主人公にストレスを与えた結果がとても興味深い

 早いもので、執筆を始めてもうすぐ3ヶ月が経とうしています。その間に私は様々なことにチャレンジしながら、実に様々な事を学ばせてもらっていて、今回の学びはその中でもとても興味深い学びでした!


 その学びとは

 1.最初の4話以内に離脱者がかなり多いが、その後の離脱率はゆるやかになる

 2.読者は、作者の思っている以上に主人公に感情移入している

 3.読者のストレス耐性は結構低い

 というものです。

 

 この結果に気付いた切っ掛けは私が今同時投稿している各サイト『小説家になろう』『カクヨム』『アルファポリス』で、それぞれのサイトには読者の反応や動向を確認する為の機能があります。

 例えば、小説家になろうには『いいね』があり、カクヨムには各話のPV数や応援数をチェックでき、アルファポリスにはお気に入り登録してくれている読者が今どこまで読み進めているかをチェック出来る『しおり機能』があります。


 各サイトのそれらの機能により読者の動向を分析した所、なんと読者が離れていくポイントがほぼ一致していたのです!

 それぞれのサイトでは読者層が違うと色んなyoutubeやブログで説明されているのを目にするのですが、それでもここまで綺麗に一致するものなのかと少し驚くぐらい一致していました。

 

 それで、その離脱ポイントを更に詳しく調査した結果、最初の4話までで読むのを止める人は多かったけれど、そこを乗り越えた人は読み続ける傾向が強いということがまず分かりました。

 なのでやはり掴みは重要ということですね。最初の4話でしっかり読者の心を掴むようにして、5話目を読んで頂けるように構成を考えれば、ランキングや何かの紹介でドカッとPVが増えた時に継続して読んで頂ける読者を増やせそうです。


 次に、5話目以降の読者がガクッと減ったポイントの話を見てみると、見事に『主人公に深いストレスを与えた話』にあたりました。

 以前このエッセイの『書きたい物を書くか、読まれる物を書くか』というタイトルで書いたように『主人公に苦労や試練や挫折を与えると読まれなくなる』というのが数字として立証された感じですね^^;

 私としてはそういった話もかなり力を入れており、今後の主人公の成長や物語に深みを与えるために工夫して書いていたのですが、受け入れられない読者が多いというのが結果でした(苦笑


 この結果で分かったのが、冒頭の方でも伝えた『読者は作者の思っている以上に主人公に感情移入している』『読者のストレス耐性は結構低い』ということ。

 現在の書籍化されるものやランキング上位にいく小説はノーストレスな物が多い理由も納得できる結果ですね。


 現在私が執筆している『テイマーの生き方、歩み方』は、それでも自分が納得出来る作品として書き上げると決めているので、テイストを今から変えるつもりはありません。

 ですが、次に書く長編小説は今まで学んだことを考慮して、実験的に大きく読者の需要に振り切った物を書いてみたいと思います。勿論、私が心から書いてみたいと思える物であることは必須条件で!!


 

 小説を書いてそれを公開ことは、私的に結構勇気を出した挑戦だったのですが、やってみると嬉しいことや学びも多く、前より明らかに充実した毎日を送れているので挑戦して正解でした♪

 そして、1番の利点は読者様や他の作者様と交流を持てたことですね(*^ ^*)

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