もう、どんだけなろう読者はストレス展開に弱いんだ。
そんなんじゃ、たくさん人が死んで、下手したら主人公まで死んで、死んだら復活しない歴史小説なんて読めないぞ。
あ、それで人気がないんだ。
だから魔法であっさり治療できたり、チートで無敵な話が好きなんだね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。一般書籍に慣れていれば、多少のストレス展開なら作品のスパイスに感じるんですけどね。
ただ、素人が書いている小説がほとんどですから、鬱展開だけが続いてそのまま何もなく終わりとか。もしくは、そのままエタって終わりなどのパターンも数多くありまして。流石に鬱展開のままブチっと物語を切られるのは私でも嫌ですから、忌避する気持ちもわからんではないです。
>あ、それで人気がないんだ
あ、そこに気付いてしまうとは……
というのは冗談で。基本的に明るい雰囲気ですし、今のところ鬱展開もないですから、どちらかというとジャンルの問題があるのかもしれませんね。
ここまで一気に読ませて頂きました。ここで言いたい事などを纏めて書かせて頂きます。
失礼とは思いますが、筆者さまと自分はとても似た考えを持っているなぁと感じました。
自分で描いた作品って面白いですよね。だって、自分が面白いと思っているものを詰め込んでいるのですから。
自分も客観的な物の見方を研究したり、流行りや傾向、テンプレを勉強したり、作者が書きたい物と読者が読みたい物のギャップに苦しんだりしています。
タイトルに関しても、最近書いた作品はプライドを捨ててなっがいの付けようとしたのですが、恥ずかしかったので結局短めにしました。次作は、主人公やキャラの性格、属性を表に出したキャッチーな長めのタイトルにする予定です。プライド捨てます。
物書きで成功したいのなら、書きたい物を書くのではなく、読み手が読みたい物を書くことだと思っています。どれだけ自分の作品がいいなと思っても、評価と価値を決めるのは他人です。自分ではないです。だから私も、筆者様と同じ様に、柔軟な考えを持って精進していきたいと思います。
今はカクヨムコンや公募の作品などを合わせて7作品ほど執筆していて中々に他の作家様の作品を読む暇がありません。なので、いつとはお約束できませんが、時間があれば筆者様の作品を読ませて頂こうと思います。
お互い、試行錯誤しながら頑張りましょう。応援しております。長文失礼しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
こんなに力の入ったコメント……ありがたい限りでございます。書いた甲斐がありました。
文章全体から小説への情熱が伝わってきました。もしかして自作品のことを子供のように愛おしく感じたりしますか? 私はそうなのですが、もしかしたら同じかもしれないと思いました。特に力をこめて書いた長編は愛おしいのです。
>ギャップに苦しんだりしています。
やっぱりみんな、同じところで悩みますよね。稀に天才が簡素なタイトルで頂点を取るのを見ると、憧れ、自分もそうなりたいと思いますが、あれは選ばれし者だけに許された王座であります。凡人が同じところへ行こうとするなら、何かを犠牲にするしかないでしょうね。
ただ、書きたい要素をまったく入れないというのは危険だと思うのです。何が面白いのかわからなくなってしまう。霧の中を歩くような。そんな状態になってしまわないか心配です。もしかすると、それはスランプの引き金になってしまうかもしれません。無理をされないようご自愛ください。
>恥ずかしかったので結局短めにしました
めっちゃわかります! というか私もまだ正式に発表してないですからね!? ここで先に恥をさらしただけでw
>物書きで成功したいのなら
多分ですね、目標が違うと思います!
みなみのねこ様はおそらく書籍化を果たし、プロになりたいのだろうと思います。しかし私は、悲願であるランキングに入りたい! 具体的にいうとファンタジーランキングの100位以内です。もちろん、達成したら次へとなるでしょうけれど、成功するビジョンは見えませんw
>カクヨムコンや公募の作品などを合わせて7作品
すごい! すごすぎる! 七ァ!? いやいやいや、70万字ってすごいですよ。しかも作品ごとに、ゼロから書くわけですから、単純に70万書くのとはわけが違うはずです。大変苦労されていることと思います。私の情熱が10だとしたら、100ぐらいあるのではないでしょうか。
>時間があれば筆者様の作品を読ませて頂こうと思います
いや、無理はしないでください! 倒れちゃいますよ!?
それに無理に読んでがっかりでもされた日には、私の方が倒れちゃいますし!
>お互い、試行錯誤しながら頑張りましょう。応援しております。
はい、お互い試行錯誤しながら頑張っていきましょう!
みなみのねこ様の努力が報われますよう祈っております。
編集済
テンプラ……昔は良くナンバープレ……と、この話は置いておきまして、自身の作品の癖もあり、少し気になり調べてしまいました。
要約すると、元はメッキ加工された製品を、天ぷら(外見は衣、中身は別物)と比喩し”偽物”と表現したようです。
蛇足文失礼しました。
話は変わりまして”ストレス”についてですが、やはり、今の時代はストレスフリーな作品がトレンドになりますよね。
昨今では、売れ筋のバトルモノやスポーツ漫画ですら”修行”や”特訓”の描写は省かれる事が多くなった気がします。
”過程”よりも”結果”という考えが如実に表れているのか、逆に、そういう世の中だからこそ息抜きとしている物語の中にまで、苦労話を持ち出されたく無いという気持ちの現れなのか……。
当然、物語が娯楽として存在する以上は、それも正解だとは思っております。
とはいえ、そこに傾倒出来ない自分も居ます。
考えさせられました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
テンプラ調べて頂いたんですね。
はい、そこから転じて、外見はテンプレ、中身はテンプレ外しという意味合いも含めて、WEB小説界隈では使われていたようです。一見するとテンプレに見えるが、テンプレとして重要な肝(面白い部分)が欠けている。だからそれはテンプラ(偽物)だ。本来の意味も、言葉の響きも綺麗に一致しています。
そうですね。ストレス展開は敬遠されがちなんですよね。
程よいストレスはのちのカタルシスを引き立てるスパイスになるんですが、WEBではブラバされるのでそこまで辿り着いて貰えない。書籍だと購入した以上は最後まで読んで貰えるので、WEBの場合はその構造に問題があるとも言えそうです。
これは私が小説を書き始めた頃(8年前)から言われていたことなんですけど、素人が書いている小説なのでカタルシスまでうまく繋げてくれる作品はほとんどないんですよね。つまり、ストレスを与えられっぱなしで終わる。もしくはエタる。読者の気持ちになってみれば、確かにこれは堪ったもんじゃありません。
まぁでも、なんの苦労もしないで結果だけ手に入れてもつまらないだろう、とは私も思ってしまいます。だから戦闘描写では一方通行にならないように描写するわけですが、これはWEB読者のウケは良くないでしょうね。
ただ、苦戦させても人気のある作品はあるので絶対ではないと思います。要は見せ方が大事なのであって、そのハードルが高いだけかと。
ラノベはもちろん、文芸作品でさえ娯楽を追求したものですからね。ただ娯楽を追求した文芸作品でさえ、WEBではほとんど読まれません。というかラノベの形式でさえ、あまり読まれません。これは今回のカクヨムコンの作品を読んでいても痛いほど感じています。人気がなくても”面白い”作品はありました。
なので私としては、WEB色の強いカクヨムコンで落選したとしても、ただそれだけで”つまらない”と断じるのは早計だ、と言いたい。公平に判断してもらえる公募が、一番悔いも残らないのかなぁと思います。