【経過報告 & 結果報告】毎日投稿で長編作品を手掛けるとどうなるか

 遂に……遂に私はやり遂げた。……そう、私はやり遂げたのだ。

 

 それは長く険しい道のりだった……。

 何度読み返しているはずなのに出て来る誤字脱字。

 何故か作者のやる気を削いで来ようとする悪意あるコメント。

 毎日2~3時間程執筆に時間を当てているはずなのに、日に日に減っていくストック。

 ……そして遂に尽きるストック。


 毎日執筆に追われ、それでも当初決めていた毎日投稿は極力守りたいと気合で乗り切り、ストックが切れてからは夢の中でも小説を書いていた事が何度もある程だった……。

 そして遂に私は……(ほぼ)毎日投稿の末、60万文字分の長編小説を書き切ったのだ!٩(๑>∀<๑)۶


 

 という感じで結構ギリギリな状況の中、気合いと根性で何とか一作書き終える事が出来ました♪

 その期間なんと9ヶ月。今回完結した作品で、主人公が言うセリフに『出来るか出来ないかは、日頃の積み重ねと最終的な根性論』という物があるのですが、この作品を完結させるにあたって、自分で考えたこの言葉に「あぁ~、確かにそうだな~」なんて感銘を受けると言う珍しい体験をしました(笑)

 

 今回は1作の長編小説を書き上げるまでに学んだ事や、書き上げた結果どうなったかを報告して行きたいと思います!

 まずは結果報告から。


 

●小説の変化『テイマーの生き方、歩み方』


 ◇カクヨム


 フォロワー:1499 → 1,768

 星:922 → 1,076

 直近7日間のPV幅:1400~2,000

 

 ・ロイヤリティプログラム(3月1日~3月31日)

 広告表示PV:27,913

 アドスコア:30,578

 広告リワード:1,046

 

 数値的に大分増えたように見えますが、実は先月分の活動報告が抜けていたので、こちらは2ヶ月分の変化になっております。

 そして、完結後に噂の完結ブーストは起きたかと言うと……全く起きませんでした(ノд・。)


 1日のPV数は、完結後に少しずつ微増しましたが完結ブーストという程ではなく、星が大量に付いてランキングが急上昇すると言った事は一切なかったですね(汗

 ただ、本作を読んで下さった読者様方から沢山のお祝いのコメント頂けましたし、完結後に2件のレビューも増えて、私としてはこの作品を書き切って本当に良かったと思えました( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )


 それに、処女作にしてフォロワーと星が4桁を超え、レビューも36件付いたのは中々健闘出来たのではないかと自画自賛していたりもします!

 ……5桁行っている猛者の多いカクヨムなので、あまり強くは言えませんが^^;

 

 

 ◇小説家になろう

 

 ブックマーク数:220 → 285

 直近7日間のPV幅:1,400~3800


 こちらはカクヨムより少しだけ変化が大きかったですね。

 完結後に評価を打ってくださる方も何人かいて、そのお陰で総合評価がやっと1,000ptを超えました^^;

 ただ、こちらも完結ブーストという程ではなく、元々が全く変化がない状態から少し変化が生まれたぐらいでした。


 同時投稿の手間を考えると、次回作はカクヨムだけに投稿するかどうか悩み処ですね><



 以上が数字的な変化でしたね。

 どちらも完結ブーストが起きませんでしたが、カクヨムでは多くの人からお祝いの言葉を頂き、本当にカクヨムで小説を書いて良かったと心から思えました。

 満足のいく作品に仕上げられた喜びもあり、読者様からの言葉は本当に心に響き感情と涙腺を震わされてしまいましたねσ(*´∀`照)


 ちなみにサイトの方で完結ブーストは起きませんでしたが、実はSNSの方で完結ブーストが少し起きました♪

 Xにて私の長編作品が完結した旨を投稿させて頂いた所、それを書籍化作家のアカウントから拡散してもらった事などもあり、今までに経験した事がない程のコメントや拡散をしてもらえました!

 何人もの書籍化作家に拡散やお祝いコメントを頂き、更にはその影響で数日でフォロワーが何人も増え、影響力のある人からの拡散の強さを思い知りましたね!



 次に9ヶ月間の執筆生活の中で私が学んだ事についてですが、これはちょっと長くなってしまうので箇条書きで簡単にまとめてみました。


 ・長編の場合はある程度のストックは絶対あった方が良い

 ※私の場合、10万文字分のストックも9ヶ月間の連載の中で切れてしまい、終盤は本当にギリギリで自分との勝負でした


 ・王道とは悪い物ではなく、相手に分かりやすさを提供出来るし、相手の反応を予測しながら物語を書く事が出来る。逆に変に相手の予測を覆そうとする事自体を目的にすると、途端に物語は自分よがりになってしまう可能性がある。

 

 ・小説を書くには書く事より読む事が大事。自分が目指したい文章を書く作家さんを見つけて、その人の文章の癖や雰囲気を真似る様にすると自然と文体が良くなっていく。

 正直言って私に文才はありませんが、その文章の書き方に着目しながら多くの小説を読む事によって、文章から多少素人臭さを消せたと思っています。


 ・作品を仕上げる事が出来るポイントは、事前準備と根性と根性と根性。事前にしっかりとプロットを作り、ストックを貯め、毎日小説を書く為の環境作りをし、次々に生まれる『書かない理由』を黙殺出来る根性があれば作品は仕上がります。


 ・長期連載になると、各キャラの喋り方、各キャラに対しての呼び方、性格などを思い出す手間が掛かるようになってくる。その為、投稿しない物で良いのでそのキャラの人となりが分かるエピソードを1つ作っておくと楽。


 ・ランキングに乗って来ると、作者のやる気を削って来る人が出て来る事を覚悟しておく。そしてそういったコメントとは絶対に真っ向から対応しないで適当に受け流し、後で削除する。



 他にも色々ありそうな感じはありますが、パッと思いつくのはこのぐらいですね。

 次は次回作のプロットやストック作りなどを通して、色々学んだ事を投稿して行きたいと思います!


 始まりの一作が終わってしまいましたが、私の執筆活動はこれで終わる事はなく、これからも執筆を続けて行きたいと考えております。

 ですので、このエッセイ共々、今後とも宜しくお願い致します( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )

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