木下優樹菜の恫喝事件【当時のブログよりリライト】

 前回『ジャニーズ以外のテレビ局の忖度』の続きです。

https://kakuyomu.jp/works/16817330663240518037/episodes/16817330664898180911


 木下優樹菜の件では被害は一般のカフェのオーナーやその家族。


 一般社会の人間にまで及んでいる、にもかかわらずメディアは一か月近くも隠ぺいしました。


 SNSでは既に炎上していて有名な事柄だったらしいけど、私は興味がなかったから初めて知ったのはテレビ放送でです。


 あの当時は沢尻エリカの薬物事件の方が大きく扱われていました。


 人間というものはどうしても、自分の立ち位置から見えるもので判断しがちな生き物です。だから、メディア業界全体に多大な迷惑をかけた沢尻の方を重大案件として扱いたくなるのも無理はありません。


 しかし、木下優樹菜の件に関しては事務所の要請(圧力?)で一か月近くも報道自粛した挙句、身内びいきの発言で「再起」を早々に口にしたり、被害者であるオーナーの落ち度を無理やり探すような発言を各テレビ局が繰り返したりしていました。


 このことには今でも怒りを禁じえません。


 カフェのオーナーの立場にたてば、長い間コツコツお金をためようやく開店にこぎつけた店!


 それを多大な影響力を持つ芸能人がSNSを使って中傷。


 さらに芸能人側がばれやしないとたかをくくったのか?


 恫喝DMまでおくるがばれると手のひら返して謝罪、しかも、内容は子供をダシにした口止め工作でしかなかった


 この内容も「言うこと聞かないと子供がどうなるかわからないよ」と暗にほのめかす脅迫行為のように私には見えました。


 これら一連の芸能人の行為で長年の夢だったカフェの営業はパアですよ。


 木下優樹菜がどれだけひどいことをしたか、一般庶民の立場に立てば簡単にわかるのに、テレビ報道にはその視点がすっぽり抜けていたのですね。


 一般人の生活や人生がいかに軽く見積もられているか!


 芸能人が悪事をしでかしても、イメージ守るための悪事の隠ぺいのためにはどれほど踏みにじられ台無しにされようとも構わない、大手放送局(日テレ、フジ、テレ朝、TBS)そのすべてがそう言っているように見えました。

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