おおっ、早乙女 玄馬ですか(笑)。高橋留美子先生の必須キャラ型の一角であろう方かと思われます。個人的に想うのは高橋先生にとっての父親という存在は、「無理矢理帳尻を合わせよう苦心する人」であろうかと。こんな父親は困ったものですが、あくなき子供への愛情が根底にあり、決してただ好き勝手に動いているわけではなく、さりとて自分を曲げる事もなく、行き詰ったら自尊心を守るために誤魔化す、まさに子供からしたら「困った大人」、それが父親という存在の本質として作っているのかな、と夢想してしまいます。かっこつけ、いい言葉です( ;∀;)
作者からの返信
お か え り な さ い ま せ (三つ指土下座)
この「脇役やられ役」がまだ誰にも見向きもされていなかった頃から応援コメントを頂いていた福山様がついに帰って来た!!
今や私の作品の中で一番日々のPVが多いですからねぇ……柏葉英二郎に至ってはついにトータル2000超え(;^_^A
それはさておき、パンダ親父さんはとにかく精神的にタフでちゃっかり者、こんな風に人生生きていけたらいいなぁと思う親父像でしたね。
>行き詰ったら自尊心を守るために誤魔化す
まさにこの一言こそが早乙女玄馬を現す至言だと思います、流石!
個人的に印象に残っているのが、育毛剤(竜の髭)を手に入れた時の「甦れ緑なす黒髪! こする!たたく……」のシーンですね。
やってる事はギャグなのに本人は真剣そのもので馬鹿をやる。ああいう笑いを取れる高橋留美子先生はやはり天才だと思います。
らんま大好きなので、シリーズ更新の通知でタイトルの「らんま」を見た瞬間めちゃくちゃテンション上がりました(笑
こうやって改めてキャラ分析を拝見すると、確かにすごいバランスのキャラクターですよね。
こういうキャラにめちゃくちゃかっこよく活躍してピンチの時に乱闘して無双する……場面をあまり与えない、そのバランス加減が名作の名作たる所以なのかなぁ…と頷いてしまいました。
いやまあ……確証はないけど…………えいっ!(水を被ってごろごろパンダへ変身)
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
るーみっくワールドはこの「脇役やられ役」で初の登場となりました。というのは私が語らなくても、脇役やられ役がしっかりと個性を持ち、役目を生き生きと果たしているから語るまでも無いんですよね。
うる星やつらのなんかのイベントで、モブキャラが「そうはいくか、その他大勢の意地を見せてくれるわーっ!」って叫んでいたのが凄く印象に残っています。
玄馬は凄くサバイバル能力が高くて、野人としてたくましく生きていけるタイプなんですよね。そんな彼が天道家に居候して、作中でたくましいゲス親父としてしっかりと個性を出してくれました。
パンダになった後、手持ち看板で意思を示すのがまたなんともw
ちゅど〜ん!!(意味もなく爆発)
リクエストへのご対応、ありがとうございました。早乙女玄馬、改めてすごい『父』だったのだなと再認識しております。
確かに彼のキャラクター役割を考えると主人公の『父』という性格が強かったように思えますね。相当なチャランポランでもありましたが、それもまた良い気の抜け具合と言いますか(実際にいたら相当ダメな人だけどw)憎めないキャラクターでありました。
なんとなく彼の生き方に憧れるところがあったんですよね。人生楽しそうだなーと。
パンダ親父、玄馬。彼もまた物語に必要な『脇役』の一人であったと思います。
追伸
いえいえ。リクエストした手前、私も『バッカーノ!』を見直そうと思ってレンタル屋探しても見つかりませんでしたから、仕方ないですよ(『デュラララ!!』はあったんだけどなぁ……)
ニコニコ動画が復旧してたらそこで見れたはずだったんですが……これもまた時の運でしょう。
もし今後みる機会があれば、面白いからオススメですよ。
作者からの返信
いつも応援コメントありがとうございます。そしてネタ提供も感謝です。
ちゅどーん、っていうとるーみっく爆発ではお馴染みですけど、最近は何故か刃牙シリーズでも採用されてますよね……本部さんw
父親像というと「威厳ある」を真っ先に思い浮かべますが、玄馬はまさにそれを実践しようとして上手くいかないタイプの典型でしたね。
天道早雲のほうは逆に娘三人なのもあって、どこか過保護なお父さんな感じがあった気がします。そう考えると彼もまた父と言う立場に縛られた役どころだったのかもしれませぬ。
放浪癖で腕白小僧の父親の玄馬と、道場おっ建てて娘ばかりの早雲。この二人の「お父さん」像を比べるのもまた味わい深いです。
ニコニコは8月5日に復旧するらしいので、バッカーノ楽しみにしてます。
ニコニコは第一話が無料で見られる作品が多くあります。こちらからもひとつオススメ。
「アリスと蔵六」
この一話の起承転結や痛快さは特筆すべきものがありました。
超が付く天才である、高橋留美子大先生。
『らんま1/2』は、まさに、私の世代に当てはまる作品でした!
ある種の癖を植え付けられ、極端な上下の無い進行(怒られるかも^^;)が面白いと感じた初めての作品だったかもしれません。
らんまに登場する数多のキャラの中で、まさかの父ちゃんとは! さすがなチョイスです。
人間モードの印象が皆無なのに、パンダモードの言葉の喋れない状態になった途端の、木製看板。
シャンプーや良牙とは一線を画すあの感じは、インパクト絶大でしたね。
ちなみに、私は『めぞん一刻』が一番好きです。(あ、別にリクエストとかではないので、あしからず^^;)
作者からの返信
いつも応援コメントありがとうございます。
今回は久保良文様からのリクエストに応えてのチョイスです。うん、実に私好みなキャラクターでしたw
変身体質も含めて人生楽しんでる感じがアリアリですよね、親父さん。
高橋留美子先生の躍動感ある芸風は、ある意味格闘コメディにピッタリハマった気がします。そういう意味でも「らんま」はまさに名作ですよね~。
「めぞん」はヒロインの響子さんが既婚者という、ある意味珍しい作風でした。しかも前夫を心から愛していたという攻略難度の高さと、死別した後の恋愛が許されるという、いわば「運命の赤い糸」の否定が好きなんですよね。
結婚の際に誓う「死が二人を分かつまで~」を実践したドラマだと思います。