編集済
龍人の掟、ハードですねー。
群れが負けたら、メンバーは悲惨な運命をたどるしかないんですね。
群れのリーダーになるには相当な覚悟が必要ですね。
ハーレムウハウハ、なんて喜んでられない感じ。
妃が一人だけの群れを作ることは可能か、との麒翔の発言がありましたが、どうするつもりなんでしょう。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。まさにおっしゃるとおりです。
ハードだし、シビアなんですよね。
群れと群れが殺し合い、優秀な者だけが生き残って子孫を残す。この弱肉強食の理が基本なので、おっしゃるとおり、群れを率いていくには相応の覚悟が必要です。この辺りは麒翔も現実を知ることとなり、本城様と同じような結論に至るかもしれません。
厳しい生存競争を生き抜き、安定させることができて初めてハーレムウハウハを楽しめるかもです。
紅蘭に最後の質問をし、麒翔は何かを決意したようですね。どのような決断を下したのか。そして麒翔は何を考えているのかは次回と次々回で語られます!
執筆お疲れ様です。
やはり、ただでは済ませてくれない。月乃を受け入れると言う事は、龍人族の当たり前を変えていく戦いをする、覚悟が無いとダメそうです。
ただ、意外に龍人族は脳筋と言ったらアレですが、力で示せよ的なのが許される風潮なので、形だけの爵位や後ろ盾が少ない麒翔(黒陽や母親)でも何とか戦う術がありそうですね。宜しい、ならば戦争だ……と言った感じで。
人間社会なら下手すれば、内乱、クーデターと言った事案に発展しそうな感じですが、今後の蒼雪の動向を含めどうなることやら……。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。ただ、蒼絶がどう出てくるかはまだわからないので、懸念があるって感じでしょうか。しかし、龍王のプレッシャーは凄まじく、おっしゃるとおり、龍人族の当たり前を変えていく覚悟が必要かもしれません。
はい。そうなんです。
力こそ正義を地でいく種族なので、逆に力さえ示せれば相手もおいそれとは手を出してこれません。もし蒼絶と敵対することになった場合は、そちらの方へ戦略をシフトすることになるでしょう。(軍師は公主様)
人間社会と違うのは、群れは「主人」を筆頭に一枚岩なので、内部工作は基本的に効きません。しかし一枚岩だからこそ、自分の群れに被害が出るのを嫌がるんですよね。(群れの仲間は、家族も同然なので)
その辺りの心理的な事情が作用して、外交努力へと繋がっています。
最強なのに表に出てこない比古清十郎のような立ち位置にいる母ちゃんに相談するのも有りかな。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
主人公よりも強いジョーカー的な立ち位置のあの師匠ですか。たしかに、ポジションは似ているかもしれませんw
相談して母ちゃんが出てきてしまうと……ん? ん-?
要するに893と同じで舐められんような武力ありゃいいんやろ?(゚д゚)
取り敢えずOHANASHIして和睦できんならブチのめす
それでいいじゃないか(脳筋
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい、だいたいあってます(笑)
例え、龍王に睨まれたとしても、龍王を牽制できるだけの力があれば手を出されません。逆に、龍王をぶちのめせる実力があるのなら、奴隷を解放しろと圧力をかけることも可能です。こちらの実力に応じて、相手の対応も変わるのですが、その辺りは学園にも縮図として表れています。
まさに脳筋的な種族ですねw
編集済
超重要回だった。
紅蘭さんこれまでポンコツな姿しかなかったから理路整然と教える姿に感動。。。公主様が将妃に据えようと考えるのも頷ける。
奴隷とはいえ、あまりの月乃への扱いに蒼雪やっぱ許せないですね。掟で決まっていても品の無さみたいのはありそう。
正妃から奴隷に至る身分制は掟で決まっているんですね。カースト制と違って世襲でないとしても成人までは親の身分で扱われてしまうと。そして脱出できないと。ひどいなー。
掟を決めたのは初代とすると、月乃のような悲劇をなくすにはそこを目指さないとならないのかな。がんばれー。
追記
なるほどー。理解しました。ありがとうございます。
すいません。後ちょっとだけ聴きたくなったので、、、
六妃や武妃は黒錬の群ローカルルールで定められた階級ということなのですね。たしかに、黒錬の群の奴隷というのは見ませんでしたね。六妃とかは掟ではないけどデファクトスタンダードの形でどの群も採用してる感じなんでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい。超重要な設定の説明回です。
紅蘭は幼い頃から公主様と一緒にいて、色々と教えてもらっていますから、そこそこ頭はいいんだと思います。麒翔に対してポンコツになっているのは、キスという難関を乗り越えるために変な自己暗示をかけているのやも。
すみません。
説明に不備があるので補足しますね。
奴隷制度は龍人たちにとっては常識ですが、掟で決まっているわけではないのです。ではなぜ常識なのかというと、貴族(強者)にとって都合がいいからなんですね。多くの貴族が推進しているので、それは常識として機能している。
基本的に弱肉強食なので、強き者が正義。勝てば官軍と申しますが、龍人社会はそれを地でいってる感じです。この辺りの事情は、学園にも縮図として表れているので、あとで少しだけ触れます。
ちなみに掟で決まっているのは「正妃」の地位についてだけです。正妃は掟でその地位が保証されているので、絶対不動の地位なのです。
一方、他の妃は群れ内部のローカルの称号で自由に変更ができ、またそれは身分制度も同様です。つまり、奴隷という身分制度も、「主人」が廃止するといえば廃止できるのです。しかし、他の群れの身分制度には口を出せない、とこういう事情なのです。
なので、掟を覆す必要まではないのでご安心ください。
この辺り、すごくわかりにくいと思います。すみません。
少しでも楽しんで頂けるように補足させて頂きましたm(_ _)m
追記)
はい。六妃や武姫(含む姫位)は黒煉の群れのローカルの称号です。
そして予想されている通り、デファクトスタンダードの形でどの群も採用している形になります。ここをいじる群れはほとんどないと思って頂いて大丈夫です。というかここをフリーダムに変更しまくると、読者様が混乱すると思うので><
ちなみに黒煉の群れでも、奴隷階級はあるのですが実質ゼロだと思っていただいて大丈夫です。これは黒煉の群れ独自の政策によるところなのですが、この辺りは四章(前編)の後半で出てきます。
編集済
そっか、迂闊に奴隷を身請けできないのが龍人族ならではの理由ですね。普通は一族を滅ぼして奴隷にするから、今回みたいなケースが珍しいんですね。
とはいえ、何となく蒼雪からは陰険な雰囲気を感じなかったから「ゲヘヘ、親父に言いつけて叩き潰してやる!」みたいな展開にならない感じがするんですよね……(って、まだ少ししか出てないのに、決めつけか💦意外と二世っぽい考え方もありえるかもしれないのに💦)
いや、異世界ファンタジーって、ある意味自由だけれども、その反面作り込みしていないと薄っぺらい世界観になりますもんね。だけど、それを伝える為にはキチっと描写しなければならないから難しい……。
自分は適当人間だから、このように細かい設定を設けられる火乃玉様を尊敬します✨
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。出ていくのは自由だけど、それを迎え入れる先は余程の覚悟がないと身請けできないんです。
おお……鋭いですね。
蒼雪はプライドが高いので、その手の無様な真似はしないと思います。ただ奴隷に対して冷酷で容赦のない姿勢は、親の(群れの)影響なので、二世っぽい考え方といえば、考え方ですね。では、このまま何事もなく学園生活を送れるのかというと……?
うーん、オリジナルの世界観って書くのが難しいですよね。私はナーロッパ風(かつ現代風)にして、設定だけ独自のものを用いていますが、それでも人間社会と異なる価値観を伝えるのに四苦八苦しています。だからこそわかるのですが、オリジナルの世界観でファンタジーを書くのは本当に難しい。これを実現させている作者さんは本当にすごいと思います。
でも、無理に作り込む必要もないと思いますよ。それこそ異世界ファンタジーは自由なのだから、思いつくままに書くんでもいいと思うんです。気楽にいきましょう(´ω`)
紅蘭さんの解説がスッと入ってくる感じで読みやすかったです。
地の文だけよりも会話形式で展開するとキャラの感情や思考の変化などを織り交ぜられるのでとても自然な感覚で読めました。
すべては最後の麒翔の質問の意図に集約されていくのか。
読者の気持ちを引き立てる上手な繋ぎ方ですね(*'▽'*)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
解説がスッと入ってきましたか。良かったです。
設定が複雑なのできちんと伝わるのか不安だったんですけど、大丈夫そうで安心しました。
そうなんです。地の文だけで説明するとどうにも記憶に残りづらいと思ったので、ストーリーに紐づけた会話形式で説明しました。キャラの感情や思考の変化まで感じ取って頂けたのなら、成功だと思います!
はい。今まで頑なに群れを作ることを拒否してきた麒翔ですが、最後の質問は何やら意味深ですよね。次回とその先の回で、彼が何を決断したのか、そしてどのような心境の変化があったのかに触れていきます。
気持ちが引きたてられたとのこと。ありがとうございます!
なるほど〜めちゃくちゃ分かりやすい説明、ありがとうございます、紅蘭さん。
麒翔くんと一緒に「へえ〜」ってなっちゃいました。
でも、そうなると彼女を群れに入れることはつまり龍王・蒼絶にケンカを売るのと同義になるのですね。龍皇陛下とほとんど変わらない貴族に睨まれたら、たとえ黒陽公主が後ろ盾としてあったとしてもかなりヤバそうです。
けれど麒翔くん、ここで何かを覚悟したようですね。
次回、彼の男気を期待します。
やっぱカッコいいなあ、麒翔くん!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
説明わかりやすかったですか。良かった。設定が特殊だから、伝わるか心配だったんですよね。
その通りです!
月乃を群れに入れると龍王・蒼絶から睨まれる可能性があります。龍王はかなりの実力者なので、龍皇陛下でさえも敵対したくない相手。やばいですね。
ただ、群れの旗揚げは学園卒業時なので、時間はまだある感じですね。仮に龍王と敵対するのであれば、この時間を使って準備を整えねばなりません。(実際に敵対するかは別として)
はい。どうやら麒翔は覚悟を決めたようですね。
カッコいいとのことありがとうございます。
次回、少し場面は飛びますが何を決めたのかはわかると思います。
噛み砕いた説明助かるぅー ”(´・∞・` )家庭教師、紅蘭
そう、ここで相談する男なら黒陽さんはホレてないのさ *(`・∞・´ )器を見せなっ!
でも、蒼雪、あっさり麒翔に月乃ちゃん任せちゃうぐらいなんで、奴隷に関するスタンスの大本であろう蒼雪パパンも、月乃ちゃん自体の件は問題にしない可能性も?(´・∞・` )
結果として喧嘩を売ったかたちになったほうのが、問題になりそうな感じではありますけど、あんがい豪放な方で、「それほどならば、手なずけておいたほうがよかろう! ぶははっ」とか、ならないでしょうか(´・∞・`;)ここは穏便に
作者からの返信
コメントありがとうございます。
実は紅蘭有能説がここにきて出てきた感じでしょうか。設定を説明するのは本当に難しくて、彼女には私も助けられましたw
そう。男ならビシッと決断しないとですよね。
蒼雪からすると、特に月乃に恨みがあったわけでも、執着しているわけでもないので、手放すことに未練はない感じですかね。道具として使っていたけど、欲しいならくれてやるみたいな。
これが問題になるのかどうかですが、問題となるかどうかは先方次第ですね。想像されているシナリオも十分ありえます。もし敵対することになったら、公主様がしっかり対策を練ってくれるでしょう。