応援コメント

第60話 予想外の奇襲」への応援コメント

  •  そしてはぐれは、龍人にとって軽蔑けいべつの対象となる。主人に殉じゅんじて死ぬこともできず、勝者に跪ひざまずき許しを乞うこともできず、わが身可愛さに敗走した無様な女――それが、龍人社会でのはぐれへの評価だった。


    未亡人は寧ろ操を立ててるから敵方に跪くよりも夫に対する忠誠心についてはいい事では?夫もそのまま死んで欲しいとは思わないだろうし、
    そのまま人族の領域に行けば能力的にもやっていけそうだけどね、待遇も今よりずっと良さそう。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    龍人社会は弱肉強食の理があって、勝者が敗者の群れを吸収合併して群れが大きくなっていくんですね。主人を失った時点で、新しい主人に忠誠を誓わなければならないのです。

    んで、確かに戦死した主人からすれば、操を立ててくれるのは良いことなのですが、相手方からしたら自分に従わない女ということになる。また周囲もそれが美徳だとは思ってくれない。そういう価値観の社会だと認識して頂ければなと思います。

    あと、人間社会に逃げ込めばというのは、おっしゃるとおりです。ただ異国の地で暮らそうと考える龍人はよほどの変わり者、奇人の類なんですね。そういえば、人間の都市アルガントで生まれ育った半龍人がいましたっけ。

  • はぐれがこうして拾われるのは、そうとうなレアケースなんでしょうね。
    子どものころの紅蘭はそんな幸運を良くわかってはいなかったんだろうけど、
    世の中というものを知る今となっては、なおさら公主様に忠誠を感じてしまうんだろうな。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    はい。はぐれが拾われるのは、相当レアなケースです。人間社会で例えるなら……犯罪者を部下として使うようなイメージになりますでしょうか。倫理的にも生理的にも受け付けない感覚……?

    烙陽はその辺、革新的な考え方の持ち主のようですね。おっしゃる通り、幼い頃の紅蘭にその自覚はなく、でも青蘭にはあった。だから青蘭は烙陽に心酔していて、その娘の紅蘭は、事情を知るにつれて(母の影響もあり)更に忠誠心を深めたのかもしれませんね。

  • あわわわわ💦
    先生の誰かの姿で現れるとばかり思っていたので、慌ててしまいます。
    まさかここでアリスで出るとは。
    これは非常にまずいですね。
    紅蘭、一匹狼気質が仇になってしまいました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    はい。操れるボディ(アリス)が学園内にある事を知らないので、麒翔にとっても完全に盲点なんですよね。実はとある理由から紅蘭が狙われるのも誤算だったりするのですが、そこは追々ということで……!

    そうなんです。一匹狼気質が災いしました。
    紅蘭にとって学園は家みたいなものなので、外出しているのではなく、家の中を動き回っているという感覚だったりします。

    編集済
  •  紅蘭は、小さなころから、黒陽公主さまに惚れぬいているのですね。
     麒翔がいくら優秀でも、彼女の中で、黒陽公主さまが常に一番。

     そっかー、と納得していたら、いきなり奇襲。
     この少女はエレシア・イクノーシスのボディのひとつかしら?!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    常に紅蘭の一歩先を歩み、導いてくれたのが黒陽公主だった感じですね! 麒翔の優劣は関係なく、また男にも興味がなかったのが彼女なのでした。おっしゃる通り、黒陽公主が一番なのですね。

    すみません。奇襲してきた西方人はアリスです。一応、「終わらない悪夢」の時にチラリと出したのですが、二ヶ月近く前の投稿なので覚えてないですよね。うーん、描写をどこまですればいいのか、やっぱり難しいですね><

  • 龍の子♫しこしこっ♪こしたんたん♩
     エクレア♫しこしこっ♪こしたんたん♩
    タンティママンですわよぉ〜!!
    (((o(*゚▽゚*)o)))

    あらぁ〜糸エ蘭ちゃんピンチぃ〜?
    人族だったら仲間呼ぶんでしょうけどぉ〜
    龍人族で勝気な性格だから呼ばないんだろうなぁ〜
    (;´д`)

    しかしぃ〜糸エ蘭ちゃんの過去は、大変だったのねぇ〜
    あらためてぇ龍人族って過酷な生態よねぇ…
    上位種が出たら一瞬で滅ぶ生態だわぁ…
    ( ゚д゚)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    描写がくどかったので大分削ったんですけど、正面ゲートに警備が詰めていて大分距離があります。ショッピングモールは巨大なので、助けを呼ぶのはちと厳しいかもしれません><
    あるいは逃走するという選択肢もあるかもしれませんが、おっしゃる通り、戦闘民族な上に勝ち気な性格ですからね。まず間違いなく、正面から迎え撃つでしょう。

    はい、過酷です。勝者はすべてを手に入れ、敗者はすべてを失う。というイメージですかね。

    確かに、最強ゆえの生態ですね。
    完全上位の存在がいたら戦いを挑み散っていくことになりますからね。でも、個体によって性格は違うので、もしかすると戦いを避けるような個体が生き残って、温和な種族になるかもしれませんよw

  • 狙われたのは近しい人物!?
    殺人鬼の一手に恐ろしい慣れを感じます。
    情報を握れる相手というのは危険ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    公主様を直接狙ってくれば、尻尾を掴めたんですけどね><
    まさか紅蘭が狙われるとは……

    読者様視点だとアリスの生存は「終わらない悪夢」で知らされているんですけど、麒翔目線だと完全に盲点なのでした~。
    確かに手慣れていますね。もしかすると、以前から闇に紛れて情報を集めていたのかもしれません。どうやら紅蘭も、毎晩ここを訪れているようですので。

  • おおッ!?もしかして紅蘭がエレシアの筐体となってしまったのでしょうか?
    ああ、それならば逃走した女生徒からの襲撃は不可能と考えている麒翔くんにとっては確かに誤算。
    そしてエレシアはそこまで読んでいたということに……恐るべきです。
    でも紅蘭も簡単にやられるとは思えませんね。
    いったいどういうことになってしまうのか。次回も楽しみにしています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    はい。麒翔の誤算はまさにその通りです。

    <以下、ネタバレを回避するため内容を修正しました>
    すみません。容疑者候補が絞られるような書き方をしてしまったので、内容を修正しました。それに伴い、フワフワした書き方になってしまいましたが、ご容赦ください。

    実は、紅蘭が狙われるのも誤算なのですが、それは追々わかってくると思います!

    ああー! コメント頂いてわかったのですが、これめっちゃ説明不足ですね。ここはバックストーリーがあるのですが、種明かしはないので説明させて頂きますね。

    エレシアは乗っ取っているボディの性格を完全トレースしているので、基本的にその人物が取り得ない行動は実行されないんです。だからエレシアは、持ち帰ったアリスを使ってその制約を……という感じですね。もしかすると以前から、アリスを使って夜間に動き回っていたのかもしれません。

    紅蘭も強いのですが、ちと相手が悪いかもしれません><

    編集済