応援コメント

28.おひとよしのおっさん冒険者だって、我慢がならない、本気で怒らずにいられないことがあるんです」への応援コメント

  • シドもイクスリュードも、かっこいいですね。
    シドは、あの船員を想って静かに怒っていますし、イクスリュードも、人間を蔑視せずに理をもって、シドと交渉に望んでます。

    ラズカイエンの存在が、それを際立たせてくれますね。

    なんとか平和に解決できたらいいなと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    イクスリュードのスタンスとしては、シドが「優れた戦士」であることをもって敬意を払っている、というところなので、ラズカイエンのように「人間だから」という理由で軽んじたりはしませんが、彼なりの道理を通しているのだ、といったところではないかと思っています。
    なんていうか、イクスリュードは育ちのいい「貴公子」の類なのです。節度を知ってるひとなのです。
    かっこいい、と感じていただけるところがあったなら、書いた側としてはたいへん嬉しいところですね。

    船員の件に関しては――正味、知るタイミングがどこにもないんですよね、彼。
    別動隊で唯一生き残ったプレシオーリアが伏せていたのか、彼女もあずかり知らぬところで起こった挙句に直接手にかけた水竜人が倒されてしまったのか、いずれにせよ船員の話はさほど重要と見做されなかったか、あるいは共有すること自体が不可能になっていたものと思われます。

    編集済
  • なるほど…シドさんの行動の基準がちょっとわかった気がします。
    しかし、それだけに24話で無事に再会できた親子が、呑気に喜びあっていた描写が残酷というか。この親子は、その出来事の裏で青年が犠牲になっていたなんて知らないし、それが普通の人の反応なのでしょうけど。
    表面に見える出来事の裏に、どれだけの人の努力や犠牲があるのか、想像力を忘れないようにしないとな、などと思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    創作していて主人公を欠いてる際に毎回ぼやーっと思うのが、「この主人公の『ヒーロー性』は何ぞや…?」みたいなところなのですが、シドに関しては、この辺りがその『ヒーロー性』に該当する部分なのかな、とぼんやり考えています。
    当たり前の人の、当たり前の営みや善き行いを、大切に思う――というのか。どうにも、何と言ったらいいやらまだ判じかねていますが、そういうところかなぁと思っています。
    そういうところを、これからも筋を通して書いて行けたらいいな、と。そんな塩梅です。