堂に入った薪割りを披露するロラン、意外となんでも出来るんですね。そしてロランのナイフに興味を持つコスタンさん、この世界に無い技術で造られた特殊な鋼と構造だけど、鉄器がメインの世界だと、名高い刀匠の策の様に感じられるのだなと。
なんか冒険者の話にワクワクしているロランですが、本来の目的ついでに冒険者として活動する事を考えているのか、それとも海の幸を食べたいのか。
作者からの返信
ロランくん、過去にルーツがあります。わりかし器用です。
ロランくんの鉈とナイフ、どちらも"普通"の武器には見えませんでした。コスタンさんがどう見えているのかは詳細は明かされませんが、刀匠の一点物だと考えていてもおかしくありませんね。
ロランくん、どっちなのか、両方かもしれない……。
コメントありがとうございました。
冒険者譚に話が進む前に薪割り。私は父を失ったロランのことを思いました。失われた戻らない人を思う。その心に空いた穴は埋まらない。その人のかたちをしているから。何かで埋めるのではなく。満たすしかないのだと。コスタンは元冒険者の血が騒ぎましたか!機あれば着いて来そうな!ダマスカス鋼!ドルネル鋼!(唸)これを介しての二人の会話!めちゃくちゃ熱いですな!コスタンだけでなく、ロランにも、読み手にも、満ち溢れて来るものこそロマンです!まるで来るべき時を迎えた父と息子の会話のような!ここ痺れます!いい場面!しかしさりげ無いのがまた!漁師でも冒険者!私も実は異世界転生を描くなら食材を集める旅をしながらおでんの屋台を引く勇者の話を書きたいと…ロマンが溢れます!面白いです🍀
作者からの返信
六葉翼さん、コメントありがとうございます!
ぽっかりと空いた穴、それは穴の開いたバケツのように思えます。いくら注いでも満たされることはない。
ならばいくつもバケツを用意するのも手かもしれませんね。
父のいないロランだからこその、コスタンとのやり取りを描けてたのだと思います。六葉さんも痺れて下さり感無量です!
そして六葉さんの「勇者、おでん屋台を引く」、とっっっても興味があります。もうタイトルからして面白いのが伝わりますね!新作待ってます!
コスプレにメシテロ。楽しみが満載ですね!
そうそう、ロゴ拝見しましたが本当にいつも素晴らしい出来です。しかもGIMPとかでやってるのが尚、驚きです。
自分もフォトショップはかなり使いこなせますが、あれでやろうとは全然思えず、レ夕ッチか合成までですね~。
本来ならマーク作成はイラレでやるかお絵かき系ならクリスタでやるか……ですが、自分ならCADでフレームかいて絵はドローアプリで合成……でも余程必要が生じないとぽんにゃっぷ様のようにマメに出来ません!
カクヨムに来て半年、その間私はお絵かきを手書きからデジタルに切り替えてi-bisペイントで書いてますが、ぽんにゃっぷ様もペンタブとかを使う予定は有るのでしょうか?
(もちろん今のままでも味が有って良いのですが)
長文失礼しました。
作者からの返信
深宙 啓さん、コメントありがとうございます。
深宙 啓さんのような繊細な色使いや塗りは、私にはとうてい無理なんですよね。ど素人がちょっと頑張って描いている程度なので。
ロゴならシンプルべた塗りでもある程度見栄えは良いですし、当然ディティールの細かいロゴも素敵だとはおもいます。
ペンタブあったら良いな!と思うことはありますが、特にデジ絵への移行は考えてないんですよねぇ。色塗り出すとめちゃくちゃ時間がかかりそうで。
編集済
ロゴマークなんかは、デザイン系のソフトがあるのでしょうか。
手書きイラストばかりでなく、きっちりした小物までクォリティ高く描かれていて、驚きます!
まあ、ふぐの肝とか、東シナ海のクラゲとか、日本は「食」の執念で余所を笑えませんよね……ワカメを消化できるのも、日本人の特殊な遺伝(?)みたいですし。
作者からの返信
司之々さん、コメントありがとうございます。
Gimpやpaint.netという普通のペイントツールを使っています。
手書きイラストより時間のコストは高いですね……。クォリティが高いとの感想大変嬉しいです!これからもロゴを作っていきたいです。
日本人は食時が一番の幸福だと聞きます。
海藻類の消化についてはよく聞く話ですね。腸内環境に由来するのでう○ち移植したら消化できるようになりそうですけど。
そしてロランくんは冷凍食品ばかりだったので、手料理に飢えています!
人工野菜のことから推測もできるかもしれませんが、裏設定として、
宇宙生活者は惑星内生活者と比較して食事の質が下がりやすい傾向にあります。自分で意識しないと良いものは食べられません。時間もお金もかかります。
「その時にコスタンはロランの腰に着いた鞘付きナイフをチラリと見た。」
コスタン、(あれも業物かっ?!)かな?(⌒▽⌒)
以下、ご笑納ください。捧げ物のショートです。
パチパチ……、父と一緒におこした焚き火が爆ぜる。
まだ十歳もならない男の子は、焚き火に照らされながら、野営の天幕の前で、一心にナイフを、えいっ、えいっ、と素振りのように振りかざしていた。
父が、今日の野営の為に少年にプレゼントしてくれたコレ・ムヌ・ギュラ社のナイフである。
満天の星。
暗い夜空にミルク色の星がこぼれそうなほど、きらめく。
少年は、喜色満面で、うっとりと微笑みながら、素振りをやめ、
「父さん! いつか狩猟惑星ギュラで狩猟したいな!」
と焚き火近くでブランデーをちびりちびりと舐めていた父親に弾む声をかけた。
父親は、ゆっくりと微笑む。
「ああ、いつかな。」
「絶対だよ! このナイフで戦うんだ! しゅっ、しゅっ……。」
「ああ、大事にしろ。手入れを怠らなければ、一生使えるんだからな。」
「うん!」
喜びが身体からはちきれそうだ、とばかりに、少年は微笑み、また素振りをはじめる……。
今は遠い、はるけき風の吹く、父と子二人だけの思い出である。
作者からの返信
加須 千花さん、コメントありがとうございます!!!!!!
まさかの捧げものに飛び上がりました。大切にコピーさせていただきます。
加須さんの解釈ならではのショートストーリー、大変楽しませていただきました!!
たしかにロランくんならば、しゅっ、しゅっと振り回します。そういう奴なんです。加須さんは見る目がありすぎます。
焚火を前に二人の情景がありありと目に浮かびます。
前回のご返信、びっくりハッピーでした!
臍の緒をイメージできたのは、偏にぽんにゃっぷさんの言語化のお上手さゆえでしょうね。素晴らしい!
ゲームで思い出したんですが、以前おすすめしてくださった作品、いまだ触れられておらず申し訳ない限りです。
漫画は手付かず、ゲームのほうは影響を受けてしまいそうで実況の途中までしか……!
今回の薪割りに限らず、ロランさんの行動から彼の辿ってきた道が窺えるのが好きです。
何目線か自分でもわかりませんが、コスタンさんが元の世界に興味を持っているのも嬉しい感じです!
彼は物珍しさだけでなく、深いところまで見て好奇心を持っているのが好ましいですね。
狩猟惑星ギュラでの一幕もいつか拝読したいです!
作者からの返信
嬉しいお言葉ありがとうございます!
いえいえ、おすすめした作品、私も忘れていました。なんの作品だったか…汗
無理なくでいいかと思います!
SF要素をもっと全面に出したいのですが、小出しにしかできず。感じ取ってもらえたのは嬉しいです。
コスタンさんも冒険者です。未知なる探究が好きなんでしょうね。
元の世界に戻れたらきっと向かうことでしょうね。
コメントありがとうございました。