お、以前もご紹介してくれたお二人ですね。
恋愛沙汰において、自らのエゴではなく義理人情、ひいては惚れた女の幸せこそを第一に行動する男というのは、感動を誘うものがあります。
NTRざまぁの人気が隆盛なのは事実なんですが、実は最近、NTRはあるけどざまぁはしないって作品、増えてるんですよ。そして結構、評価を獲得していっています。
そういう人たちは大体、『ざまぁ』は見ていて辛いと言っていて、ああ私の感性は間違ってなかったんだなぁと安心しております。
実際はサイレントマジョリティーが多いだけで、溝木さんや木崎さんのような『男』も十分に大衆受けするキャラクターだと確信しております。
作者からの返信
いつも応援コメントありがとうございます。
昭和の時代では当たり前にあった義理人情や他人の幸せを願う精神。それはやはり近所付き合いなどから始まる隣人とのつながりが育んできたものだと思います。
比して令和の今、個人個人で生きていく人が多い世の中で「自分だけが幸せかどうかが大事」な考え方、これもまぁ間違いではないのですが、創作にもそういった思考が顕著に表れていると思います。
それを「夢が無い」と思うのか。あるいは「夢のような世界」と思うのか。その価値観の変化を感じる私はもういわゆる「老害」なのかもしれません
(;^_^A
まぁ反面昭和の時代からも「他人の不幸は蜜の味」なんていう人もいるんですけどねw
2話とも思い出深く記憶に残っています。特に溝木豊の背中を語った中松警部のセリフ。「見た目は華奢でやさ男だが、芯は剛毅そのもの、本物の男だぜ」
これを読んだ当初、男とはかくあるべきと思いました。今時は男らしいという言葉も迂闊に使えませんが、私はやはり「男らしさ」という事を大事にしてます。勢いだけの勘違い野郎とかでなく、中途半端な理屈で女の子受けする奴でもなく、精神的な気高さを持つ事、最近は理解されないというか妙な理屈で考える方が多くて(笑)。
今回の2つの話も「えっ、女が過去を隠してるの卑怯じゃね? ヤクザと関わってるとか黒いよね」とか、「イタリアで女が出来たか確認せずに信じるのって信じられない、所詮その程度の想いっしょ」とか、問題をすり替えた意見がすぐに出て来そうです。こんな事を究極に考えると、今受けるのはクレーマー的な発想の人達が喜ぶ物語って気がして嫌になって来るんです(笑)。
本物の男がわかる人がいて、ほっとしてます( ;∀;)
作者からの返信
いつも応援コメントありがとうございます。
そして、このコメントを呼んで思わず笑顔になりました。いやマジで嬉しいです。
私が文章で上手く表現できなかった事をキレイに語ってくれました。
そうなんですよね。今回の二人はまさに「男ならこうあるべし」という気高さを見事に描いてくれました。
>問題をすり替えた意見
本当、これもめちゃくちゃ共感出来ます。
それも主人公側だけに都合のいい理屈がほとんどなんですよね。
ちょと相手側の視点で考えて見ると酷い思い上がりにしか見えないのに、ただただ主人公の都合のいい方向にだけ思考をどんどん進めていく。
それはまさに自分の都合しか考えないクレーマー的思考であると思っています。
福山様が以前「サレ妻」コンテストに出展された「君の想いを」。あれ最高に男らしい主人公でした……ヒロインですけどw
これからもお互い作品の中で「イイ男」「本物の男」を描いていきましょう
(; ・`д・´)シャキーン
美味しんぼ……ですか。
読んでないです^^;
料理漫画のイメージが強すぎるあまり、こんな凝った、深い話もあるんですね。
あ、そういえば、私が観たのは実写でした。
唐沢寿明さんのやつ! 思い出した! 懐かしい!! (すいません^^; 勝手に深夜に盛り上がってしまいました)
作者からの返信
いつも応援コメントありがとうございます。
美味しんぼは実は料理は二の次で、様々なキャラクターが織りなす人間ドラマが主軸なんですよね。
実際、究極のメニューとか至高のメニューとか、一般人の口に入るような物じゃ無いですし。
海原雄山のツンデレっぷりや、富井副部長の狂態を楽しむ漫画と言っていいかも知れませんw
あと、全体的に「粋」なキャラが多いんですよね、それも人気の秘密かと思います。