やっぱり名前って大事だな~っと感じた話

 先日私が愛用している電子書籍サイト『コミックシーモア』でとんでもないクーポンを手に入れた。

 その内容はなんと『1000円以下の商品限り99%OFFクーポン』。もはや何を言っているのか分からないレベルのクーポンだ。

 そのとんでもない割引率のクーポンのことをネットで調べてみると、どうも抽選で送られてくるクーポンらしい……最近甘いお酒を飲む代わりに、食後のデザートを偶に我慢する私へのご褒美かもしれない!


 私はうきうき気分で評価が高くまだ読んだことが無い作品を探し、どうせタダだからと内容を調べずフィーリングで作品を選ぶ。その後、「1冊ほぼタダで購入するんだから、もう1冊購入しないと帳尻合わないよね!」という謎理論を展開し合計2冊の書籍を購入。

 そしてその2冊を読む中で私は2つの事を再認識した。1つは名付けの重要性、2つ目は「やっぱり評価って当てにならないよねぇ~」という事……。


 1冊目は異世界物ではなく現代物で、その書籍を読んで一番面倒だったのが名前を覚えること……。

 登場人物が多い上、その登場人物を苗字で呼んだり名前で呼んだりするシーンがあり、これをやられると私としては覚えなきゃならない名前が2倍になった感じになるのです。

 その人物が主人公ならまだ覚えられるのだけれど、それがバリバリの脇役とかだと「えっと……誰だっけ?」状態になる(私の頭の出来問題からはそっと目を逸らす)


 この1冊目から得た学びは、リアルさを出そうと思うと、その関係性などから名前で呼んだり苗字で呼んだりする方が自然だけど、読者の読み易さを追求するなら登場する名前は削減する工夫をした方が良いと言う事。

 それと、当て字や読み方が難しい漢字の名前は途中から読み方を忘れてしまうので、やっぱり覚えやすい名前が良いという事。……初登場の時はルビ振りで読めるのですが、次からはルビ無しになるので暫くすると読み方を忘れてしまうのです(私の頭の出来問題からはそっと目を逸らす)


 

 2冊目は転移や転生ではない異世界物。こちらは漢字ではなくカタカナ名称だったのですが、字面が似ていて喋り方がほぼ同じ登場人物が多かったのです……。

 なので読んでいて、「あ、この人はあの人じゃなくて、その人だったのね!」って事が何度も起きて大変でした(私の頭の……以下略)


 内容的にもセリフ回しや展開に「?」となる事が多く、ちょっとその作品のレビューをしっかり見てみる事に……するとそこには、ほぼ同じ文言の絶賛レビューが並んでおり……私はそっとそのページを閉じました。

 サイトの評価はあくまで指標の1つとして認識し、購入する前にはいくつかのサイトでレビューを確認したり、WEB小説版があるのならそちらで試し読みや感想・レビューを確認した方が良いなと学びました^^;


 

 きっと今回の99%OFFクーポンが当選したのは、神様から「お前さん、ちゃんと読者目線でキャラ付けとか名付けでけてる? そこ面倒臭がったらあかんよ?」と言われているのでしょう……。

 現在私が書いている『テイマーの生き方、歩み方』は全6章構成で、もうすぐ5章に突入し終わりが見えてきた所です。

 次回作を作る時は今回の学びをしっかり活用せねば><

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