エリハチはファンブラと共に戦闘機好きにはバイブルですし、それはもう、何度も何度もあの銀色のコミックスを読み返したものです。
イトウシュウイチロウは、独房の暗さが印象的だった記憶……トッポイ人生のために……トッポイって今通じるのでしょうか。
1980年前後、あの頃の空気感だと、まだまだ学生闘争の色も残ってるわ、暴走族はブンブン走ってるわ、タケノコ族が踊ってるわでトッポさを表現するなら国内でもいろいろできたでしょうに、なぜよりによってアスランへ……
中東といえば、本当に頻繁に戦争が繰り返されている場所って認識でしたしねぇ。
中東戦争からレバノン内戦、そしてイライラ戦争へと続く危険地帯……そんな場所で国境警備とかアマちゃんにも程があるでしょうに。
日本国内でも赤軍が暴れ回っていた頃に幼少期を過ごした計算ですし……あ、あの時代にギリシャ旅行とかできる時点で、ボンボンだったのかしら?
とまあ、考え始めるとどんどん横道に逸れていって帰って来られなくなるのが脇役の楽しさでしょうか(笑)
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
登場人物のそれぞれが「戦争」「人殺し」という行為に様々な思いを持っているのが特徴的な漫画でした。
多国籍の傭兵集団という舞台を上手く生かした物語だったと思います。
そういう意味ではシュウウイチローは、いわゆる「日本代表」なものの考え方を持ったキャラクターであったと思うのですよ。
今時の創作は、日本人が異世界転生して平気で人殺しとかしますからねぇ。ちょっとあれにシュウイチローの爪の垢飲ませたいです。
彼がどういういきさつでアスランに来たのかはよくわかりませんね。あるいは借金取りに追われてここまで逃げて来たのかも知れません。(;^_^A
三流FLASH職人様、こんにちは😊
「エリア88」は知らないのですが、戦争を背景とした人間模様が、深く重く心に迫ってくるようでした。
奥が深い物語ですね。
本作全23巻において、たった2ページだけの登場。
そこに目を向けた三流FLASH職人様も凄いですが、それだけインパクトのある人物だったのですね。
そんな脇役があってこそ物語が盛り上がるのでしょうね。
作者からの返信
続けて応援コメントありがとうございます。
エリ8はがっつり戦争モノで、人の愚かさを自覚しながらそれぞれのキャラが戦闘機に乗り、それぞれの思いで引き金を引く物語です。
遊び半分に人を殺す者、己が悪と自覚して世界を憎む者、平和に馴染めなくて戦場に戻って来た者等々、様々な人間ドラマが描かれています。
そんな中、日本人のヒューマニズムを持ち込んだようなシュウイチローの存在は出番がちょっとでも大いにインパクトがありました。
新谷かおる氏の作品は、自分も大好きでした。”エリア88”は、何度も読み直しました。
今回の場面、登場人物の名前は忘れていましたが、場面の状況を読んで、ありありと思いだしました。当時、読み終わって、どうもすっきりしなかったのを覚えています。エリア88が、単なる戦闘機物語ではないことを、意識したのかもしれません。
あの作品は、とっても奥が深いような気がしました。
作者からの返信
続けて応援コメントありがとうございます。
戦争を題材にしながら常に「人殺し」というテーマと向き合う本作品。
序盤に出て来たアクロからの転向組マリオ、殺人を戦争と割り切って楽しむグエン、そして自己の不幸をエネルギーとして、大量殺戮者になる道を選んだ神崎。
そんな中、シュウイチローの存在は本当に稀有でした。やはりシンが除隊後に、ジョゼにあのセリフを語っているシーンは忘れられません。
おおっ、素晴らしい。新谷かおる氏は「ふたり鷹」が好きで、エリア88は未読ですが、その作風から空気が伝わります。私は「ふたり鷹」で脇役である花園あけみが、アメリカ編で話しているとある場面が大好きです。その言葉は忘れられません( ;∀;)
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
あ、私も「ふたり鷹」は未読ですねー、今度探してみます。
エリ8はライバルである神崎も好きでした。屈折した男ですが、
ブレないその悪党ぶりも良かったですね。
おまけ。
以前近況ノートで紹介した鳥山氏の「SANDLAND」、つべにより踏み込んだPVがアップされてるのでよろしければ。
https://www.youtube.com/watch?v=d1sD4ZMJk00&list=RDMM&index=14
なんか早々と放映が終了しはじめてる……もっかい見に行こう。
前回に引き続き、知らない作品。
やばい……振り落とされそうです^^;
名前だけなら聞いたことはあるんですが……。
でもこうして、知らない作品の魅力を感じられるという、また違ったものもあって、いいですね。
作者からの返信
いつも応援コメントありがとうございます。
あ、私みたいな重度のオタクのラインナップにフルでついてこられる人はそうそういませんので(;^_^A
知ってる作品だけ追いかけて頂ければ十分ですよ。まぁ本エッセイで興味を持たれてくださったらそれはより嬉しいですけど。
なんせ古い人間ですから、私はw