漠然と「村というコミュニティが存在し荒れ果てた様子もない(ニャムは拐われたが)コブルの習性から安全はある程度確保されているのでは?」そう思ったりもしましたが。 「ゴブリンは"夜"は活動的ではないですよね?それに何度か倒したことがあるので対処の仕方も分かっています……まぁ"夜"になると木の洞から現れる奴よりは正体を知っている、という意味ですが」やはりロランも読者も安心させない展開!素晴らしいです!活動時間も…なるほど!なるほど!横道ですが…私は少し古いSF映画の「ピッチブラック」という映画好きで。実はエイリアン3に採用されていた脚本がお蔵入りになり。それをそのまま別作品として映画化した。そんないわくがある映画で。採用されなかった理由はラストを見るとわかりますが。強制着陸を余儀なくされた惑星で。夜間になるとエイリアンが襲撃して来るという内容で。本作ほど緻密な設定でもプロットでもありませんが。その恐怖が過ぎりました。よい作品に触れると過去の作品へとシナプスが繋がりますね!本作がよい作品の証。間違いないです!冒頭で「コスタンの長い話」と最初から書かれておりますが。「あ…長いんだ!」というイメージから。それを聞くロランの心情。エリクシルに耳打ち相談。そしてお話好きおじさん的コスタンへの親しみ。章の中に施された細かい工夫。長いお話だけど長く感じさせない。これから先へのダンジョンへ続く期待感。夜が待ち遠しい!ひとつの章ごとに、これほど創意工夫やアイデアが満載な作品。他に見たことがありません。すべてを懇切丁寧に見せてくれているようで。物語は想像もつかない奥行や深淵を湛えている。そんな気が致します。ロランの宇宙辺境民泊。賑やかであり。読者を孤独にもさせない。見上げる数多の星のようです🍀
作者からの返信
六葉翼さん、コメントありがとうございます。
続きを読んでいただけたのでもうお分かりかと思います。色々な条件が重なって村は保たれているようです。
まさかここで名作ピッチブラックについて語ることになるとは思いませんでした。はい、私も大好きな映画です。エイリアンの脚本だったという裏話は知りませんでしたが。
映画故に設定やプロットにも制限があるので、決して優劣は付けられない物ですが、展開やクリーチャーの造形、リディックの学び、パニック要素、クルーとの協力関係どれをとっても好みでしたね。
私はあの作品でヴィン・ディーゼルのファンになりました。続編のリディックも大好きで、追放される序盤からめちゃくちゃ楽しかったです。いつか3作目、4作目も見なければ……。
夜については潜在的にこの作品のイメージがあったのかもしれないと、今気が付かされたように感じました。
振り返れば、ギアーズオブウォーのクリルのように、暗闇に潜む未知の存在に対する根源的な恐怖を描きたかったのかもしれません。
この村長との邂逅が今後もたらすものについて説得力が必要でした。この話を深く読み磨いでくださり感無量です!
宇宙辺境民泊、六葉翼さんらしいワードですね。くすりとしました。
いつもいつも過分な評価をありがとうございます。これが更新の原動力となっています!
『「わかりました。折を見て手伝わせていただきます!」
ロランは友達の家のお母さんと話をするようにハキハキと喋っている。』
くっ、ロランさん、好青年……ッ!
私はおば……ごふっ(吐血)、おばさんなので、こういう爽やか好青年には弱いです。わざとそうしてるってわかってても、弱いです。
好青年、良い。
そして、コスタン、「パーティのメンバーとはお付き合いすることが多々ありまして、ハーレム状態だったこともあったんですぞ」
こ、この野郎。(ー_ー゛)
挿し絵拝見して。
この顔かぁっ……!
ハーレム許せちゃうじゃないか。
こ、この野郎……。(〃゚3゚〃)
作者からの返信
加須 千花さん、コメントありがとうございます!!
先の話を読んでうすうす感じて下さって入ると思いますが、ロランくん、それなりの家の生まれです。
学校とかも私立でしょうね、よそ様の家での身の振り方を理解しています。
冒険者は常に命の危険と隣り合わせ、吊り橋効果もあり、この顔です。
モテないはずがありません。
コスタンさんはお気に入りですが、私は一途派ですね。
ムルコさんとコスタンさんの距離感を見ていると、
村全体がひとつのファミリーなのかな~と思いました!
そして明かされるダンジョンの存在に、宵闇の刻という心くすぐるワード……
からのコスタンさんの長話。笑
この方、とにかく人が好きで仕方ないんだろうなという感じですね。
何気に情報のダンジョンに関する情報の断片が散らばっているのもナイスです!
作者からの返信
まにその通りです。
こういった世界だからこそ村で一つの家族にならなければ。
ファンタジー成分をちょい足ししていきます!
コスタンさんは人が好きで育てるのも好きですね!