第3話 異世界へ
スピリオネにこれから向かう異世界アルベリドの説明を受け、その異世界はいわゆる魔法と剣とスキルが存在する世界で、得手不得手はあるものの属性としてあらゆる生物に全属性の魔法適正があり、派生魔法も個体別に発生する可能性もあるようだ。種族進化というのもあり、自身の成長の仕方によって進化先は変わるらしい。
簡単に言えば地球で言うところのゲームに似たような世界というものに近いということだった。まあ元々がこの世界の創造神も神に誘われた地球からの転生者という話だし、転生する時空間はその呼び出す神に寄るので、当時召喚された創造神は2000年代の学生だったらしい。創造神は地球では天涯孤独で呼び出された世界で様々な仲間と出会い恋をし妻を娶り子を創り世界で功績を紡ぎあげたあと神となり世界を創造するまでの階級へと至った。創造神の妻もまた異世界で出会った女性で今も尚創造神の補佐をしている。創造神の子らも同じように功績をのこし別の世界の創造をしていたりこの世界の永遠の命を持つ種族として暮らしているといっていた。
創造神夫妻は人の身の分身を創り自らの世界を楽しみながら仕事をしているとの事なので出会えるかもねとの事だ。
ちなみにミロクも異世界に行くにあたってステータスというものを確認されている。
龍堂ミロク
年齢9
職業
旅人
レベル1
HP100
MP10
攻撃力10
防御力20
魔力20
知力100
かしこさ200
器用さ100
運999
スキル
剣術レベル1
格闘術レベル1
成長超倍化
魔法高速取得
武技高速取得
話術レベル1
称号
聖魔の息子
導きの魔女の息子
英雄神の息子
転生と運命の神の息子
賢神の孫
英雄の弟
女帝の弟
種族越えし末弟
呪いに愛されし少年
祝福に愛されし少年
神々の注目
無垢なる少年
無垢と福音の加護
創造神の加護
異界で育った魂
「・・なんかよくわからないのばっかだ」
「なんじゃかの、生まれながらにして色々なものがあるの、まあ悪いもんでもないから、大丈夫だよ」
スピリオネはにこやかにミロクに微笑むと
「ではいこうか、真一君、トワ、ミロクちゃん、新しい世界へ」
そう扉を開いた。
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