第38話

<朝霧塁斗視点>

俺は、退院後初の学校へと向かった。

クラスメイトの皆からは心配された。さすがにね。

さすがにこんなことがあったから、学校では一週間警備が仕掛けることになった。

もちろん理由は俺。俺が、内藤と繋がっている誰かに襲われるのを防ぐためだ。

クラスメイトから質問攻め、、、というのはされなかった。


だが、放課後も大変だった。

下校するときも、後ろからなんかインタビュアーとかが追ってきてるし。

そして、、なぜか。

何故かだけど、涼花と美鈴、そしてノアもいた。

「なんでみんながここにいるの、、、?」

「「「塁斗が心配だからだよ!!!」」」

ああ、そういうことか。

俺が退院後初めての学校だから、何かあったら心配だからか。

それにしても、三人とも顔が赤いな、、

「なんか、俺を守る以外に何か理由があると思うんだけど、、」

「「「ッ!!!」」」

「何その声、何か心当たりあるの?」

「「「ないです」」」

「ならいいや。それにしても、ノアは何でここにいるの?」

「いや~、、、」

「忙しいはず、、」

「いや~、、、、、」


なんか少し怪しいけど、まぁいっか。

それにしても、、、なんかもやもやするんだよなぁ。

前の「刺される」時みたいな。だけど、怖くはない感じ。

もしかして、これって恋?!って、それはないか。

だけど、こんだけ冤罪に振り回されて、青春なんて楽しめなかった。


「俺も”青春”してみたいなぁ、、」

「「「...」」」

「まだ遅くはないかな、、」

「「「...」」」


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ここからはHappy!Happy!Happy!パートになります。

4か月ぶりかな。リハビリ程度に。

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冤罪をかけられた。信じてくれたのは担任とクラスメイトだけ。 ラ主@多忙なう @Doorstep

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