ジャニーズ以外のテレビ局の忖度
先日ジャニーズが看板を下ろしたというニュースがありました。
まだ問題点はあるのでしょうが、基本的に元凶であるジャニー喜多川はもういないのだから「再発防止」という点では、それほど心配ではないでしょう。
スポンサー各社も、どうせジャニーズを拒否るならBBC報道があった直後にしろよ、と、言いたいことはいろいろあります。
でも、ガバナンスの点から言っても、今後は、問題のある芸能事務所にお金を落とすような方向には行かないでしょう。
それ比べてメディア業界はこの件では共犯関係のくせに、他人事のような顔をしていて、「再発防止」という点では一番信用できないのですよね。
報じるべきことに口をつぐんだのは、2019年の木下優樹菜の恫喝メールの件でもそうでしょう。
「事務所総出」でテレビ局に「お願い」したのが功を奏したようで、問題が起きて一か月以上もSNSでは炎上状態だったのに、テレビ番組は一切その件を報じませんでした。
木下優樹菜が実姉の言葉を勘違いして、一般人でもあるカフェのオーナーに恫喝メッセージを送り、自分のファン層にも中傷してくれと言わんばかりのメッセージを送って営業妨害をしてきたのに、それを「たいしたことではない」と、判断したのがメディア業界です。
一般人のSNS利用には厳しいことを言うくせに、芸能人のSNSの誹謗中傷で一般人が被害を被ったときにはきわめて甘いことを言っていたのも、テレビに出ているコメンテーターたちでした。
木下優樹菜の中傷コメントの後、木下のフォロワーからオーナーが受けた中傷コメントの数々がこちら。
「最低!」
「そんな経営者のいる店には行きたくないし、早くクローズしてください」
「こんな店行きたくないわ! 宣伝しておきますね」
「芸能人の力使って客集めしてたくせに給料払うの渋るわ、明細はないわって、マジでゴミカス人間ですね。店が潰れるのも時間の問題ですねww」
「店をたたみ、よその地へどうぞ」
「最低最悪の極悪野郎だな」
とてもつもない営業妨害でしたね。
事件についてのさらに詳しい内容は、次のマイブログリライト記事に書いております。
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