息を吐くように恫喝する
10月2日の会見で、社長のジュリーさんは出席しない代わりに手紙を託されていました。
その中で衝撃的だった文章。
「母メリーは私が従順な時はとても優しいのですが、私が少しでも彼女と違う意見を言うと気が狂ったように怒り、叩き潰すようなことを平気でする人でした」
いわゆる毒親ってやつですね。
心理学で「マニュピレーター」という語があります。
「操る」の英語「manipulate」をする人物を表し、他人を自分の思い通りに操作したがる人を表します。
親切と理不尽な態度を交互に見せ、相手を混乱させながら支配を強めていきます。
子供や配偶者にモラハラをするのは大概このタイプです。
ジャニーズというのは子供でも社員でも、あるいは外部のテレビ業界でも、他者に接するのはすべてこのパターンだったようですね。
特に女帝と言われたメリーや、いまだ表に出てこない白波瀬氏の対人パターンはそうだったのでしょう。
マニュピレーターとは「相手を意のままに操り自分の利益を得意とする人」を言い、親切な顔をしていてもきわめて利己主義で、相手のことを平気で傷つけます。
そんなマニュピレーターの標的が子供であれば「毒親」となります。
会社内で部下に向かえば「パワハラ」や「モラハラ」になります。
そして外部の弱い立場の企業に向かえば「恫喝」になります。
アメとムチを巧みに使っていたそうですね。
9月7日の会見の三日後、テレ朝が初めて?ジャニーズ以外の男性グループを出演させることを、『なぜか?』わざわざジャニーズに知らせに行ったそうです。
それに対してジュリー氏が、
「今回はしょうがないけど、続くようなら対応を考えます』
と、答えたとのこと。
これって誰が見ても、
『圧力かけない約束だから一回は仕方ないけど、何度も出すようならうちの事務所のタレントはもう番組に出さないよ』
と、いう圧力でしょうね。
会見の内容はこの記事でも書いています。
『本日のジャニーズの会見を見て』 https://kakuyomu.jp/works/16817330663240518037/episodes/16817330663292193537
質問者はしつこいくらいにメディアコントロール、いわゆる『圧力』はもうかけないんですねって念押ししていたのですね。
そんなに怖いんかい!
と、つっこみたくなるくらいのしつこさだったのですが、いやはや、『圧力』かけるのが習い性になっていたのでしょう。
ジュリーさん、毒親の被害者じゃなかったの?
虐待でもハラスメントでも虐めでも、被害者が加害者になっていくことはよくあることです。
なぜなら、加害者の手法を一番まじかに見ているのが被害者ですから。
そして、息吐くように恫喝するようになっていったのでしょう。
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