初めてあった後輩に自分のパンツを持たれてた時の感情を問題用紙3枚で書け

<3

1つ目のパンツ

人間には2つの種類がある。


有名ホストの俺が俺以外かなんて戯言ではなく、まるでその2つでくっきりとした境界線で分けられているようなそんな種類が2つ。


すばり言うなら 「人のパンツを盗む奴か、盗まない奴か」


もちろんこれを見ている読者も老若男女、なんだったらこの人間有利型な世界で頑張って生きている動物や虫なんかも後者だろう。


前者なんて存在しないなんて思っていたのはこの日までだった。


「先輩のぱんつ、お返しします♡」


「はい?」


________________


「こんな展開でラブコメが始まったらいいなぁ佐原」


「ひゃ、ひゃい」


「なぁ佐原よ、私が出した現国の課題はなんだったかな」


「夏休みの思い出、ですよね」


「そうだ夏休み思い出だなぁ、で。なんでこれだ?」


「それには深い理由かあるいうかなんというかパンツに関する作品を描きたかったといいますかなんというか....」



「じゃあおまえはこの夏休みこんな体験をしたのか?」


「いいえ残念ながら友達すらいない僕は彼女も当然、至極真っ当のようにいません」


「よし、書き直せ」


満面の笑みを浮かべながら伊藤先生は教室の扉を勢いよくしめた。


「あのクソ教師が....ちょっとぐらい理想かいてもいいじゃねぇかよ」


俺の名前は佐原京、よくいる男子高校生だ。

一応これでも男子高校生2年生なんだがもう半分が終わろうとしていた


伊藤先生との会話にもあったように俺には友人と言えるほどの人間関係をこの役1年半で全くというほどきずけていない。


だがいいのだ。人というのは善を積めばつむほど他人は裏切っていくものだから


自分にそう言い聞かせ教室にもどっていく。

ほ、ほんとにかなしくなんかないんだからね!


陰キャなぼくは教室のとびらをあまり音がならないように静かにあけてぽっかりとあいた自分の席に座る


これといってすることも無いがなにか寝たフリは尺に触るからぼーっとしているのが1番暇を潰せる



よくほかのクラスメイトから恋愛事情を盗み聞きするやつもアニメではよく見るが現実ではほぼ不可能だ。


だって教室で恋愛話をしかもこんな陰キャに聞こえるような声で喋ってるやつとかいるわけが無い


だから周りにみみをすましても....


「おまえら手をあげろ!」


え? ん?


「おまえらを誘拐する!」


くそ気のせいじゃなかったなんでこんな時に限って不審者がでるんだ


よくあるテロリストが教室に入ってきて倒すなんてことがあるが実際は不可能だ

こわすぎて足がうごかない


「おまえでいいやそこのお前!ちょっとこっちこい!」


「え、きゃあ!!」


「おいごら叫ぶな!お前これ以上騒いだらころすぞ!」



ひぇぇ不審者こわいよぉ

クラスの佐藤?齋藤?どっちかわかんないけど女子が誘拐されちまった


「もう少し決定的ななにかが欲しいな....おいそこのお前!ちょっとこっちこい!」


「あ、え、おれですか?」


えおれ?


「おまえだよこっちこい!」


もしかしてこれは言わるゆる俺の潜める潜在能力に気づいていち早く仲間にしようとする展開ですか?

激アツだぜ!

でもテコ入れのバトルものにはちょっと早過ぎないか?


「わりぃがおまえには見せしめになってもらう、恨むならこの社会をうらみな」


「え、?」


おいおいおいおい見せしめなんて冗談じゃねぇぞ

くそここで佐藤か齋藤か忘れたがあいつを助けられて尚且つこの不審者を倒せればよくある陰キャの妄想的な感じでかっこいいんだが....

でもとりあえず倒すしかない、!


「うおー!!!」


「見せしめにはちょうどいい、しね!!」


「いっ、!!!」


佐原のお腹には1本のナイフがささり、佐原は死んでしまった。


____________________________


「こんな展開でラブコメが始まったらいいなぁ佐原」


「ひゃ、え?」






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