情けは人のためならず

古 散太

情けは人のためならず

誰かにイジワルをすれば

いつか自分がイジワルを受ける日が来る

どれだけ小さなことでも

かならず自分に戻ってくる

まったく同じことではなくても

そのときつらい体験をした人の心持ちを

味わうときがやってくる


誰かを喜ばせれば

いつか自分が喜ばせてもらう日が来る

どれだけささいなことでも

かならず大きくなって戻ってくる

まったく同じことではなくても

そのとき喜びを体験した人の心持ち

その数倍から数十倍の喜びが戻ってくる


けっして見返りを求めるものではない

それは日常的な思考の在りかた

まず自分が幸せであれば

いつでも誰かを幸せにすることができるということ

誰かを幸せにできれば自分も幸せになるということ

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情けは人のためならず 古 散太 @santafull

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