これは名シーン。
なぜ駆け落ちまでして、公主様に恋をさせてあげたいかと自分に問うた結果
今の自分がここにある切っ掛けを作ってくれた人への感謝の言葉が自然にでてくる、という。
麒翔にとっての魂の原点ともいうべき人が公主様で
公主様にとって、けして叶えられない夢だと思っていたその相手が麒翔だった。
いいシチュですねえ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
名シーンとのこと、ありがとうございます!
麒翔は義理堅い性格で、恩を感じたら返したいと考えます。桜華に対してもそうです。なので、決闘とはいっても、恩人である公主様を傷つける真似はできなかった。手加減したまま勝つことは難しかったので、黒龍石を両断してみせたというワケです。
なので、最後の言葉をずっと言いたかったんですね。
はい。お互い運命で結ばれていた……という感じですね。実はこの出会いによって、破滅フラグが回避されるのですが、それはまたいつか……
恋を知らない公主様。それと同時に麒翔の本当の身分を知らない実情。伝説へと繋がる麒翔との叶わない恋を加速させるようで、第三者目線から凄く切ないです。その二つの無知の知を得ている麒翔は言いたいことも言えず、複雑な心境でしょうね。でも、そんなもどかしさも消え失せる程の最後の言葉はとても綺麗でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
すごく深く読み込んで頂けているようで嬉しいです。
おっしゃる通りで、二章もそこがテーマとなっています。身分的な距離もさることながら、二人の心の距離まで離れている。まずは心の方を攻略しなければ、二人が結ばれることはない。
伝わっていない可能性を考慮して、一章終わりに次回予告を入れてあるのですが、刹那様には必要ないですねw
行間まで読んで頂き、光栄であります。
公主さまの潔さや価値観や考えがよくわかりました。
そして、婚姻に関する立場も。
彼女の身分が高くても、気の毒になってきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
伝わるのかどうか不安だったので、ほっと安心できました。ありがとうございます。私視点、本当に見えない部分なのでとても助かります。
公主様は真っ直ぐで一途な人なので、二章以降でその辺を伝えられたらなと思います。
公主様を気にかけてくださり、ありがとうございます!
これからもお付き合い頂けると嬉しいですm(_ _)m
巷でよくみるご都合主義と違って、現実を見ている設定が好きです。
とは言え、この問題をどうやって解決していくのかが楽しみですね!
公主パートになると公主を応援したくなる。推しとしての感情が揺さぶられる!(褒め言葉)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ある程度の理由付けはしないと、自分が納得できなくて書けなくなってしまうんですよー。WEB小説的には、さっさと惚れさせてその先を書くのが正解だとは思うんですけどね。
はい、この問題について麒翔は悩みます。それが二章ですね。
本当は公主様視点がこの後にあったのですが、公主様が何を考えているのかわからない方が面白いかなと思って削ってしまいました。
作者目線、全部が見えてるんで公主様が可愛くて仕方がないんですが、この構成だと桜華が可愛く見えるというのは勉強になりました。とはいえ、公主様も応援して頂けると嬉しいです!
公主ちゃんは、麒翔の成績がドベってコトは知らないの?
タンタンターン♩
タンティママンでぇ〜す
(((o(*゚▽゚*)o)))
アタシぃ麒翔の個人データ全て知ってるから下院で無理を押して模擬試合仕組んだと思ったんだけどぉ…
う〜ん…麒翔がそう思ってるだけかしらぁ?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
成績のことは知らないですね。下院に来たのは、もしかしたら何かの間違えで配属されている生徒がいるかもしれない、という淡い期待の元でって感じです。
この模擬戦と決闘は、公主様に婚約を申し込んでくる貴族の令息たちに、自分に勝てたら婚約を受ける、と宣言したことに由来しています。このエピソードはくどいかと思って没にしたんですけど、あったほうが良かったですかねえ。
自分はこういう考えさせられる物語は苦手なんですが、なぜか引き込まれました、とても素敵なシーンですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
引き込まれたとのお言葉、ありがとうございます。
楽しんで頂けたようで嬉しいです。
私も今読み返してみたのですが、麒翔が男気を発揮しているなぁと感じました。
ただ二章からは、少し雰囲気が変わるのでご期待に沿えるか不安なところはあります。作品の方向性としては、有能な公主様が献身を捧げてくれることで、埋もれていた才能が少しずつ注目されるようになる――というのを目指しています。
今後も楽しんで頂ければ、幸いです。