彼女を守りたい俺は異世界で無双になる4

スーラとの激戦





辺りはシーンとしてウオーカの声が響いた


「師匠、、スーラの奴、出てきませんね、、いないのかな、、」

「カズト、、奴の魔力波動は感じる、、あの城の中にいるよ」

「シン、、魔力探知出来るのか、、」

「えっ、、魔力探知は、上級レベルだよ、、カズトは、もう上級以上のレベルだろう、、」

「えっ、そうなの、、、変化の魔法も出来ないし、、魔力レベルの基準はどうなっているんだ」


すると、、辺りの空気が変わり始めた、、


「、、スーラの奴が出て来るぞ、、シン、

カズト、、注意しろ、、」


禍々しい魔力が辺りを包む、、スーラが現れた、、、

「お前達は勘違いしているだろう、、、私は、逃げたのではない、、私の魔力を増大する魔道具を取りに戻っただけだ、、」


スーラは不気味に笑うと

「私はここでお前達を待っていたのだ、、お前達はここで終わりだ、、、この魔道具と、禁断の魔法書があれば、お前達は恐れるにたらない、、、」


スーラは高笑いで禁断の魔法書の呪文を唱えた、、、


辺りの、大地が揺れて、、土が盛り上がり、

地中から数体のゴーレムが大きな音と共に現れた、、、

「禁断の魔法だ、魔界のゴーレム」

大勢のゴーレムが現れたヤーマンの時とは違う、、、凄い魔力だ、、


ウオーカ達は身構えた、、、


すると、シンが、、、

「ゴーレムなら、サファイア王国の守護神のゴーレムで対応するぞ、、」


シンが、召喚魔法を唱えた、、、

シンの前に大きな守護神ゴーレムが現れた、、

「守護神ゴーレム、、魔動波砲だ、、、」

守護神ゴーレムから電気を帯びた雷撃が放たれ、、3体のゴーレムが崩れ落ちた

「けっこう魔力を使うな、、これで限度かな、、守護神ゴーレム、、戻れ、、」


カズトはうらやましいそうに見ていた

「いいな、、シン、召喚魔法が使えて、、、じゃあ、俺は、、光の火炎剣だ、、」


カズトの手に大きな炎をまとった剣が現れ、

カズトが剣を振りかざすと、、、

激しい炎の塊が、1体のゴーレムを包み、

消した


「えっ、、あんなに大きな炎の塊で、、たった1体しか倒れないの」

「カズト、、もっと魔力を上手く使わないと、、大勢の時は分散魔法じゃ」

「はい、、師匠、、勉強になります」

「しかし、、ヤーマンの時はたいした数じゃなかったのに、スーラの方がレベルが上と言うことか」


魔界のゴーレム達は拓実達や、結界の方に向かって大電撃を放った、、


拓実達は、シールドのお陰で傷ひとつつかないが、爆風は多少きつかった、、


結界の方は全然、平気みたいだ、、、

すると、結界の方から無限大電撃の攻撃魔法が放たれた、、

大きな電撃は3体のゴーレムを倒した、、


「えっ、、結界の方は、女の子しか、いないはずだが、、誰も電撃、攻撃用の魔道具は持ってないはずだが、、、」

「師匠、、最近、タマミとマリンは攻撃魔法が使えるらしいよ」


「えっ、カズト、女の子は、適正がないと魔法書には記載してあるぞ」

「そうだよカズト、、魔道具無しでは無理だよ、、、」

「俺は、多摩美とマリンが、ウィザードの王宮広場で、拓実さんの魔法秘伝書を見て攻撃魔法をやったのを見たんだ」


「えっ、拓実さん、そうなのか、、」

「ああ、、シン、、見たいと言うから、、、どうせ出来ないと言ったけど、、攻撃魔法が発動したよ、、」

「えっ、、俺も、魔法秘伝書を見てみたい」

「シン、、俺も見たいよ」

「シン、カズト、見えても適正やレベルが足らないと発動しないぞ」


「ウオーカ、俺は、魔法秘伝書、全部覚えたし発動したよ、、あとは自分で作るよ」

「拓実、残念だ、、ここに続、魔法秘伝書と、聖なる魔法秘伝書があれば、お前と美幸さんに渡せるはずだったのに、、、大昔ウィザード王国の神殿と共に消滅さえしなければ、、、」

「えっ、、美幸は関係ないだろう、、魔法の世界は今回だけなんだから」

「それは、美幸さんが決めるだろう、、、」

「、、、、、」


結界の中でも、、、


「ねえ、、、マリン、多摩美さん、あなた達どうして魔道具も無しで、攻撃魔法を使えたのよ、、」

「ミール、、わからないよ、、タクミの魔法秘伝書を見て、やったら、出来たよ」

「そうよ、、、才能の差かしら、カズトに負けたくないから、、」


「ミユキ、、本当に、異常だわ、、」

「えっ、アイラ、そうなの、、まだ、魔法の世界は初めてだから、、」

「アイラ、、その内女の子全員、攻撃魔法が使えるようになるわよ、、」

「そうよアイラ、、マリン達と同じように使えるようになるよ、、、」


魔界のゴーレムはまだ十数体残っていた、、


残ったゴーレム達は拓実達に、激しい攻撃をした、、、

「同じ攻撃の繰り返しか、、シールドで全然平気だが、、爆風で魔法攻撃が定まらないぞ、、拓実どうにかしてくれ、、、」


「おい、、それで抵抗は終わりか、、」

スーラはニヤリと笑った、、


拓実は、面倒くさいと、、、

「ウオーカ、一気に残ったゴーレム倒すぞ、、」

拓実は召喚魔法を念じた、、、

「召還魔法、聖騎士軍団アクアの魔法」

「そちらが大勢で来るならこちらも大勢でいかせてもらう」


異空間から銀色の鎧をまとった、十数体の聖騎士達が現れた、、


「ご主人様、、敵は、、」

「ああ、、あのゴーレムを打ち砕け、、」

「おい、、ゴーレムを倒すぞ」


聖騎士達がゴーレムに向かって突撃した、、


「光の槍を放て、、、」


光の槍が輝きだし、、激しい雷撃を帯びた

すると、雷撃は分散するようにゴーレムに放たれた、、、次の瞬間、、、

聖騎士軍団アクアの光の槍の雷撃がゴーレムの核を粉々に打ち砕いた、、、

「おお、、あれだけいた、ゴーレムが、全部消えたぞ、、」


スーラは少し険しい顔になったが、すぐさま次の禁断の魔法を唱えた


「これはどうだ赤い流星群魔法だ、、、」


上空が少し暗くなり、、

空から小さな火の玉が降ってきた、、、


結界の中では、、、

「火の塊がこちらに向かって落ちて来るわ、まずいわね、、ミールさん、この結界で大丈夫ですか、、」

「ええと、、あの魔法の威力は知らないけど、、拓実さんがかけたシールドがあるから結界が壊れても、たぶん大丈夫よね、、」


火の塊が次々と結界に落ちて来た、、、

激しく結界は揺れた


「ミール、、本当に結界は大丈夫なの、、」

「もう、、マリン、、私がわかるわけんしでじょう」


すると、美幸が、、、

「私も結界の魔法をかけるわ」

「えっ、ミユキも魔法使いなの」

「ええ、でも、まだ初心者よ、、、聖なる、無限結界魔法、、、」


美幸の体が輝きだし、、美幸の体の後ろに紋章が現れた、、、体が少し浮くと、更に輝きだし結界は透明のまま分厚くなった、、

そして結界の中は、揺れも音もしなくなった、、、


アイラは驚き、、、

「えっ、、どうして、、高等魔法の証の紋章が現れたの、、ミユキ、あなた魔法は初心者だと言ったじゃない」


ミールは美幸の魔法を新ためて見ると、、、

「本当に凄いわ、全て聖なる魔法が発動してるみたいね、、」

アイラは目を丸くして、、、

「ミユキさん聖なる魔法が使えるの」

「何か、そうみたい、、」

「じゃあ、、聖女なの、、、」

「そうよ、、アイラさん、、美幸さんは聖女なのよ、、、」

「、、、驚いたわ、、伝説の話だと思っていたのに、、、」


火の塊は次から次へと落ちてきた、、

「拓実、、次々と火の塊落ちて来て全部避ける事は出来ないぞ、、シールドは耐えられるのか、、」

「ああ、わかったよ、、神聖魔法、、神の戒め、、、」


拓実達の上空に異空間が現れ、、落ちてきた火の塊を全て飲み込んだ


「おい、、それは、魔法秘伝書には載ってない魔法だぞ、、ワシだって使えないが載ってる魔法は全部見えるぞ、、」

「急に思いついたんだ、、、発動したから、良いだろう、、、」





スーラ、最後の禁断の魔法、、





スーラは焦った、、、

「なんだ、、あいつらは、、全員、最上級レベル以上なのか、、特にあのタクミとか言う奴は、賢者クラス以上の魔法を使っているぞ、、まさか、神聖魔法じゃないよな」


スーラは禁断の魔法書の最後の奥義を思い浮かべて、、


「こうなったら、あの最終奥義を使って奴ら全員、潰してやる、、魔法なんておかまいなしだ、、」


「禁断魔法、、巨大爆風竜変化、、」

スーラがこれが最後と自ら巨大なドラゴンに

化けた、、、



「ワハハハ、、、、、、結界なんてムダだ、この体で踏み潰してやる、お前達はここで終わりだ、、、」


見たこと無いくらいの大きなドラゴンだ、、


巨大爆風竜は激しい爆風を放った

周りの木々はなぎ倒され、、拓実は魔法であわてて分厚い壁を作った、、、、


結界の方は、激しい揺れたが、美幸の魔法で

壊れることもなく、平気だった


「拓実、、あんなに巨大だと、攻撃魔法なんて効かないかも知れないぞ」

「ウオーカさん、あんな巨大な竜は見たことないよ、、」

「シン、、本当だよ、、まるで、怪獣映画を見ている様だよ」

「えっ、、カズト、、怪獣映画ってなんだ」

「あっ、、面倒くさいから聞かないで」


巨大爆風竜は大きな叫び声をあげて、拓実達に向かって来た


「拓実、、このままじゃ、あいつに踏み潰されてしまうぞ、、、あんな巨大な奴避けきれない、、、」


拓実は、巨大と聞いて魔法秘伝書の巨大な者の召喚魔法を思い出した

「そうか、、、大きければいいのか、それならば、、、」


「暗黒の巨人の召還魔法、、」


辺りの景色が消え真っ暗になった

そこに上が見えないくらいの大きな巨人が現れた、、、、

スーラが変化した、爆風竜は驚き動く事が出来なかった、、、、


ウオーカ達は上空を見上げて、、、

「拓実、、なんだ、あれは、、大きすぎて見えないぞ、、」

「ウオーカさん、空に浮かぶ島国エデンにも手が届くじゃないのか、、」

「いや、シン、夜空に輝く2つの月にも手が届くかも知れないぞ」

「ウオーカさん、それは言いすぎだよ」


「師匠達、、ずいぶん余裕がありますね」

「、、、、カズト、、真剣に言っているんじゃ、、、」


拓実は暗黒の巨人に命令した、、、


「暗黒の巨人、、あの、爆風竜をどうにかしてくれ、、」


「はい、、ご主人様、、封印します」

暗黒の巨人は雄叫びをあげた、、、

スーラが変化した爆風竜は、逃げようと後退りをした、、

すると、巨人はスーラが化けた爆風竜を

大きな手で捕まえて、持っていた大きな袋に閉じ込めた、、、、、爆風竜の悲鳴だけが聞こえた、、


暗黒の巨人は膝まずくと、、拓実に、、

「ご主人様、、こいつは俺が、異空間に持って帰って、二度と異空間から戻れないように封印します」

「ああ、お願いするよ、、」


巨人は消え、辺りは普通の景色に戻った



「おっ、、スーラの魔力波動が消えたぞ、、拓実、、終わったな、、、」

「本当だ、、、スーラの気が消えた、、」

すると、スーラが住みかとしていた、怪しい城が大きな音をたてて崩れた、、


「師匠、、スーラの城が崩れましたよ」

「奴の魔力で建っていたのだろう、、」

「へえ、、建物まで魔法で造れるのか、、魔法って凄いな」

「カズト、、造形魔法はかなり上のレベルだ、、魔法で作るなら小さな武器とか防具などでも上級レベルだぞ、、スーラの奴は賢者レベルと言うわけか、、」


「師匠、、それを倒した拓実さんは、どのレベルなの、、」

「恐ろしくて、言えないぞ」


スーラが封印されたのを確認して、ミール達は結界を解いて拓実達の元に来た、、、

「拓実さん、、終わったのね、、」

「ああ、ミール、、スーラは消えたよ、、」


アイラは深々と拓実達に頭を下げた

「タクミさん、、、本当にありがとうございます、、、」

「アイラ、、もう、スーラは現れる事はないよ、、、」


アイラはニコッと笑顔で、、、

「これで、スプラッシュ国王の人々も救われます」


「美幸、大丈夫だったか、、」

「拓実さん、、凄い体験したわ」

「拓実、、美幸も凄い活躍したんだよ」

「そうよ、、マリンとタマミが一番活躍したけど、、、見た、、、あの、攻撃魔法、、」


「そうだよ、、カズトより多くの敵を倒したのよ、、、」

「うるさい、、多摩美、、偶然だろう」

「才能の差かしら、、」

「、、、、、」


「拓実、、完全に終わったな、、さてと、、スプラッシュの王様もアイラの事が心配だろう、、戻って報告するぞ、、アイラが見届け人だ、、」

「はい、、スーラが封印されたのは見届けました、、、」


「じゃあ、全員いいか、、スプラッシュ王国に戻るぞ、、、、神聖の瞬間移動魔法」

拓実達はスプラッシュ国王に戻った






アイラとの絆、、、





拓実達が異空間から現れると、歓声が起こった、、、

スプラッシュ王国では、、王様や后様、大臣達が待っていた、、、

「アイラ、、無事だったか、、」

「お父様、、スーラはタクミ様が魔法で封印したわ、、もう二度とスプラッシュ王国に現れる事はないわ、、、」


王様、大臣、后様がウオーカ達に頭を下げた


「ウオーカ様、、ウィザードの皆様、ありがとうございました、、このスプラッシュ王国を救って下さって」


すぐにこの事は王都の人々にも知らせた

王都の人々も不安がなくなりほっとしていた


拓実達は王宮に案内された


王宮では歓迎されみんなに勇者扱いされた

少しだけ祝勝の宴が行われたが、拓実は嫌だと言うので、早々とウィザード国王に帰ることになった、、、


アイラは美幸達と別れるのを残念そうにしていた、、


お別れの時、アイラ王女は、、、

「ミユキ、、本当にありがとう、、ミユキがいなければ、大変なことになったわ」

「うんん、、私も、アイラと会わなければ、大変な思いをしたわ、、本当にアイラと出会えて良かったわ、、」

「ごめんなさい、、こんな目に会わせて」

「良いの、、拓実さんの違う一面も見えたし、、充実した日々だったわ」

「そう言ってもらえると、嬉しいわ」

少しの間、女の子達は話をしていた


アイラはふとポツンと呟いた、、、



「あ~あ、、やっと私は帝都クラウドに戻れるわ、、もうすぐ、魔法学院の卒業式だし」


すると、多摩美が、、、

「そう言えば、マリンとシンは帝都クラウドの魔法学院に行っていたのよね、、、」

「そうよ、タマミ、マリンとシンは同じクラスの同級生よ、、えっ、、アイラも帝都クラウドの魔法学院にいたの、、、」


「ええ、、、今年、卒業なのよ、、、」

「同じだよ、、、マリンとシンも今年卒業だもの、、、」

「そうなんだ、、、てっきりしっかりしているから卒業生だと思ったよ、、」

「シン、どう言うこと、、マリンはしっかりしていないって事なの、、、プンプンよ、」

「えっ、、、そんな事いってないよ、、」

「シン、、お前も大変だな、、、」

「カズト、、どう言うことなの、、」

「シン、お前がマリンに説明しろよ」

「、、、、知らない、、、」



「マリンさん、今度、魔法学院で会えるかもね、、」

「アイラ、、よろしくね、、」


アイラが美幸の手をとると、、、、

「またどこかであいたいわ、ミユキとは本当の友達として、、、」

「大好きだよ、、ミユキ、、ありがとう」

「アイラ、私も、、、ありがとう」


拓実は、、瞬間移動魔法を念じた、、、



ウィザード王国、、、、


ウオーカがスプラッシュ王国での出来事を王様達に報告すると、、、


直ちにウィザード王国、王都にその知らせは、伝わり、、王都の民は、スプラッシュ王国との争いが無くなった事に安堵した、、、


王様も、、マリンやシンまで勝手に行った事には反対していたが、、無事、解決した事で安心した、、、


王宮、広間、、、


美幸は、ミールや、マリン、多摩美達と、魔法の世界の事を色々と話をしていたが、、

拓実は、早く、美幸を元の世界に戻したかった、、、、


「ウオーカ、俺は美幸を、自分たちの世界に戻したいから早目に1回帰るぞ、、」

「わかったぞ、、また迎えに行くぞ」

「美幸は今回で終わりだからな、、」

「、、、、お前じゃない、、美幸さんが決めることだ、、、」

ウオーカはニコニコと笑った、、、


拓実は不満そうな顔で魔法を念じた

「異世界転移魔法、、、」

ウィザード王国、王宮広間には白い霧の様な物が漂った、、、





拓実達の世界、、、




拓実の部屋の空間が歪んで、、異空間から拓実達は現れた、、、

拓実はすぐに部屋の時計を見た、やはり、時間も日にちも進んでいない、、


部屋の中を見て、美幸が、、、

「これって拓実さんの部屋よね」

「ああ、、そうだよ、、いつも、こうやって帰って来るんだ、向こうでは魔法が使えるけど、、この世界では、魔力があっても魔法は使えない、だから帰る時だけ異世界転移魔法を俺が使うんだ、、、行くときはウオーカが迎えに来るから、、、」


美幸は不思議そうに、、、

「この世界でも使えたら便利なのにね、、」

「そうだよ、、美幸、全部拓実が悪いんだから、、魔法はいらないなんて言うから、私達まで巻き込まれたのよ、、、」

「、、、、」


美幸は拓実の部屋の窓から外を見て

「私達帰って来たのね、、、自分達の世界に、、、見覚えのある景色だわ、、本当に不思議な感覚ね、、、全員で同じ夢を見ているみたいな、、、」


多摩美も、そうそうとうなずき、、、

「初めての人はそう思うよね~」

「俺もそう思った、もう帰れないと思っていたから、、、」

「カズトは、気が弱いからよ、、」

「多摩美、、普通はそうだろう、、お前はポジティブ過ぎるんだよ」

「何よ、、こんな不思議な体験、心から楽しまないと損よ、、、」


「俺は美幸を送って行くから、解散だな」

「本当、魔法が使えれば、瞬間移動でお家に

帰れるのに、、本当に拓実のせいだよ、、」

「多摩美、、しつこいぞ、、」



美幸はまだ夢心地だった、、、

「私も凄い体験したわ、魔法って凄い」

「気持ちいいわよ、スカッとするでしょう」

「でも、この世界では、使えないのよねー」

「そうなのね、、」


多摩美は冗談で言った、、、

「美幸、、魔法をやってみて、、全然、発動しないから、、」


美幸が結界の魔法を念じたすると、手のひらに小さな光の渦がができ、透明な膜の様なものが出来た、、


多摩美は驚いて見ていた

「えっどうして小さいけど、魔法が使えてるよね、、、」

「いいな、、どうして美幸は、魔法が使えるの、、、あっ、、ウオーカだ、、まだ魔法秘伝書に美幸の事、記載してないんだ」


「そうなのね、、、、でもこれじゃ使えないわ、、この世界ではかなり魔力がいるのね、補う魔力があるものが少ないのね、、今ので、魔力がかなり減った感じがするわ」

「美幸、、魔石があれば、魔力を補う事が出来るわ、、魔力があるものはこの世界に持って帰れるのよ」

「じゃあ今度、持って来ようかしら、、」


拓実は美幸に向かって話した、、、

「美幸はもう、必要ないだろう、、、二度と魔法の世界には行かないから」


美幸は、拓実にお願いする様に、、、

「拓実さん、、私はまた、魔法の世界に行きたいわ、、だって、新しいお友達や仲間が出来たし、、」

「美幸、、俺は、美幸に危ない目に会って欲しくないんだ、、」


すると、拓実の言葉に多摩美が、、、

「えっ、、拓実、、美幸だけ、、私は危ない目に会っても良いのかしら、、」

「多摩美、、お前は好きで行っているじゃないか、、、」

「あら、、か弱い女の子なのよ、、、拓実

あんたが、美幸も私も、仲間も全員、一生懸命守れば良いのよ、、それだけよ、、」


「拓実さん、、、いいでしょう、、、私はまたミールさん、マリンさん、アイラと会いたいの、、お願い、、、」


拓実は決心した様に、美幸を見ると

「、、、、ああ、、、わかったよ、、、俺が美幸を二度と危険な目に会わせないように強くなるから、、、絶対、守るよ、、、」

「拓実、、私達もね、、よろしく、、、」

美幸と多摩美はニコニコと笑った


「じゃ解散だ、、ああ、、大変だ、、、、、何か、憂鬱になるよ、、、」


カズトと多摩美はニコニコと笑って帰って行った、、、

外は暗くなったので、拓実は美幸を家まで送った、、、



数日後の夜、又集合になるとは、、、

まったくどれだけ向こうの世界は問題が多いんだ、、、

いくらこの世界と魔法の世界の時間の流れが違うと言っても、いつ休めるの、、、、




END

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彼女を守りたい俺は異世界で無双になる 川崎ヒロト @hajimehiroto

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