ここだけの話

地球は傾いている

　地球の自転軸 (これを『地軸』と言います)は、地球の公転軸に対して23.4度傾いています。

　はい、今更な話なのですが…今朝の風景で気になることが有りましたので、ここで取り上げたいと思います。

　今朝は4：30という異例の早起きをしてしまった男。

　男の生息地は九州という日本でも西側に位置する島の『熊本』という所である。

　そう、『くまモン』という全身黒尽くめで紅いホッペがトレードマークの小憎らしい太っちょ着ぐるみが特産の所である。

　そんな西の方にある『熊本』にて、今朝4：30には『夜明け』を迎えていた。

　勿論『日の出』は5：00以降ともう少し先になるのであるが、それにしても明るい…。

　この調子だと、東京などでは3：00頃には空が白み始めるということになるのだろうか？

　一見すると何の変哲もなさそうな話に見えるかも知れないが、この『日の出時間』を考えてみると、日本の緯度が北上したのか？と疑いたくなるのである。

　実際、日の入りを見ても東京が19：00、熊本19：30となっている。

　つまり、熊本に至っては20：00頃までは茜色の空が広がっている計算になるのだ。

　夏至付近であれば日照時間は長くなるものではあるが、春分と秋分 (この日は日照時間と夜の時間が概ね一致する)を基準に考えて頂ければ、ちょ～と極端ではないかということに気づかれるかも知れない。

　では、何が起こったのだろうか？

　実は『地軸の傾きが23.4度ではない』ということである。

　以外に知られていない話なのであるが、『地軸』は固定されているわけではなく、回転するコマが揺らぐように、22度～24度の範囲を行ったり来たりしているようなのだ。

　つまり、『緯度が北上した』というのは、日本列島が北極方面に移動したのではなく、地軸自体の傾きが23.4度よりも大きくなり、結果『緯度が北上した』ような錯覚を起こしたのであろう。

　まぁ、許容の範囲内で地軸が揺れるのは致し方ないとして…今後、地軸の揺れ幅が1度ずつでも広がろうものなら…それはそれは大きな問題になるかも知れませんね。

　はぁ～、『早起きは三文の徳』などと言われますが…変なことが気になって、徳をした気分にはなれませんでした。