26.
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青臭い生命の香りを頬に受けて、俺は目を覚ました。夕暮れの日差しを浴びながら、石造りの、城壁らしき凹凸に腰かけていたサロアが、あまりに遅い時間に起きだした俺を見て、ふっと優し気な笑みを浮かべた。
「おはようございます、ロビン。エレナの背中の寝心地はいかがでしたか?」
「サロア………ここは一体………俺はどうして………」
寝起きでぼおとする頭にあまりに濃密な記憶が流れ込んで、俺は前後不覚に陥った。
「サロア!!君は無事だったのかい!?というより俺は死んだはずだ!!じゃあ、もしかしてサロア、君も――――」
「しー………」
サロアは口元に人差し指を押し当てて、俺の隣で横になって寝息を立てているエレナを目線で指し示した。俺は慌てて口元を抑えた。
「――――――………まずは皆無事に坑道を抜けることが出来た、ということを伝えておきます」
サロアは俺が落ち着くのを待って話し始めた。
「もちろんここは冥府でも、私たちが幽霊になった訳でもありません。ちゃんと生きてここまでたどり着きました。全員目立った怪我もありません」
「それは………良かった………」
俺は寝袋で深い眠りの中にあるエレナに目を向けながらいった。
「ふふ、意識を失ったあなたを助けたのも彼女なんですよ。後からちゃんとお礼を言わないとだめですよ」
「むう………わかってるよ………」
守るべき女の子に逆に命を救われているという事実に忸怩たる思いを抱かざるを得なかったが、彼女の一先ずの無事を聞いて、俺はほっと胸を撫で下ろした。
サロアは俺の返事に満足したように頷くと、腰かけた城壁の余ったスペースをぽんぽんと叩いて、俺を隣に呼び寄せた。
「見てください。あそこが私たちが目指すべきエルフの里、その禁じられた聖域です」
俺はサロアが腰かける城壁の隙間から、夕暮れに映えるその異様な風景を見下ろした。
「ここはドワーフたちのかつての見張り台です。ここからはエルフの里を守る禁域の森と呼ばれる霧の障壁を見ることができます」
「あそこにエルフが………」
茜色に染まった禍々しさすら感じるその逆巻く霧の障壁は、階下に広がる青々とした森を広大な範囲に渡って占領し、それらを絶対的な力の奔流と神秘によって覆っていた。
「かつてここに住んでいたドワーフたちはエルフたちと交流を結び、莫大な富と繁栄を得つつもこうして、彼らを監視できる見張り台を多く建設しました。彼らは見張り台でこの景色をどういった気持ちで眺めていたのでしょう。彼らはもうここにはいません。そして彼らの結末を語る者ももうこの世には存在しないでしょう。この障壁の中にいる彼らを除いて――――」
サロアは階下に横たわるその茜色を纏った霧の障壁を眺めながら、その中にある神秘を幻視するように目を細めた。俺はその姿に何か確信めいたものを感じた。
「サロア………君はエルフに会ったことがあるのだろう?」
彼女は恐ろしいまでの無表情で俺を見た。
「ええ」
彼女はその短い返事だけを返して、再び口を閉ざした。これ以上の事を話すつもりはないと言外に語っていた。俺はサロアの言葉に少なからず衝撃を受けていた。彼女については未だに謎が多い。それでもなんとなくわかることが増えてきたような気がしていた。さっきの質問だって、何となくそう思ったからほとんど当てずっぽうで試みた質問だった。それがたまたま的中したのだ。彼女は俺に隠し事をしていた。やはりサロアはエルフと交流があった。
「サロア、君は俺たちの村がこんな終わり方をすることを知っていた」
長い沈黙の末、抗いがたい波に攫われるようにして、その言葉が口を付いて出た。俺はきっと止まれない。
「だからその時の為に君は脱出計画を立てた。父達と協力して………俺が焼かれた村にたどり着いた時、ほとんどの村人はどこかに消え去った後だった」
もぬけの殻の村、坑道の抜け道、禁域の森を抜けるための聖水、そしてエルフとの密会………彼女は帝国の侵略をその予兆すら感じさせぬ段階から、詳細にその内容を知っていた。そして彼女は父の会話とあの最後の村の状況から察するに、その情報を父達と共有し、その為の計画を立てていた。そして、その計画通りに村民の大脱出が為された。だけど――――
「俺たちは今その中にいない。俺たちだけがこうして聖水を持ち、エルフたちのいる禁域の森の前にいる」
俺は思わず語気が荒くなるのを抑えられなかった。
「――――父さんは死んだ………サロア………父さんは……村の皆達は俺たちを逃がす為に犠牲になった……そうだろ……?」
そう考えるのが自然だった。腕の中で冷たくなる赤ん坊の死体と、父の死に顔がフラッシュバックして胃液が喉元までせり上がって来るのを感じた。
「――――ええ………彼らは魔術師の注意を引くための陽動として、極寒の雪山に入りました。そして雪山に入れなかった者、それを拒んだ者は村に残り、足止めとしてその命を散らしました………私たちの行く道にも魔術師が現れたことは完全に予想外でした。魔術師は滅多に俗世に干渉しない。ましてや複数人を同じ作戦に投入することなど有り得ない事だと、彼らは言っていました」
サロアの語った事実は概ね俺の想像通りだった。“彼ら”とは父達、村の指導者層の事だろう。
「………それは他の村の人たちは知っていたの?」
「………恐らく知らないはずです」
俺はその言葉を聞いて、目の前が真っ暗になるような衝撃を受けた。父達の血にまみれた罪、そしてその血を代償として生き残ってしまった自らの罪――――
「ですが彼らには他に選択肢が無かったことも事実です。私が用意した聖水は二つしかありませんでしたし、村に留まるより、雪山に入った方が遥かに生存率は高く、十分では無いにしても雪山を超えるための、装備と手段は用意されていました」
父達は最善を尽くした、彼らに落ち度はない。つまり、サロアは俺にそう思って欲しいのだろう。確かにその言葉は俺にとって恵みの雨のようなものだった。俺は父達を悪者にしたくなかったし、自らもその罪を背負ってまで生きたいと思えなかった。だけど俺はサロアのその言葉に違和感を覚えた。もっと別の場所に、見つけるべき罪の在り処はあるのかもしれない。彼女の態度はその在り処を指し示しているかのようだった。
「――――サロア、君は怪我をしていたね」
俺はサロアの外套を捲って、ぼろぼろになった服を夕暮れの茜色の元に晒した。
「それも俺を背負って運べない程の………」
サロアの厚手の旅行者用の衣服は全体的に焼け焦げて損傷が激しく、特に袖の部分は完全に焼け落ちて、その白い素肌が寒空の下むき出しになっていた。
エレナが寝息を立てて眠る寝袋を見る。彼女は疲れ切って深い眠りに入っていた。
「エレナももちろん力持ちではあるけど、サロアの方が力も強くて背も高く、足も早い。背中から敵が迫っている緊急時ならサロアが背負うのが自然だ。でも君は言ったよね。エレナの背中の寝心地はいかがでしたかって………ねえ、教えて。あの坑道で何があったの?」
「………ええ、わかりました。元から話すつもりではありました――――」
サロアは話し始めた、道中で襲って来た相手は魔術師だったこと、サロアが足止めに回ったが隙を付かれて道を通してしまったこと、追いつかれたエレナが魔術師と交戦することになって、なんとか間に合ったサロアがエレナと協力して死闘の末退けたこと――――
「その後、私はあなたが地底湖に着水した時に頭を打って気を失ってしまったことをエレナから聞きました――――ええ、トロッコから墜落したあなたたちは、運よくドワーフたちの創造した地底湖に落水して一命を取り留めたのです」
にわかには信じられない話だった。地底湖の話もそうだが、あの一瞬にして村を焼き払った魔術師と交戦して、退けたということが何より信じられない事だった。しかし、戦いの壮絶さをサロアのぼろぼろになった衣服は物語っていて、その損傷の仕方は常人との戦闘で負うものではなかった。
「………サロア………君は無事なんだよね」
彼女の衣服は尋常でない損傷を負っていた。しかし、ぼろぼろになった衣服から伸びる手は傷一つない、白磁のようななめらかな肌だった。
「………」
サロアは無言だった。
「サロア、俺は君にずっと言えなかったことがあるんだ」
俺はずっとポケットに隠し持っていた例の布を手のひらに出してサロアに見せた。
「これは、君のだよね」
サロアは一瞬驚いた顔を見せて、またすぐにもとの表情に戻った。
「ここまで持ってきてしまったのですね」
「知ってたんだ」
「ええ、確信は持てていませんでしたが、あなた以外にはいないと」
俺はあの日以外にも彼女の秘密の場所を探したが、もう一度それを見つけることは叶わなかった。きっと彼女が何らかの細工を施したか、隠し場所を変えたのだろう。
「これが何なのか、教えてくれる気は無い?」
俺は一瞬の怒りが過ぎ去って、代わりにその隙間に恐れが入り込んでいることに気付いた。ここまで来たらむしろ真実など知る必要など無いのではないか。俺はこの何時間かの間に多くのものを失い、それよりもっと多くの罪を重ねた。例え彼女も俺と同じほどの罪を重ねていたとしても、俺は彼女を失うことに耐えられないだろう………
「………話すことは………出来ません」
「………この布は君のその特異な体質と関係がある?」
「………いいえ。私の体質とその布の性質に恐らく関連性はないでしょう………その理由については、お話しすることは出来ません」
そのことにほっとしたような、裏切られたような気分になった。
「ただ」
彼女は言葉を続けた。俺はまた緊張で肩が強張るのを感じた。
「それは」サロアは俺が手に持つ布を目線で指し示した「この世にあってはいけないもの、無暗矢鱈に放棄すれば危険となり得るものであることは重々承知しておいてください………だけど身に着けておく分にはそれほど危険はないはずです。なのでそれはあなたが引き続き持っていてください」
「………いいの?」
「ええ、お願いします」
俺は信じられず疑いの目で彼女を見た。しかし彼女は何も言わずその目を見つめ返すだけだった。
「………」
「………」
また沈黙が流れた。聞きたいことは山ほどあるのに、なかなか言葉が喉の奥に詰まって出てこない。気持ちの整理がつかない。
「――――――サロア………俺は、俺たちは………君を信じても良いんだよね?」
「――――ええ………私はあなたたち二人の味方です………これまでもこれからも………」
俺が沈黙の末に絞り出した言葉は幼稚な、まるで幼子がぐずって物をねだるような口調に近かった。サロアはそれを優しげな声と口調で、受け止めた。あまりに整った顔の造形とその灰色の双眸からは彼女の真意は汲み取れない。しかし彼女は幼子の我が儘を言葉の上では受け入れて、優しく包み込んだ。それが泣く幼子をあやすためのものか、本当に彼女の真意なのかは正直なところ今の自分では判断も、予想すらできなかった。その言葉が真実であると思いたい気持ちが、理性的な思考を拒んだ。
「――――――俺たちには………俺には、もう何もない………村の皆も………母さんも………父さんも………みんなみんな死んでしまった………だから、サロア、君だけは………」
俺の言葉はきっと彼女にとって呪いとなるだろう。それがわかっていて俺は彼女にそれをぶつけざるを得なかった。城壁の青と夕暮れの橙が滲んで、混ざった泥のような色が醜く世界を塗りたくった。
「ええ………」
「………」
果たして俺は彼女に何を求めているのだろう。真実?愛?贖罪?虚構?力?
「――――君はあの村を、あの村の人々を、見殺しにしたね」
「ええ………」
彼女は静かに答えた。夕暮れに映える彼女の横顔は相変わらず完璧で、恐ろしい程に美しかった。
「君はその特異な体質で禁域の森を抜け、エルフと接触した。そして二つの聖水のみを持ち帰り、その事実を事が起こる直前まで隠ぺいした」
俺の推理は推理なんて言うのもおこがましい、状況証拠だけの確たる証拠もない疑いだけのもので、彼女はそれをいくらでも否定出来た。
「ええ、あなたのお父様は大変賢い方でした。もし、聖水の情報をもう少し早く共有していたのなら、もっと別の方法で私を追い詰め、聖水の使用権を勝ち取り、このような結末を回避することができたのかもしれません。例えばこの聖水ごと帝国にエルフを売り渡して、延命を図るとか………」
だけど、彼女は否定しなかった。俺は父の選択に疑問を感じていた。彼ならば他人に全てを託す前にもっと別の選択肢を模索するだろう。だけど出来なかった。だからきっと彼も俺と同じようにサロアに呪いをかけたのだ。
「聖水を複製することは?」
「出来たかもしれません」
「でも君はしなかった。試みる事すらしなかった」
「はい」
「それはエルフとの契約によるもの?」
「それは言えません」
その答えはほとんど正解に近いように聞こえた。だけど――――
「君はあの坑道で追ってきた魔術師と対峙し、退けたといった。それはどうやって?」
「詳細は省きますが、魔術師を行動不能に追い込みました」
あの激しい衣服の損傷は明らかに魔術師との戦闘によるものだった。もしその戦闘の跡が立ち塞がる魔術師とのものならば、戦闘に勝利する以外の方法で道を開くことなどほとんど不可能だっただろう。
「君は魔術師と渡り合えるほどの実力を持っている。もし、君が本気になったら魔術師から村を守ることが出来た?」
「かなり難しく確率も低かったでしょうが、不可能ではなかったでしょう」
「――――――………」
そもそも彼女はエルフの意向に左右されるまでもなく、その力で勝利を勝ち取ることが出来たはずなのだ。長い間彼女を見てきた俺にはわかる。例えどれほど敵が強大でもサロアだったら何とかしてくれそうな、そんな底知れなさが彼女にはあった。
「………何故君はそれをしなかったの」
「それを話すことは出来ません」
「それはエルフのせい?」
「いいえ。一部では関係があると言ってもいいですが、概ね彼らは関係ありません」
彼女は自らの意志で、魔術師との対峙を拒否したのだ。
「君は魔術師なの?」
「いいえ」
「じゃあ、魔術師ではない帝国側の勢力?もしくはそれに味方する勢力?」
「いいえ」
「じゃあ、エルフの味方?もしくはそれに味方する勢力?」
「いいえ」
わからない。何も。
「――――じゃあ君は誰の味方なの……!?おかしいよこんなの……!一体君は何者で、何が目的なの………!――――俺は君のことがわからないよ………」
俺は彼女に会ったその日から永遠と解かれぬ問いを、直接本人にぶつけた。
「私はただのサロア………あなたたちが名付けてくれたこの名以上の情報を私はこの世界で持たない………だから私にとってはあなたたちがこの世界の全て………私はあなたたち二人の味方です」
「――――――………そうやってはぐらかさないでよ………!!それじゃあ何もわからないよ!!――――俺たちには………俺にはもう君しかいないんだ。もっと信じさせてよ………もっと教えてよ………もっとそばにいてよ………君だけは………いなくならないで………」
とめどなく流れる涙が彼女の白を染めて、汚す。だけどそれは俺の視界だけのものだ。現実の彼女は何処までも純白で、この世の何とも混ざらない。いずれ彼女も俺から離れていく。その確信めいた直感が彼女と最初に会った時にはもうすでに俺の中にはあった。
「ロビン………あなたのお父さんは、私を自らの娘だと言いました。そして私は最終的にそれを受け入れました………」
彼女は立ち上がると泣き崩れる俺を優しく包み込んだ。
「私はあなたの死んでしまったお姉さんになることはできない。でもあなたと家族になることは出来る。いえ、あなたのお父さんと契約を交わした私はもうすでにあなたの家族、あなたの姉です。だから私は家族としてあなたのそばにいます。あなたのそばでその悲しみを共に分かち合いたい」
「でも………でも………俺にはわからない………!それが正しいことか………!君を信じたい、でも信じられない………!!」
「正しくなくていい、信じなくていい。でも今だけは私を姉だと思って、この胸で泣きなさい。きっとあなたは真実にたどり着くことが出来る。あなたは自分の足で立ち、明日を歩けるようになる。だからそれまで、この胸で泣きなさい」
「………でもそれじゃあ………俺は………どうしたら………うぐっ………父さん………母さん………サロア………姉さん――――………姉さん――――」
俺は声を上げて泣いた。憎しみと怒りと悲しさとそしていろんな感情がごちゃ混ぜになって、俺を襲った。俺は彼女を利用している。そして彼女も俺を利用している。それが真実で、この世の理だった。
空に浮かぶ、夕日に変わった月明かりが、寒々しく石の城壁を照らして青白く光る。冷たい夜風が頬を伝った涙を乾かし、その上をまた、とめどなく流れる涙が濡らした。
長い夜だった。俺はその涙でも流しきれぬ怒りと憎しみとそして自らの罪を抱えて、サロアの胸で眠りについた。
――――――――
――――
――
夜になく、群れから切り離された山犬の如く、声を上げるロビンのその慟哭を聞きながら、私はただ寝袋の中でじっと夜闇を見つめることしかできなかった。彼は悲しみと憎しみと自らの無力とそしてその罪、その穢れた血の責任を感じているのだろう。しかし彼に罪は無い。人が抱くその幻想は人が持つ一つの美徳と言えるかもしれないが、私にとってはそれを課した神の歪んだ享楽、愉悦にしか思えなかった。真にその責めを負うべきなのは、私とサロア、帝国、ひいては世界そのものだった。
彼は何故泣く、何故その責を負う、何故私はそれを分かち合えぬ。
彼はサロアの胸の中で泣いた。それは私には決してできない事だった。サロアは彼と共に悲しみを分かち合い、泣いた。涙は美しく、月夜の風はその涙と共に、業と罪を消し去ろうとした。だけど、それでも彼の憎しみと枷は外れない。その枷を解く事は彼女でもできない事だった。いや違う。彼女ならできたはずだ。彼女なら彼とそして私の枷を解き放ち、全く別の未来へと繋ぐことも出来たはずだ。
私は彼女が好きだった。きっと彼よりも………そしてそれは今でも変わらない。私は未だに彼女が私を解き放ってくれることを夢見ている。
――――ねえ、どうして………?
ロビンは泣きつかれて、そのままサロアの胸の中で眠った。
「エレナ、私はあなたの事も家族だと思っていますよ」
彼女は寝袋で息を潜める私に向かってそう言葉を投げかけた。
――――そうじゃない。私が望んでいる言葉はそれじゃない。
私はこの先、彼にその罪を償わなくてはならない。彼と私はこの世界に大きな変動をもたらす。だけどきっと彼と私の望みは果たされない。
ねえ、教えてサロア、どうしてこの世界はこんなに歪なの、どうして彼は泣かなくてはならないの、どうして………どうして私を救ってくれないの――――――
第一章 生誕 終
無彩色のアンドロギュノス 柴石 貴初 @kiwi1203
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