ラスボスはジャニーズにあらずメディア業界なり

『検証』と言えば中傷殺人のいいわけが立つと思っているのか？

　ジャニー喜多川の性加害問題において、恐れていたことが起こってしまったというか……、被害者の会のメンバーが自死されました。

　原因としては度重なるＳＮＳでの誹謗中傷と推測されています。

　この期に及んでも「ジャニオタ中傷軍団」は反省の兆しを着せず、いろいろ言い訳をしているようなので、それに反論をしておきましょう。

『自分たちは検証を求めているだけ』と、主張する方が多いですが、いったい何の検証ですか？

　ジャニー喜多川が性加害を行ったかどうかですか？

　半世紀以上前に出た暴露本や、もろもろの被害者及び目撃者の証言、業界のうわさなどから、性加害自体は本当であると確定しています。

　何をどうすれば覆ると思っていたのでしょうか？

　恋愛の言葉で罪を薄めようとする文章がありました。

　目についた少年手当たり次第に手を出していた感のあるジャニー喜多川の行為に対して、その表現は無理がありすぎです。

　上位者のパワハラ的要素が含まれている場合、恋愛だと思い込んでいるのはそいつだけで、被害者サイドはそう思っていないことは往々にしてあります。

　書いた人間もまた上位の立場に立って似たようなことをした覚えのある御仁でしょうか？

　枕営業したくせに後でがたがた言いやがってという内容の文章も読みました。

　夢を持って業界に入った子供は、上位者の変態性欲のエジキになろうとも後で文句を言うな、と、言う意味でしょうか？

　被害者の会の言うことが胡散臭い？

　だったとして、その少数の被害状況の報告の矛盾点ついて彼らを嘘つき扱いすれば、ジャニー喜多川がやってきた性加害のすべてがなくなるとでも思ったのでしょうか？

　そもそも自殺の原因が誹謗中傷かどうかはわからない？

　これは可能性があります。

　しかし子供の時期に強烈な心的外傷を受けるとその後の人生においても精神の安定を得にくくなります。

　いわゆるストレス耐性とかいうやつですね。

　そういう心理状況におそらくなっていたであろう人たちに「ジャニオタ中傷軍団」は何をしてきたのですか？

　ああ、それから小林よしのりのアシスタントも見苦しく『検証』という言葉で人殺しの言い訳をしていましたね。

　まあ、これは当該漫画家のフェンネル攻撃の一環でしょう。

　とりあえず、旧ジャニーズ、スマイルアップが被害者やその家族への誹謗中傷に対し法的な対応を検討しているとのコメントがありました。

　今度こそ口先だけでないことを期待しましょう。