底辺の定義とは(第一目標は当然、底辺卒業だよね!)

 カクヨムにおいて、私は紛れもなく底辺でございます。


 では、底辺の定義はどこにあるのか?


 人によってその定義は異なるだろうと思います。★二桁の人は、★三桁あったら底辺じゃないというかもしれないし、★三桁の人は★四桁を見て、自分は底辺だというかもしれません。


 ちなみに私の「少女に抱かれて行く異世界の旅」は、フォロー19、★15なので、私が底辺を名乗っても「それは違うだろ」と否定する人はいないでしょう。それはそれで寂しいことではありますが。


 カクヨム暦が浅いので、カクヨムにおける底辺の定義を知らない私ではありますが、小説家になろうにおいての底辺の定義なら知っています。

 もちろん、これは公式的なものではなく、元は某掲示板で定義されたものでした。それが本家なろうの方にまで影響を与えて、エッセイでその定義を使う人まで現れたのです。その定義とは、


「ブックマーク登録が100件未満なら底辺」


 というものです。

 ブックマークとはカクヨムでいうところのフォローに相当します。


 フォローが100件と聞いて、楽勝じゃんと思いましたか?

 では、このブックマーク100件というボーダーがどれだけ難易度が高いのか。御覧に入れましょう。


 小説家になろうにおいて、私が積極的に活動していたのは2016~2017年ごろになります。ちょうど、2016年代のデータを分析してくださった賢人がいらっしゃいますので、まずは以下のURLをみてみてください。

(※古いデータになります。現在のデータは見つかりませんでした)



―― 参考URL ――

サイト名:小説家になろう

作品タイトル:『小説家になろう』をデータ分析してみた

参考URL:https://ncode.syosetu.com/n5316df/2/

参考にした日付:2023/9/29

――――――――――



 参考URLを開き、記事の丁度真ん中らへんにある「小説の総合評価(各ポイント層の割合)」の表を見てみてください。

 ※面倒な人は開かなくてもいいです。こちらで説明します。


 多分、ちんぷんかんぷんだと思うのでポイントについて説明しますね。

 小説家になろうでは、ブックマーク1件につき2ポイント貰うことができます。そして評価(★)が五段階評価の「最大星5(★★★★★)」となり、★一つにつき2ポイント、最大評価で10ポイント入ります。


 つまり、ブックマーク100件というのは200ポイントに相当します。そして100人中5人がMAX評価した場合のポイントは250ポイント。つまり、ブックマークが100件ある人は、だいたい250ポイントぐらいあると考えてください。


 で、表の250~499ポイントの欄を見てみてください。1.71%と書いてありますよね。そこから250ポイント以上の割合を全部合計すると……


 5.47%となります。これがブックマーク100件以上の作品の割合です。


 どうでしょうか。思っていたよりも難易度高くありませんか?

 しかもこれ、テンプレ作品を含めた数字ですからね。非テンプレの突破率はさらに下がるはずです。


 私が活動していた2016~2017年頃は、コンテストに出した作品が受賞できる最低ラインは、非テンプレならブックマークが3桁以上とされていました。つまり、ブックマーク100件は、ワンチャン書籍化を狙えるラインなのです。

(現在の基準は知りません。あくまで当時、受賞例がいくつかあったという話です)


 もっとも、複数作品書いている人がほとんどでしょうから、底辺の割合が単純に95%となるわけではありません。二作品書いて、片方はブクマ100を達成しているかもしれませんからね。


 しかし、おそらく8~9割はブクマ100未満の底辺なのではないかと思われます。


 備考:

 ①小説家になろうは読者の評価が辛口です。ブクマ100でも評価が3~4人というケースがありえます。(私の処女作がこれでした)

 ②多分、この中には短編も含まれていると思います。長編だけでデータを集計した場合、数値が変わる可能性があります。

 ③2016年代から先、小説家になろうは更なる発展を遂げました。読者数も増えたでしょうから、現在はもう少し緩くなっているかもしれません。




 そして、


 カクヨムでは底辺の私ですが、一応、小説家になろうでは底辺を卒業しています。


 当時、処女作がまったく相手にされなかったことに腹が立って、底辺を卒業するまで書き続けてやる! とひたすら書き続けた結果、


 第一章完結(10万文字)ブクマ7件。


 これが、


 第二章完結(36万文字)でブクマ108件。


 こうなりました。意地の勝利です。


 第一章完結(10万文字)時点でブクマ7件という悲惨な結果からもわかるように、序盤に神話級のブラバポイントが存在しました。魔王も真っ青なやつです。なにせプロローグがポエム(よくわからん自己満足なシーン)でしたからね。


 それでも、あらすじとタグに読者が好みそうな要素を取り入れ、更に読者の望む展開(主人公を持ち上げる展開)を意識したところ、ブクマがちょくちょくつくようになりました。ブクマがつく筋道さえできれば、あとは話数を重ねていけば自動的に底辺卒業へと至るのです。

(なお、意地になっていたのでポエムは修正しなかった模様)


 つまり、努力すれば必ず底辺は卒業できる! ということです。


 私はカクヨムでも底辺を卒業するつもりでいます。

 このたぎる闘志は、今最高に燃えたぎっています。


 ところで、カクヨムの底辺の定義ってなんですか?

 誰か詳しい方いたら、教えてください。


 某掲示板を覗いたら書籍化されていない作者は底辺だ、などと書かれていました。


 論外です。


 他にはありませんか?


 そういえば、★が1000以下は底辺だとも書かれていました。


 私の目標は、異世界ファンタジーランキングの100位以内に入ることです。

 この★1000って数字、ランキングに入るより難しくないですか?


 ものは相談なんですが。★100ぐらいにまけてはもらえませんかね。

 遠すぎて闘志が燃え尽きてしまいそうです。

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