応援コメント

81.「復讐はむなしい」なんてことを、一体どこの誰が確かめ、決めたというのでしょうか。」への応援コメント

  • イクスリュード、とっても良い奴ですね。彼がいなければ、ラズカイエンはもっと荒んでいたのでしょう。
    人?の出会いって、素敵ですね。

    それだけに、ラズカイエンの悔しさや怒り、憎しみがよく伝わってきます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    イクスリュード、身内以外ないし戦士以外に対しては不遜な傾向もありましたが、清廉で一本気な貴公子なのでした。彼がいなければ、ラズカイエンは「荒んでいた」どころの騒ぎではなかったかもしれません。
    イクスリュードから見たラズカイエン、気性の激しさに手を焼く場面も少なからずある一方、自らと並び立つ、あるいは自分以上の戦士として認め敬意を払う相手でもある――という、そんな感じだったのではないかなぁと思っています。私的には。

  • 違うかもしれないですけど、火の力を宿した子を産む際に焼かれて死んでしまったって、イザナミみたいだなあと思うなどしました。

    しかし、ラズカイエンにそんな背景があったとは…。悲しい…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    元々の着想元がまったく違うところなのでその発想はさっぱりなかったのですが、言われてみるとイザナミの神話っぽいところありますね…ラズカイエンはさしずめカクヅチですかねぇ。

    ともあれ、よくも悪しくも、ラズカイエンは「水竜人の部族の戦士」であることがアイデンティティの多くを占めてるやつなんですよね…あと、たぶん己自身がそうであることより、「素晴らしい戦士達とその素晴らしさを共有している」ことの方に価値を置いていそうというか…うまく言えないのですが。

  •  ラズカイエンのバックストーリーに胸熱。
     手前勝手な理想を押し付ける者と言わず国と言わず、悲劇を撒き散らす展開が溢れすぎていて耳を覆いたくなる昨今。
     彼に思いが寄ってしまいます。これが彼の思いを利用しようとしてる誰かの思惑じゃなきゃ良いんだけどなぁ。
     面白かったです・:*:・(*´艸`*)・:*:・

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ラズカイエンの出生と来歴は作中のような塩梅でした。親友と恋人の存在や、自分を同胞として迎えてくれた戦士団の存在に救われていた彼なのですが――それも良し悪しの部分があり、それらへの傾倒ゆえに「水竜人の部族の戦士」という価値を高く置きすぎているのが彼でもあります。コインの裏表というか、禍福は糾えるなんとやらというか…。
    書いてる側としては彼に同調する部分もあり、「いや、しかし…」と唸ってしまう面もあり、なかなか複雑なキャラクターです。彼は。