応援コメント

66.幕間:《軌道猟兵団》――もとい、ジム・ドートレス研究員はかく語り【中編】」への応援コメント

  • 魔法の体系がいろいろあって、おもしろいですね。でも、魔法が生活に深く入っている世界なら、研究され体系化されたり、派生したりして広がったりしますよね。当然、そういうところとは無縁に、独自で発展したりもするでしょうし。
    そういうところにリアリティがあるのは、とても好きです。

    あと、レイヤーの考えかたもおもしろいですね。画像加工系のソフトウェアに出てくるレイヤーをイメージしています。
    一つ、または複数のレイヤーに描かれた現象が、重なって……
    なんとなく想像できます。
    そう言えば、ハルアも別のレイヤーにいるって言ってましたね。
    そういうところも、関連しているのが、深いなって思います。


    さてさて、隠し部屋ですね。
    魅惑の隠し部屋♪
    わくわくします〜ヽ(≧▽≦)ノ

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    お察しのとおり、本作における「魔法」のモチーフはいわゆる画像加工系ソフトにおける「レイヤー」の概念から着想したものです。
    世界――あるいはそこに起こる現象を、一枚の「絵」として捉えたものです。
    そしてこれもお察しいただけているみたいで嬉しいのですが、ハルアのような存在や、あるいは同じく「機甲少女」で登場したバルトアンデルスの「本体」も、まったく別のレイヤーに存在する(観測不可能なレイヤーに存在する)ものとして想定しています。ハルアの場合は、物理レイヤー(と呼べそうな何某)における存在が消えちゃったので、「あちら」でしか対面できない、というやつなのですが…まあ、そこはそれ。
    「魔術」とは、「ここでないどこかのレイヤーの法則」に基づき現象を起こすためのアクセス手段であり、レイヤーが持つ法則の数だけ魔術も存在するのだ(あるいは、一件異なるようでいて同一レイヤーの法則で動いている術式もあるでしょう)というアレでした。
    魔法の実演がなかなかないわりにこういう設定はやたらめったら出てくる拙作です!

    ともあれ、そろそろファースト遺跡探索も転換点に入ります。
    また、引き続きのお付き合いをいただければ嬉しいです