前作の反省と、次回作の改善
処女作が完結し、次の長編小説作りを行っている現在、様々な反省と改善点が見えてきました^^;
転ばぬ先の杖ではありませんが、もしかしたら何かお役に立てる情報になるかもしれないので、私の失敗例と対策をまとめておきたいと思います!
●前作の反省:
1.ターゲット層に向けたアピールポイントの意識が欠如していた
前作『テイマーの生き方、歩み方』は私が実際に経験した事や知っている知識をふんだんに盛り込んだ作品だったりします。
その為、自分で言うのも何なのですが、フルダイブ型VRMMOというSFジャンルの作品の中で最もリアル寄りなゲーム設定や物語構成になっているのではないかと自画自賛していたり……。
※作者、長編作品の完結によってハイになっております(・∀・; )
ただし!
『テイマー』という文言によって興味を持った人が最初に期待する事は何なのか!
リアルな設定なのか。直向きに頑張る主人公なのか。ハラハラする展開なのか。……違う! テイマー系の作品に求める物は『可愛いペットとの触れ合い』なのだ!
私はその根本的で最も重要なポイントを見損なっていて、物語全体から見てモフモフポイントが少なくなってしまっていました(汗
無い訳ではないけれど、60万文字という長編の中で見ると少なすぎました><
2.伏線を全て一ヶ所にまとめていなかった
これは終盤になって大変だったのですが、序盤から細々とした伏線を張っていた為、終盤になるにつれて伏線内容を調べるのに無駄な時間が掛かってしまいました(汗
一応プロット資料として張りたい伏線を記録していたので、本文を1から読み返してまでの労力は掛かりませんでしたが、最初から伏線はまとめる癖を付けておけば調べるという無駄な時間は全く掛かりませんでしたね^^;
3.大文字と小文字を統一出来ていなかった(出来れば大文字で統一)
横読みだった場合はそんなに気にしなくても良いのですが、これが縦読みになると半角のアルファベットや数字が横に倒れて表示されてしまうのです。
そして私はその事に気付かず、その時その時で適当に大文字だったり小文字だったりした所為で、今修正に凄く苦労しております( ̄^ ̄゜)
一応オフィスソフトであるWordを使えば一括変換も可能ですが、長編作品で一括変換は逆に不都合な部分も出るかもなので、最初から絶対に大文字で書くように癖付けておいた方が確実で安全ですね。
4.誤字脱字の対策が不十分だった
一応、書いた日にすぐ投稿ではなく、翌日に読み返して投稿するように心がけてはいたのですが、自分で書いた文章を読むとどうしても思い込みで読む事も多いので見落としてしまう事も多かったです。
そして、完結後に知ったのですが、世の中には様々な誤字脱字チェックツールが存在しており、それぞれ細部で違った特徴がありました。
私は昔wordの校正機能を試して「使いものにならないね」と見切りを付けてしまい他の校正ツールを調べていませんでしたので、自分の浅はかさを猛省しております><
●次回作の改善
1.ターゲット層を意識し、その層へのアピールポイントを1~3つに絞って物語全体を構成する
私自身まだ執筆歴1年未満のペーペーな為、ちゃんとターゲット層に向けた適切なアピールポイントを絞り込めているか自信は無いのですが、出来るだけしっかりと読み手を意識してアピールポイント考える様にしました。
そしてそのアピールポイントはしっかりと記録し、プロット作りの段階でそのアピールポイントを踏まえているかチェックするようにしました。
ちなみに、アピールポイントを3つ以内に絞っているのは、あまり多すぎると構成がとっちらかって読みづらくなったり、ターゲット層に届かなくなるかもなと思って極力絞るように考えた次第です><
2.執筆環境の改善
まず伏線は一元管理して一目で見返せるようにしました。
私の場合は、普段nolaという執筆用WEBツールを使っているので、そこにメモする様にしております。
次に大文字への統一ですね。nolaには大文字小文字をチェックする機能は無い為、チェック用に縦書き用wordを用意して、そちらにコピペしてチェックする様にしました。
nolaの有料版だと縦書き機能があるため楽なのですが、そこはケチらせて頂いております(・∀・; )
校正ツールを活用するようにしました。
最近ではAIを活用した校正ツールなども出ていて、昔と比べるとかなり精度が上がっているようです。
ただ、校正ツールは幾つもあり、それぞれ使い勝手やチェック内容の得意不得意があるので、色々使いながら今一番私に合っている物を探し中ですね!
以上が、今分かっている段階での反省点と改善点になりますね!
多分もっと執筆者としての知識と経験が増えれば、他にも色々と反省点は出て来るとは思うのですが、その時はその時の私に改善を期待したいと思います^^;
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