盛り上がってる中、悪気なく爆弾を投下して場を凍りつかせる人いるよな……とちょっと共感というか、周りの、どうしよう……って空気にリアリティを感じました。
強いんだから階級なんて関係なくても……とはきっといかないのかなぁ、と世知辛いです。
シドさんには幸あれ!と思ってしまいます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
変なとこでばっかりリアリティが出てしまっている感がありますが…あると思います。こういうこと。うっかり空気を凍らせてしまった靴屋の女将さんですが、ほんとに悪気は一片もなかったし、シドに対する悪意もまったくなかったろうと思います。ほんとに、うっかり口が滑っただけで。
実力があれば――というだけでは片付かないのが世の中というものではないかな、とうすぼんやり思っています。フィクションだからこそ、『そのひと』の真価を詳らかに知れるのではって、現実にはそう上手くはゆかないだろう、と。
肩書を見られる局面、どうしたってあるものだと思うのです。
まあ、だからこそ――という話が、本作の一面かなぁ、などと思う次第です。
いいですよね。
この田舎ならではの雰囲気。みんな顔見知りで、何かあれば集まって、みんなで楽しめる。
そんな雰囲気がとってもよく出ていて、なんだかこっちも楽しくなってしまいます。
靴屋の女将さんが、口を滑らせてしまいましたが、その時の雰囲気もリアリティがあっていいですね。
何はともあれ、平和が戻ってよかったです。
次の展開も楽しみにしていますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
妙なところろでリアリティが出ている感はありますが――何というか、その時その時に感じる「空気感」みたいなものを感じられる文章を書きたいな、というのが自分の理想としてはあります。
空気の湿度や温度、暑さ寒さ、風の感触。そんな感じのものを想起させられる文章を、書きたいな、と。
ともあれ、ここから先は「いかにしてシドは旅立つのか」の話になるかと思います。
次回もまた、よろしくどうぞです!