第2話あの夏
『ありがと』僕は照れと嬉しさが混ざりながらそう言った後何秒だったか見つめ合いながら無言の時間が続いた『あの!』声が重なった『どうぞ』そう言って譲ったのはふうかだった、彼女の性格的に譲る方ではなかったからめずらしいと思った。
展開は急に進む僕は何を思ったかその場の雰囲気とノリを半分任せに『...僕はいつも話しかけてくれる君が好きだ!一緒にいたい!付き合ってください!』人がいるからそんな大きな声ではなかったけど僕は思いをぶつけた。
お互い向かい合っていたが僕は恥ずかしくて顔を上げれなかった。
どれくらい経っただろうか時間がとても遅く感じた、僕が感じた時間より早く帰ってきたであろう返事は、『私は君が思ってるようなずっと明るい子でもなくて誰にでも声をかけるほど勇気はなかった、私はあなたが一生懸命、絵を描いてる姿がきなって声をかけたんだ...だから答えは喜んでしかないよ!』
こうして僕の夏休みは終わった
5年後の復縁 宮城 春乃 @furufuru8625
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