応援コメント

第84話 理想の主人」への応援コメント

  • 既に力を持っている高い階級の龍人だと現状を変えがたく、一緒に旗揚げするから理想を共有しやすい若者だと……力が不足するのかな。
    その点、麒翔は無知ゆえの優しさでも、それを貫ける強さを持っている。
    無知というか、はぐれ龍人である麒翔ママの教育も大いに関わっていそうですが(笑)
    公主様にとって麒翔は理想的な主人だったという事ですね!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    はい、そうなんです。
    上院生は奴隷を持つことは当たり前だと考えている。
    下院生は弱肉強食が基本で、弱者を救済するという思考がない。

    だから、麒翔や公主様みたいに考えられる龍人は稀です。と言っても、桜華もそのタイプですし、なんだかんだで紅蘭もこっち側ですから、同じような考え方の人が集まっているのかもしれません。

    まさにおっしゃるとおりで、麒翔は龍人社会に染まっていない(無知)なのですよね。麒翔ママの教育もその通りですし、人間社会で育ったその環境が彼の価値観に大きな影響を与えています。加えて、アリスを助けようとしていたぐらいですから、麒翔は優しいし、一度決めたらやるタイプであります(´ω`)

    公主様は理想の主人を見つけちゃったんですね(´ω`)

    編集済
  • おおおぉっ(´・∞・`*)このエピソード、いいですね

    麒翔のいいとこ、黒陽さんはちゃんとわかってるんですよねえ(´・∞・`*)

    そして、最近ちょっと、「麒×紅がイイ流れ?」って感じでしたけど、
    やはり紅蘭の心は、どこまでも黒陽さんのもの、なのですね ”(´ー∞ー`*)先は未知数ですけど

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私もこのエピソードが四章(前編)で一番好きなんですよ。ありがとうございます。

    公主様は麒翔に何も助言をしませんでしたが、そんなものは不要だとわかっていたんですよね。だから信じてたただ待つことにした。

    紅蘭にとっては十年続けた片思いですから、そう簡単には覆らないかなぁとw
    お姉様の次、というポジションは変わらないけれど、でも一番と二番の差は縮まったかもしれませんね。紅蘭の態度も(わかりにくいですが)変わってくるかもしれません。

  • 龍人の歴史において、麒翔のような思想ってどれくらい存在してたり、認知されてたんだろう。
    主流になってないってことは、けして多数派にはなれなかったということなんだろうけど。
    龍人の思想史みたいなのも興味深いですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    うーん、どのぐらいというと難しいですね。麒翔は龍人社会の思想に染まっていなくて、純粋な人間の感性のまま動いた結果なんですよね。かつ、龍人としての群れを守ろうとする本能も手伝っていると思われます。

    対して純血の龍人となると、より稀有なケースになるのかなぁという気はします。社会的な常識に縛られず、かつ、利(奴隷)を捨てなければならない。なかなか多数派になるのは難しそうです。

    黒煉(龍皇)が同じような方針を取っているのですけど、龍人族のトップを取っていてさえも、その辺りの常識を覆すには至っていないのが現状でしょうか。

    これを書いていて、黒煉が今の思想になるきっかけが何だったのか。書いた方がいいのかなぁとふと思いました。

  • 良い話……だけど、あれ、待って? その性質のまま翔ちゃんの群れが大きくなったら、どこかで龍皇様を正面から乗り越えなくてはいけない流れでは(汗

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    えーと、私の解釈が間違っていたら見当外れの事を言うかもしれませんが、許してくださいね。

    龍皇陛下は基本的に奴隷は持たず、はぐれでさえも姫位を与えて保護する方針を取っています。公主様の提唱する「力ある龍人の義務」は、この父親の方針に大きく影響を受けているのですね。麒翔の考え方は全く同じではないですけど、方向性としては同じなので、今のところは敵対することはないかなと思います。

    ただもしも、奴隷制度を変えようとするのであれば、龍皇陛下を乗り越える必要が出てきます。なぜなら、龍皇陛下でさえも、龍人族の常識を変えるところまでは踏み込めていないからです。

    あと群れが大きくなって縄張りを侵犯することになれば、戦争になる可能性はあります。(公主様は回避する方向で動くと思います)

  • いいお話ですね〜

    公主様は無表情じゃないですか。無表情だからこそ、時折垣間見えるポンコツぶりがすごく可愛いんですけど、いつだったか、どうして麒翔くんにそこまで惚れているんだろう、と思ったことがありました。

    でも、こうして紅蘭さんの話を聞くと、ピースが合わさる感じですね。
    そうだったのか! と。
    紅蘭さんも今回、そうだったみたいですね。

    今までは大切なお姉さまの意向だからと動いていた紅蘭さん。
    でも、麒翔くんを理解した今、彼女は少し変わるのかな。それとも表面上は変わらず? 楽しみです♡

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おお……やっぱり疑問に思われていましたか。
    普段は無表情な公主様。笑う時も微笑を浮かべることが多いです。(麒翔に愛を叫ばれた時は満足そうな顔をしていましたが)
    そんな彼女が咳き込むほど笑っていたのは似つかわしくない……では、それはなぜかって話でした。

    一応、龍人女子の恋愛条件である「自分よりも強い男」というのは麒翔しか満たせていないので、選択肢としては他にない状態です。ただその条件を踏まえた上で、自分の理想を叶えてくれる男だと思ったので、より一層惚れてしまったものと思われます。

    ピースが合わさる感覚ありましたか!
    良かった、嬉しいです。

    はい、おっしゃるとおりです。
    今までの紅蘭は義務的に群れに入ろうとしていました。キスはしたくないけど、キスしなければならない、と。だからカオスな状況が生まれたわけですが……w

    紅蘭にも何か変化が起こるのかも……しれませんね!
    楽しみとのこと、ありがとうございます。

  • 執筆お疲れ様です。

    こんな事を言っては失礼なのかもしれませんが、ランキングを気にしなくなってからの火乃玉様の筆は乗っている気がします。

    WEBの読者をあまり気にせず、書きたい物を書く。そんな楽しんでいる気持ちが文章から溢れ出ています。

    それが今回の紅蘭の回想と後の麒翔との会話にも出ていると思いました。とても読みごたえがあって楽しい時間でした。

    紅蘭の記憶と麒翔の思い出で語られる黒陽の想い。素敵な演出だと思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おお……見抜かれてしまいましたか。
    実は83話~84話は私が書きたいままに自由に書いたんですよね。あとで読み返してみた時に、状況がほぼ動いていないのでテンポ損なわれてるやん、とは感じたんですけども(笑)

    一応、読者様に楽しんで頂くことは意識しているのですよ。でもこの回はかなり趣味が出てますよね。王白様同様に私もそう思うし、四章(前編)の中でこの回が一番面白いとさえ思っています。(読者様と温度差はあるかもしれませんが)

    読みごたえありましたか。ありがとうございます。
    多分ここは、紅蘭視点じゃないと表現できなかったと思うんです。楽しんで頂けたのなら、うまくいったのかなぁ?

    この場にいない公主様。彼女の存在を感じ取って頂けたのなら成功だと思います!

  • 公主様との思い出を通じて、麒翔くんの想いが紅蘭ちゃんにしっかりと伝わっていく♪
    やきもちと祝福と、複雑な紅蘭ちゃんだけど、しっかり認めてもっと仲良くなれそう!
    そして麒翔くんはほんとに素敵な男の子だね♪

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    自分より強い男を恋愛対象とする龍人女子。公主様は恋愛対象となる男子を探すだけでも苦労したのですが、ようやく見つけた彼は自分の理想を体現する男だった。

    おっしゃるとおり、紅蘭としては複雑なのですけど、認めてくれそうな雰囲気出てますよね。もしかしたらもっと仲良くなれるかもしれません。ただ尖りに尖っていた紅蘭が丸くなってしまうことに、一抹の寂しさを作者は感じているのでした(笑)

  •  黒陽さんの求める理想「困っている者がいたら手を差し伸べ助けてやる。そんな父上のような度量を持つ男」が、麒翔くんの中にあった。
     これは、惚れてしまいますよね。
     すごく納得できました。

     かつて、その黒陽さんの理想を聞いていた紅蘭ちゃんも、いま、納得してくれたみたいですね。
     もう、やきもちに似た感情で、とりあえず麒翔くんにつっかかっていく、ということはないでしょう。
     これからもふたりの面白い会話は期待しちゃいますが。

     余談ですが。
     ここに立ち寄らせていただいて、やっとまともな文章に出会えた感が強いです。ありがとうございます!
     今日は当たりが悪かったのか、他では「これでいいんかーい?!」というような話やコメントが多く……
     傲慢になるつもりはないんですが、我慢の限界を越えそうだったので、こちらに寄せていただいて、ほっとしました、うううう。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    はい、そうなんです。
    そもそも公主様には相手を選ぶ自由がほとんどなかったのですが、ようやく見つけた相手が自分の理想を体現していた、となれば心酔してしまいますよね。公主様が惚れてしまった理由にご納得いただけて、とても嬉しいです。

    さすが、鋭いですね><
    紅蘭の心酔する姉の理想を体現する男――となると、今までのように敵視することはなくなりそうですよね。そうすると二人の関係は少し変わりそうで、やきもちを焼くことはなくなるのかな? うーん、でもつっかかっていってもらわないと、面白い会話に発展しないのが悩みどころですかねww

    お褒めの言葉、ありがとうございますm(_ _)m
    読者様が納得いく形で書くというのは難しいですよね。読んでいてモヤモヤしちゃう気持ちもよくわかります。本城様は義理堅い方なので、一生懸命義理を果たそうとされているのだと思うのですが、無理をしすぎるとストレスが溜まっちゃうので気を付けてくださいね><

    そんな中、読みに訪れて頂きありがとうございました。少しでも癒しになれたのなら幸いでございますm(_ _)m


  • 編集済

    いい、とてもいい、最終回目前かと思うような公主様の恋心のお話。通勤途中に癒やされました。
    公主様がいかに麒翔に惚れ込んでいったか、複雑な紅蘭の噛み締めるような語り口で伝わってきました。
    恋に落ちたときの公主様とのやり取り、今にして読み返すとなるほどとも思わされそうで、後で読み返したいと思います。

    それにしても公主様のお父上のすごさも見え隠れしていて、この容易ならざる相手とどう関係を築いていくのか楽しみです。


    追記
    ありがとうございます。9話だけ読み返しつもりがほぼ読み返ししてしまいました。
    登場人物の心情がわかってから答え合わせのように読み返すと改めていろいろ見えて味わえるので、好きな作品はよく読み返しています。とても味わい深く読み返せました。

    あと、読み返して気が付きました。ツインテール、、、麒翔と同じくトラウマ負っていたので記憶封印してました。。。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    楽しんで頂けたみたいで何よりですm(_ _)m
    確かに、最終回目前の山場でこのシーンを入れて、そこからクライマックスまで加速していくのもアリでしたね。失敗したか……?w

    >後で読み返し
    麒翔の強大な剣気を目の当たりにし、心を大きく揺さぶられて恋に落ちた。そして夢心地の中にある公主様は、政略結婚という悩みを打ち明けた。するとこの男はなんと駆け落ちしようと持ち掛けてきた――と、9話の裏事情を書くならこんな感じになります。(もしかしたら粗はあるかもしれません)

    公主様の目指すべき理想は、偉大なる父親の影響を強く受けています。もちろん、麒翔と共に作る群れが同じものになるとは限らないのですが、おそらく近しいものになるのではないか、と作者は思っています。

    龍皇陛下がどのような人物なのか。その容易ならざる人物は、四章(前編)で少しだけ出てきますよ!

  • 強きを挫き、弱きを助ける。
    その英雄気質を一目惚れの相手に感じ取ったその瞬間、黒陽公主の目に映る世界の色が一変してしまったのかもしれませんね。
    だからこそ龍人世界の縮図ともいえる上院に麒翔くんを送り込んだのでしょう。
    彼の中に眠る理想に気付かせるために。

    となればやはり麒翔くんは今回も公主様の手のひらの上で転がされていたことになりますね。本当に神がかった聡明さです。ときどきポンコツだけど(笑)

    これでまたこの後の展開がいっそう楽しみになりました。
    続きを心待ちにしております。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    一目惚れし、胸が高鳴ってどうしようもないところに自分の理想を体現する者が現れた。おっしゃるように、目に映る世界の色が一変してしまったのかもしれませんね。

    はい。おっしゃるように、麒翔が上院でこの決断に至ることを公主様は確信していました。ただ公主様は、麒翔がどのような決断をしても受け入れるつもりでいます。桜華に対し「その舞台をどう活用し、そしてどうやって踊るのかは、麒翔自身が決めること」と言っていたのはこのためです。

    上院へ公主様がついて来なかったのは桜華のためなのですが、自分がいなくても麒翔なら大丈夫だと信じていたのだと思います。おっしゃるように、かなり先を見据えて、トータルでプラスになるように公主様は判断しているわけですね。ときどきポンコツなのは仕様です(笑)

    このあとの展開が楽しみとのことありがとうございますm(_ _)m

  • そう考えると、公主様も特殊な思考を持った父に育てられた感じですね!
    龍人族の中では珍しいタイプだったのかな?
    まぁ、人間社会でも色々あるから、龍人族もと考えれば納得ですね!

    そして紅蘭も奴隷と紙一重の立場だったのかと思うと感慨深く思いました。お姉様とは別に、月乃の姿を自分に重ねてみていそうですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    はい、そうなんです。
    公主様も特殊な環境で育っています。嫉妬を悪とする母・烙陽に育てられ、先進的な政策を取る父親の背を見て育ってきました。

    これらの考え方は時代を先取りした先進的なものなので、龍人族の中では珍しいタイプ。異端ですね。ある意味、麒翔がどのような群れを作っていくかのモデルケースが、龍皇の群れというイメージになりますでしょうか。

    奴隷になるかはぐれになるか。紅蘭は後者だったわけですが、一歩間違えれば奴隷だったと考えれば、他人事ではないですよね。もしかしたら、月乃に自分の姿を重ねみていたのかもしれませんね。


  • 編集済

    駆け落ちで笑った黒陽タソのオハナシ
    なんかステキぃ〜♡
    グッ♡っと来てウルっとしちゃったぁ〜!!
    (*´∇`*)

    この頃脊髄反射のコメしか出来なくなってるぅ…
    _:(´ཀ`」 ∠):

    風嘩タソは何処?
    桜華タソもいないし
    (´;Д;`)アタシノヨメトムスメヲプリーズ

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    龍人の常識からすると駆け落ち(人間の街で暮らす)という選択はありえないので、公主様も驚いたでしょうね。ましてやそれが、自分のために提案してくれたのだともなれば……最初は冗談だと思ったのかもしれません。でも、麒翔は本気だった。

    ウルっときて頂けて良かったです。
    私もこの話はお気に入りなので嬉しいですね。週2更新なのに引っ張りすぎた感はありますが……

    風曄タソはもうすぐ出てきますよ。具体的にいうと来週です。
    桜華タソの出番はもっと後ですが、後編でもっと出番が増えると思います。

  • 程よい紅蘭の回想が心地よく読み取れます。
    回想回って書く分量を調節するのがとても難しいと思いますが、サラッとやってのけるのが火乃玉さまの手腕たるもの。

    『力ある龍人の義務』が背景にあったことを周知させる回であり、紅蘭が隠しきれない嫉妬とやるせなさの中、白旗をあげる印象的な回でもありますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    いやぁ、おっしゃるとおりで回想って書くのが難しいですよね。お褒め頂き恐縮なのですが、私は長い回想を書けないという弱点を抱えております。それゆえに短くまとまっている(まとめざるを得ない)と申しますか。今回はその短さが功を奏したようで、うまく伝わったみたいで良かったです。

    はい。姉からの信頼を勝ち取った麒翔に対し、紅蘭は隠し切れない嫉妬とやるせなさがあると思われます。しかし同時に、姉の理想を叶えてくれる男ですからね。複雑な心境の中、白旗を上げることになりました。