度が跳ね上がるんだろうなと感じました。
編集済
小説の世界観の説明、確かに難しいですよね💦
私の場合、異世界ファンタジーを執筆する時は大抵ゲーム画面をイメージしています。あれこそ地の文がなく、正にモブがどんどん説明していくパターンなんですよね💦
プロローグで一通りサラッと説明して、その後意外性ありなインパクトを持ってきて、引き込む———感じです💦
とはいえ、私も今回の作品出して思ったのは、万人受けじゃなくてコアを狙った方が結果的に読まれる……でした。
それこそ前に読みやすさ重視で、地の文を簡略化、会話重視で書いていたんですが、結果的にそこそこ……PV1万……うん、敢闘賞って結果でした💦
書籍とWebでと私も思っていたけど、今は書籍作品も電子の世界。
結局大差ない時代になってしまったんですよね💦
そうなると自分の書きたい世界観、文体で書いて自分を好んでくれる読者に届けるになるんですよね。
あとはメリハリ、説明の場面ではその空気感を出して読者に【ココ重要!テストに出るよ!】並にアピールが、【サラッと読み流しでもいいですよー(ただし、私は説明しましたからねー)】でいくか(笑)
あとは大事な情報だけはちょこちょこ出す。
———ですね。
ただ自分の描くファンタジーがそこまで設定が深くないからまかり通っているだけかもしれないですが💦
こればかりは何度も試行錯誤で行くしかないかもしれないですね💦
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ゲーム画面というと、だいたい俗にいうナーロッパのイメージですよね。多分、なにも説明しなかったら読者の多くは勝手にナーロッパをイメージすると思います。なので異なる部分は説明しないといけないのかなと。
RPGゲームでいうと、視覚情報に関しては画面(CGなど)で、世界のルールや世界情勢に関しては登場人物や、村人(モブ)のセリフから表現していますよね。小説には視覚情報がありませんから、そこは地の文(情景描写)で説明する必要があるのかなと思います。そうすると、キャラクターのセリフで説明ができるのは、世界のルール的な部分になるかと思います。私が悩んでいるのは、まさにここです。
ゲームのようにセリフだけで自然に説明できればいいんですけど、すごく難しいですね。日を空けて読むと会話の流れが不自然に感じられてしまう。
そのジャンルが大好きという人はいますからね。コアな内容にするとその人たちから支持される。特にカクヨムではNTRジャンルはファンが多いみたいです。あと、これはなろうの話ですが、コアなジャンルを選ぶと熱狂的に支持され感想もたくさんもらえますが、コアゆえに母数が少なく伸び悩むようです。つまり、コア層を狙うというのはデメリットもあるのです。その点、NTRというジャンルは母数が多いですから、良いとこ取りをしているのではないでしょうか。
商業という観点から見た場合、売れたものが大正義ですからね。だから売れるのであれば、電子書籍だろうと何だろうと何でもいいと思いますよ。まぁ売れるからという理由で、なろう系の小説も片っ端から書籍化されたんですけどね……
一度書いたからOKとやると、読者からツッコまれた時は、ここに書いてますよーで通せるんですけど、無言のままブラバされるとその機会さえないという。
あと、これもエッセイとして裏面に書いてるんですけど、いくつも平行して読んでると、他の小説と設定は混ざるし、伏線も忘れちゃうんですよ。だからWEBでは頑張って伏線を置いても効果は薄いのかなと。色々な作品のコメント欄も見てきましたけど、伏線に気付かず怒ってる人、結構いました。頭空っぽにしてサクッと読める小説が好まれるのも、この辺りに理由がありそうです。
そうですよね。試行錯誤してバランスを探すしかないですよね。
ここまで読みました。
とても面白かったです。
Web小説を書く人なら誰でも抱えるような悩みを、分かりやすくユーモアを交えながら書きつつ、小説を書く際の指南書のような内容もありつつ。
カクヨムでは注目の作品に載るのがやはりPVを稼ぐ上で一番大事なのかなと思います。
もちろん内容や書き方、タイトルなんかもそうですが、まず人の目に触れてくれないことにはどうしようもありませんからね。
その点で言えば、カクヨムには誰でも平等に人の目に触れる場所に作品が掲示されるチャンスがあるので、やっぱりこれを活かさない手はないですよね。
僕はもう素直に読者にお願いすることにしました。
「注目の作品に載りたいから星をくれ!」と。
実際にこれで星がもらえてるかどうかはわかりませんが、貰えたらラッキー!みたいな感じです。
後は結局は運なのかな、という気もします。
ともかく、頑張ってください。
僕みたいな気分で書いている人間からはなかなか「お互い頑張りましょう!」とは言いづらいですが、草葉の陰から声援を送らせていただきます。
応援しています!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ユーモアありましたかw ありがとうございます。
WEB小説ではなく、小説を書きたい人ほどギャップに苦しむと思うんですよね。あと、指南書のような内容が含まれているのは、初心者の方が読んでいるとわかったからです。なので、当たり前だと省略せずに書くようにしました。
そうなんですよね。人目に触れる――露出するかしないかで全然違います。
小説家になろうでは、不正なランキング打ち上げが問題になったことがあります。あれをやると、露出がすごく増えるので、面白くない作品でもフォローがかなりつくんですよ。
対して、カクヨムの注目の作品は正攻法であり、ここを攻略するのは正道です。それに露出を増やすための武器としてはかなり強力だと思います。うまく使うことができれば、理論上はフォローが増えやすくなるはずなんです。
正直にいえば、評価のおねだりはかなり抵抗がありました。けれど、やっぱり言わないとくれない人もいるので、プライドを捨ててお願いするべきなのでしょうね。ランキングを目指すならそのぐらいはしないと。
運。そうですね。★を貰うところまでは努力でなんとかなりますが、注目の作品に載るかは運ですからね。仮に載れても時間帯や表示場所によっては、人が流れてこないと思います。
いやいや、そんなことないですよ。私もどちらかといえば、エンジョイ勢ですし。よりよい作品が書けるようにお互い頑張りましょう!
ラノベ(書籍)とWEB小説は違うという意見に、なるほど~と納得してしまいました。求められている情報量が確かに違う感じがします。
書籍だとガッツリ説明が入っていても、没入感があってそれすらも楽しめるのに、WEB小説だとあまり説明が多いと目も頭もなんだか疲れてしまうのは不思議です。私の脳のキャパは同じなのに……。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
一応補足ですが、一般的なラノベの定義からすると、WEB発の小説も含まれているかとは思いますが、ここでは区別するため、ラノベ=公募で賞を取って書籍化されたものとして語っています。
そうなんですよ。不思議なんですよね。
おっしゃるとおり、書籍だとガッツリ説明が入っても(作家の文章力が優れているというのもありますが)没入感があって説明も含めて楽しめるのに、WEBだと逆にうんざりしてしまう。
考えられる原因としては、
①縦書きと横書きの差
②スクリーンを集中して見ることの目疲れ
などになるのでしょうか。
あと情景描写やなんかも、書籍では雰囲気が出て楽しめるのに対して、WEBだと冗長に感じてしまうことがあります。
コメント頂いた中に「情報量」という単語があって、なるほどと思いました。情景描写も情報ですもんね。
地の文だと、しっかり書けるけれども、読む方は疲れる気がします。
章が進んで、徐々に主人公の活動範囲が広がっていき、より広い世界が見えてくる、という形で、世界観がより詳しく説明されていくと、その時その時の地の文での説明は減らせるのではないか、と考えています(本好きの下剋上などはこういう感じだと考えています)。
また、地の文ではなく、登場人物たちの対話で、その世界観が伝わるようにすると、地の文での説明は減らせるとは思います。
ただし、説明的会話になりすぎると違和感がでるので、そのあたりの加減が難しいとは思います(本好きの書籍の方の加筆で、アーレンスバッハで再会したローゼマインとフェルディナンドが歴代ツェントについて語る場面など。あの大先生でも、わずかに違和感を感じてしまう……)。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
本好きの下剋上、大好きですかw
あの作品も、なろうを代表する顔ですよね。
まさにおっしゃるとおりだと思います。私もそれゆえ二章までは設定よりもストーリーを進めることを意識してきました。ただ予定する最終章を見据えると、そろそろ設定説明を交えて読者の認識を統一したいなと思っておりまして。というか今言われて気付いたんですが、世界観の説明はほとんどしてないや! その辺、何も説明しなければ勝手にナーロッパをイメージしてくれるのかなとも思っていたり……
あと、私は地の文で説明しようとすると、アレもコレもと説明したくなる性分で、駄文が並ぶので苦慮しております。
そうなんですよ。まさにそれです。登場人物たちの会話でさりげなく伝えるのが理想。私もこれをやりたいのですが、非常にムズかしい!
さりげなすぎると読者に伝わらない。だけど、ガッツリ説明すると、おっしゃるとおり違和感となる。(しかもその違和感を作者は感じない!)
編集さんの手が入った書籍版でも違和感があるとなると、やっぱりこれは客観視した程度でどうにかなる問題ではないのかもしれないですね。
執筆お疲れ様です。
今回の問題は、誰もが悩む問題だと思います。
ですが、これだけ数多くの作品が毎日生まれているので、楽しくサッと読める事がとても大事なのでしょう。
先日、とっても失礼なことをしましたが、私も火乃玉様の作品で記憶違いがあったので人の事を言えません。忙しい現代人の宿命なのかも……
ですので、今のカクヨムのランキングに乗りたいのならば、個性豊かなキャラと説明不要のテンプレ大盛りで書くのが一番かもしれませんね。
普通の小説を執筆されていて、そこそこ売れている先生がWEB小説に挑戦した結果……全く誰にも読んで貰えず、それを踏まえて勉強した末に、WEBでは何も説明出来なくて辛い、と仰っていたのを思い出しました。
表現豊かな気合いの入った作品になればなるほど、WEBでは総スカンを喰らっているイメージです。数多の良い作品が奥底に埋もれてしまっているこの現状を、とても歯痒く感じる今日この頃です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。サクッと読めるからこそ、余計な説明のいらないテンプレが流行るわけですし。
いえいえ、失礼なんてとんでもない。あれは本文中にも書きましたが、私の書き方が悪かっただけです。しかもWEB小説ってリアルタイムで追ってる時は、一話読んだら時間が空くからなおさらなんですよね。設定説明してもほとんど忘れられる。
少女に抱かれて行く異世界の旅も、序盤に七海がムー太と初対面じゃない伏線をちょいちょい入れてあるんですけど、多分あれ覚えてる人いないと思います。感想で誰も触れないのでw
だから伏線にしても、大袈裟なぐらいで書いた方がいいのかなと。さりげなく入れると気付いてもらえないので……
そうですね。カクヨムのランキングを狙うならおっしゃるとおりかも。今回の挑戦で駄目だった場合は、本気でテンプレを検討しようかな。
そこそこ売れているってことは実力があるんですよね。でも、フィールドが違うから通用しない……WEB作家が書籍化して通用しないのと同じ理屈ですかね。逆バージョンの苦悩ですか……
うーん、やっぱりこの話を聞くと説明しないままぶっぱした方が良さそうに感じてしまいます。どうしようかな。まぁ大した設定ではないのですが、感性の違いを説明するのが難しくて。
なろうの古い作品だと、重厚な本格派のファンタジーでランキング入りとかもあったんですが、最近ではもうめっきり見ないですね……
多くの読者がサクッと読めるものを好んでいますから、そちらに傾倒した結果、一般読者から見た良作が生まれなくなってしまったのかも。なろうで異世界(恋愛)一色となり、ファンタジーの良作が出てこなくなったのと同じ理屈です。
歯がゆいですか。そりゃそうですよね。
長らくWEBに身を置く私でさえ違和感があるのですから、作家を目指しているならなおさらでしょうね。とても難しく根の深い問題です。
編集済
興味深く読みました。
説明回が面白い作品も死ぬほど退屈な作品もありますよね。いち読み手としては、これにはある程度の結論は持っていて「読者の好奇心を引っ掛けるのが上手いかどうか」だと思ってます。
特に追放もざまぁもない、真のスローライフものやグルメものなどでは、この好奇心によるパワーがすごく大きいかと。
よくあるのは主人公が物作りをしながら原理を説明していったり。魔法研究や実験を通して説明したり。
そういうのは新しい情報が出るたびに「それでそれで!どうなるの?!わくわく!」ってなるので楽しいのだと思います。
ダンジョンものなんかにも情報が多いタイプはありますが、それもやっぱり先に進んだらどうなるか、新しい能力を得たらどうなるか、読者は新規情報クレクレ状態になってるので。
好奇心というのは脳科学的には(乱暴に言えば)不確定要素を解決したいという本能です。不確定なことの解決に繋がる新規情報は人間にとって本能的に気持ちの良いものです。
wikipedia や Twitter を見ていたらダラダラ時間が過ぎていた……とかも情報自体が気持ちの良いもの(科学的には報酬であるといいます)だからで「話が進んでるわけじゃないのに読むのを止められないな」という作品はそうした状態に読者を引っ掛けるのがうまいのだと思います。
好奇心の性質上、このロジックはホラーや探索ものなんかとは最高に相性が良いのですが、恋愛ものなんかとは噛み合わせが悪いかもしれません。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
>読者の好奇心を引っ掛けるのが上手いかどうか
これはまさしく、おっしゃる通りだと思います。
私は異世界ファンタジーで一番大事なのはワクワク感だと思っていますが、このワクワク感がある時なら、説明も鬱展開も苦になりません。WEBでは退屈で不要とされる情景描写でさえも、このワクワク感がある時なら、雰囲気を盛り上げるスパイスになりますから。
おそらく超一流作品たちは、このワクワク感の演出がうまいのでしょう。実際、思い返してみて心当たりがあります。
私はスローライフとか物作り系の作品をほとんど読んだことがないのですが、おっしゃられていることはわかります。現代知識チート系の話もロジック的には同じなのでしょうね。
>不確定要素を解決したいという本能
これは大変興味深いお話ですね。わからないことを解決する時に、人間は気持ち良くなるのだと。なるほどなるほど。そうすると、ミステリも該当しそうですね。
ずっとモヤモヤしていたストーリー上の矛盾が、実は伏線だったとわかった時に感じる感動も、このためなのでしょうか。
このロジックをしっかり理解してストーリーに組み込めるようになれば、読者を満足させられるようになるのかもしれませんね。
ジャンルによって求められている色も違いますよね。例えば、気が遠くなるような山盛りの説明であっても、SFジャンルでは歓迎されたりします。SFは設定が本体だ、なんて言う人までいるぐらいですから。ワクワク感の尺度、求められているものが異なるのでしょう。
なんだか視野が広がったような気がします。
貴重なコメントありがとうございました。