第33話 クリスマスプレゼント

 さて、お宅にはサンタさんやって来ましたか?

 最近のサンタ事情も複雑で、「煙突が無い」「子供がいつまでも起きている」など老体に鞭打って世界中にプレゼントを配るのも大変らしいです。

 赤鼻のトナカイさんも突然変異体なので、遺伝的に劣勢な赤鼻は子供の代に受け継がれないとかそんな問題もあって、最近では赤いLEDで代用しているとかなんとか。


 それ以前に「サンタさん」って変な呼び方だと思いませんか?

 彼はセント・ニコラウスさんですよ? Saint Nicholasさんです。つまり「聖ニコラウス」さんなんです。それを「サンタさん」と呼ぶことは「聖さん」と言ってるようなもんじゃないですか?


 よくマクドナルドをマックと呼んだりしますよね。あれは「マック・ドナルド」さんだからいいんだけど、関西じゃマクドって呼びますからね。切るとこちゃうやろ。

 同じ理屈でドン・キホーテ。これもよくドンキって呼ばれますけど、ドンキなのは京極夏彦先生の小説ですよ(それは鈍器)。ドンってキングのことでしょ。彼はキホーテさんでしょ?


 話が逸れましたね。戻します。いわゆる閑話休題であってTempo Primoです。


 よしみんにもプレゼント来ました。一昨日クリスマスの日に『シロート発言』で「推し作家から貰う返事で一年間生きられる」という内容のことを書きました。

 ええ、推し作品のことをTwitterで喚き散らしながら推しまくっていたら、その推し作家さんが返事を下さったんですよ。素晴らしすぎるプレゼントや!

 それが嬉しすぎてその話を書いたんです。

 ただそれは「作家として自分が読者に与えられるもの」を考えた時のことを書いたので、ここじゃなくて『シロート発言』の方に書いたんです。それがこれ。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884313754/episodes/16817330668923445957


 そこまではいいんですよ。そこまでは。

 その推し作家さんが、どうやらそれを読んでくださったみたいなんですよ! そんで「拝読しました」ってリプくれたの! 『拝読』するような内容じゃないよう(絶望的にスベった)

 今死んでも後悔しない。と言いたいところですが、まだ読んでない本があるので絶対後悔します、死にたくない。だけど、もうこれだけで如月はあと十年は生きられますね。これ以上のプレゼントあるか?


 だけど、こんな事で推し作家さんの貴重な時間を使っていただくわけにはいかん!

 そう思ったので、推し作品に関してはもっと喚きたいことがいっぱいあったんですが自粛したんですよ。申し訳なくて。

 でもさー、本一冊読み終わるとやっぱり喚きたいんだよね。キャラ良すぎだしさ、ストーリーも面白過ぎるしさ、相関関係も複雑でワクワクするしさ、みんなに言いたいじゃん。

 それで「これで最後にするから喚かせて」って前置きしてから呟いてたんだけど、またまた「最後じゃなくていいから、じゃんじゃん呟いて」って返信をくださったんですよ。言質とったわ! じゃんじゃん呟こっ!

 もうこれであと四半世紀は生きられる。


 そういうわけで14歳のよしみんあと25年生きます。25年後もたぶん14歳ですが。今でも14歳歴ウン十年のベテランですけど、そのころには大ベテランとして14歳の頂点に君臨し、世界中の自称14歳に希望を与えるサンタクロースになってると思います。

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