喀血卓和風伝記シリーズ「羅生門」実卓リプレイ

あとがき 少女愁いて儚く散れど

　―あとがき―

　GMを務めました赤月でございます。

　ここまで長々とリプレイを読んでいただきまして、感謝申し上げます。

　今回は私が大好きなシナリオである、喀血卓ファミキチ様の和風伝記シリーズから「羅生門」を回させていただきました。

　先日、令和5年5月にリプレイ化などに関わるガイダンスが改定され、解禁されましたので、せっかくなのでリプレイ化しました。

　かなり古いシナリオですが、適度にシステマチックかつ適度に一本道でストーリーが分かりやすく、PCがカッコよく立ち回れるシナリオで、GM/PLに関わらずおすすめの一本です。

　興味を持っていただけましたら、ぜひ購入してみてください。

　今回はかなり突発のGM依頼を貰いまして。私の友人であるPL1拓光の中の人から「TRPGがしたい」という話を貰ったのが立卓のきっかけになりました。

　実は今回、セッションを開いている時間がかなり遅く、だいたい午前1時〜5時前後という超深夜卓でして、メンツ選びをかなり迷ったというお話があります。

　深夜帯の時間に都合が付きやすく、かつTRPGに親しみがあり、さらに適度に初心者、という地味に凄まじいハードルを乗り越えて選出されたのが、PL2〜4の3名です。

　かなり無理のあるスケジュールながら、柔軟に対応してくれたPLの4人には、GMより心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました。

　今回、形式は半テキストセッションといって、PL発言や宣言は通話での口頭で行い、PC発言などはオンラインセッションツールのチャットを用いる、というものでした。

　これらのデメリットは、フルボイスセッションよりもやや時間がかかる、という点ですが、それを補って有り余るメリットがあります。

　長くTRPG経験がある人はあまり関係がないのですが、今回は初心者が多いため、ロールプレイに恥を感じて欲しくないと思い、時間を掛けてもしっかりと楽しんで欲しく、半テキスト形式を選択しました。

　チャットでPC同士が会話するため、ドラマチックなセリフや、エモーショナルな素振りをチャットで行えるのです。これはかなり功を奏しました。大成功です。しっかりキャラに入ってくれていました。

　他にもボイスでは出来ない「…。」などの無音表現や心内描写ができ、セッションに色濃く反映されます。

　時間が経っても、ログを見返してどんなことを話したかなどの確認が取りやすく、どんな感情でいたか、なんかのフィードバックもしやすいようで、かなり円滑にシナリオを進行することができました。

　かなり楽しい卓で終わることが出来て、とても嬉しく思います。

　PL会話をかなり端折っているため、あまりそうは見えないかもしれませんが、かなりPL達からの質問や発言も多く、GMとしてやりごたえと幸福感を感じるセッションになりました。やはり、積極的にストーリーに絡もうとしてくれるのはとてもうれしいです。

　最後に、10年以上もTRPGに関わってきていますが、その中でも指折りの楽しい思い出になりました。PLの皆様には、重ねて感謝申し上げます。楽しかったです、ありがとうございました！

GM：赤い月の魔王

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https://www.youtube.com/@AkatukiMaoh/featured

シナリオ：喀血卓和風伝記シリーズ「羅生門」

書籍 https://booth.pm/ja/items/53449

電子版 https://booth.pm/ja/items/4429626

PLの皆様からコメントを頂いていますので、紹介をしようと思います。

最後までお楽しみください。

PC1：東地 拓光 / PL真城 歩（まじろ ある）

　初めまして、東地拓光として参加しておりました真代歩と申します。

　初のTRPGという事で準備段階からドッキドキで、かなり緊張しての卓でした。

　学生時代、クトゥルフ神話TRPGの動画を見て知っていてかなり好きでした。その時からTRPGをやってみたいと思っていましたので、10年越しの夢が叶いました！

　キャラクリの時点でロールが筋肉に寄り、筋肉ゴリラとして東地を作成し、寡黙なキャラクターとしてロールプレイをしていました。

しかし、中盤でまさかの虫嫌いという面が出てきて、虫関係のSAN値チェックはほぼ失敗という謎の現象はとても印象に残りました！

　ストーリーに大きく関わる部分ですが、『東地 拓光』という名前が何故がストーリーを少し回収したのもかなり印象に残っています。

筋肉ゴリラですので、戦闘パートは結構活躍出来たかな？と感じています。

PC1がゴリラなのはどうかとも思っていましたが…(笑)

　何はともあれ！初のTRPGということで東地を始めとする4人のPC、ストーリーの内容は思い出として残り続けると思います！

　最後になりますが、GMやプレイヤーの皆様、そして「羅生門」の作者サークルの「喀血卓」様、楽しい経験をさせていただき、本当にありがとうございました！

また、本リプレイを読んでくださった方も、ありがとうございました！

　我々のプレイ内容を楽しんでいただけていれば、幸いでございます！

　後、ダイスの神様もありがと。かなり助かった。

https://twitter.com/majiro_aru

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PC2：日比金 紫苑 / PL：たそがれ よな

　初心者卓ということで一応経験者枠で参加したものの、CoCの経験は2回ほどしかなく半テキストでは初めてというなかなか初心者寄りでしたが、みんなが積極的に話してくれることと半テキストなので忙しい中でもゆっくりじっくり楽しみながら進めることが出来てとても充実した時間でした

　リプレイを見てくださった方含め、関わってくださったみんなに感謝！

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PC3：轟 六華 / PL：火叫 ミオ（ひたけ みお）

　最後までリプレイを読んでくださった皆様ありがとうございます

　今回、轟 六華として参加させていただきました火叫ミオと申します。

　クトゥルフ神話TRPGは、過去にボイスのみの卓で1時間程度のものを2～3回ほどやらせていただきましたがその時はキャラクターになり切ることができず、自分自身としてストーリーを進めていたのですが、今回は半テキストと言うことで、自分が作った轟六華と言うキャラクターを前面に出しつつストーリーを進めることができ、本当に楽しませていただく事ができました！

　前半は一部以外はダイスの女神様が微笑んでくださり出目が全体の平均としてかなり良いものだったのですが、正念場である終盤ではパーティーの殆どが発狂してしまったりと女神様に弄ばれたりもしましたが、それもまた楽しくロールプレイさせていただき良い思い出となりました！

　最後の土蜘蛛SAN値ロールは、全員が成功という胸熱展開で本当に自分でも胸が高鳴りました！

　卓自体の雰囲気も非常によく、初心者ながらに本当に楽しく遊ばせていただきました。

　ここまで長々と話してしまいましたが、この度はこの様な素敵な卓にお誘い頂きありがとうございました。

　最後まで読んでくださった皆様にも、重ねてお礼申し上げます。

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PC4：大原 蓮 / PL：木兎 ヒカル（ずく ひかる）

　初心者の多い卓だったので比較的経験数の多い自分が引っ張っていかなきゃかも！！と気を張っていたのですが、みんな結構前のめりにガンガン参加してくれたので後方彼氏ヅラでゆったり楽しむことが出来ました。

　元々ド陰キャオタクPCを連れていくつもりだったのが色々あって見た目が大変チャラい男になってしまい、大丈夫かな〜？と思ってましたが結果蓮くんもいいキャラになりましたね。

　初心者卓とは思えないくらいそれぞれのキャラ立ちと役割分担が出来ていて楽しい卓でした。また機会がありましたらよろしくお願いします！

https://twitter.com/zuku_hikaru

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