缶詰を見て食べ物を痛ませない様に腐食対策の加工を施してあり、表面も蝋か何かで加工しているのではと考えるチャリスさん、缶詰の空き缶ひとつからこういう発想が出来るというのは、金属を扱う鍛冶職人として優秀なのだろうなあと。
迂闊に現世のアイテムをプレゼントしてしまったロランを叱るエリクシル、解らんでもないという、確かにタイムパトロールは過去の世界に干渉してはいけないにも近しい危険性も感じる次第。
そして謎のセンサー反応、ついにゴブリンが来てしまったか?
作者からの返信
お返事遅くなり申し訳ありません。
仰る通り、このチャリスさんなかなかの目を持っています。鍛冶師としての腕前も確かなものなのかもしれません。
缶詰ひとつですが、この世界には存在しない技術で製造されているものですからね。これが衆目にさらされてはどうなるのか予測もつきません。危険性については尤もだと思います。
ここでお邪魔虫ですね。歓迎されない相手でしょうが、一体誰か?
コメントありがとうございました。
想像以上に世界観が作り込まれていて驚きました。
基盤はRPG的な異世界ファンタジーのようにも見えますが、元の世界とは似て非なる文化が広がっているのがSFチックで、わくわくしますね!
私もロランのように、途中でキャパオーバーを起こしそうになったので、必要になったら都度、読み返して理解を深めたいと思います(;´∀`)
間に挟まる飯テロも良きです。お腹空きました笑
しかし、ここまでの流れだと、ロランがエリクシルに頼る部分が大き過ぎる気もしますね……。
何かのきっかけでエリクシルの協力が得られない状況になった時、彼はしっかり主人公らしい活躍ができるのだろうか(; ・`д・´)
作者からの返信
馴染みのありそうなベースもありつつ、テイストが違うのを感じていただけたようで嬉しいです。
科学で発達したロランくんたちの世界と、"魔法"等の超技術で発展した世界で随分違いがありますよね。
私の処女作故に、情報の出し方に問題があり、申し訳なく思います。6章までは補足ノートにておさらいも可能となっています。それ以降はもう少し情報も整理されているかと思います。
飯テロもお褒め下さり感無量です。
kumeharaさんの懸念も尤もです。ロランくんの主人公らしさはこれから……。
コメントありがとうございました。
編集済
誰かが言っておりました。宮崎駿さんのラピュタに登場する飛空石の源はチェレンコフ放射のテクノロジーが用いれているのではと。するとあの「親方空から女の子が!」も空飛ぶ城も千年稼働するロボットも説明がつくと…ひとつの世界にあまり大きな科学の格差があれば。既存の世界で生きる者にはそれは魔法と変わらない。まさに本作がそれで。エリクシルの怒りや不安や懸念は充分に納得が行きます。未開の洞窟に調査に踏み入れる時。余程注意を払わないと生態系が壊れてしまう。まして文明なら尚の事。缶詰の缶からこのダイナミズム…というか跳躍お見事です🍀
作者からの返信
あの青い光、核と関係あるのでしたっけ。ソドムとゴモラを滅ぼした力と考えると、インスピレーションを得ていても可笑しくはなさそうですね。
エリクシルさん、缶から飛躍した技術に対する懸念を示しました。案外こういったなんでもなさそうな物から、なんてこともありますから。
お見事という言葉嬉しいです!
コメントありがとうございました。
確かに、言い方がアレですが「進んだ文明」が「未開の文明」へもたらした影響は良いことばかりとは限らないですからね……。ロランもチャリスさんも悪意がなかったのは幸いですが、エリクシルさんの懸念もごもっともだと思います……。
そんな中で緊急事態が起きそうな形で幕引きを迎えた話、彼らがどうなるか、また続きの方をハラハラしながら読んでいきます!
作者からの返信
腹筋崩壊参謀さん、コメントありがとうございます!!
仰るとおりです!エリクシルさんへのご理解、大変嬉しく思います。
特に魔法という未知数の存在をエリクシルさんは危惧しているようですので、缶詰をプレゼントしたことがトラブルに発展しないことを祈るばかりです。
ハラハラしてくださって口元がニマニマしてしまいます!
編集済
缶詰の利点は、なんと言っても密封後の煮沸消毒で、常温の長期保存が可能になることですよね!
まあ、トマト爆弾みたいになっちゃうこともありますが(笑)
文明レベルの違いの影響を、真面目に考えるのもSFの醍醐味ですね。
ロランさんは基本が大らかっぽいので、エリクシルさん、これからも気苦労しそうな感じが……。
作者からの返信
司之々さん、コメントありがとうございます!
>常温の長期保存
まさしく仰るとおりです。
昨日丁度開けたトマト缶(期限も3か月切れ)が爆発しました。なんの因果でしょう。
チャリスさんは結局は消耗品(リサイクルできるけど)と判断し真似する価値を見出せなかったようですね。お宝として飾るようです。
>基本が大らか
言葉を選んでくださって嬉しいです。
彼は17歳で学校を辞めて鉱山で働きはじめました。そのあと宇宙に出てからも真っ当な教育を受けていません。
それでも船舶の免許は取れます。"感覚派"です。
エリクシルさんが困ることは多いかもしれませんが、説明(教育)が大好きなので辛いとは思わないでしょうね。
合金も同じ名称であることが自然に発覚しておりますね。
専門家だけあって知識もあり、なおかつ尋ねたい内容まで先回りできるのに、
興味津々に手を伸ばして指を切ってしまうチャリスさんの可愛さたるや。素敵なギャップです!
技術は換金不可能な価値のあるものですし、特許などについても元の世界は特に厳格そうなイメージです。
チャリスさんやシャイアルの方々は大丈夫だとしても
邪な考えを持つ者の手に渡らないとも限りませんし、
でも、いいものは共有してみんなに便利な暮らしをしてほしいという願いや気持ちも理解できるだけに、こう……難しいですね!
作者からの返信
お、合金については言語の一致はありませんでした。知識としてはちゃんとあるといった具合です。
専門家としても漂流社の技術に触れるのはまたとない機会、浮かれてしまうのでしょう。チャリスさんをもっと出してあげたいですが、ほどほどに。
ダイナマイトなんかもみんなの仕事の効率のために、というのが兵器に転じていますし、技術の流出、誰の手に渡るのかで予測のつかない結果につながるのは恐ろしいです。
AIとしては合理的で、リスクに則った発言だったと思います。
ちょっと読み返してエリちゃんのセリフが重複していたので修正しました。最後は感情に流されるエリちゃんになっています汗
コメントありがとうございました。