本日のジャニーズの会見を見て

 本日、東山紀之、井ノ原快彦、そしてジュリー藤島が出席しての記者会見が開かれました。


 生で放送してくれたのは、日本テレビ、フジテレビ、TBS、そしてNHK。

 

 ミュージックステーションなどで、ジャニーズ以外の男性タレントを、当該事務所の脅しに負けていまだに出演させていないテレビ朝日では放送されませんでした。

(14時にテレビチャンネルを変えてみた上での話です)



 東山さん、自身のパワハラ及びセクハラ、あるいは森光子との関係など、自分について聞かれたくない質問があったときには感情的な反応が見られました。

 

 少なくとも私にはそう見えました。


 ただ、4時間以上厳しい質問を受け続けお疲れさまでした、という気持ちも、私はジャニーズに厳しい意見の持ち主ですが、あります。



 質問者の何名かが、ジャニーズ事務所の「メディアコントロール」について尋ねておられました。


 つまり圧力についてですが、メディア側が圧力を受けた「被害者」のような顔をして質問しているのには強烈な違和感を持ちました。


 圧力はもちろんだめですよ。


 ただ、中国共産党とジャニーズの比較の記事でも書いたけど、そんな圧力があっても跳ね返せばいいじゃないですか。


 それが報道機関の責務ってものでしょう。


 取材をして事実関係を追及して、その対象がどれほどの権力を有していようと、悪事を行っているならその真実を広く社会に知らしめる、その責務を日本のメディア業界は放棄し続けたのです。


 白波瀬傑しらはせすぐるという引責辞任をした副社長。

 この方が、メディア業界への圧力などをかけてきた元凶との話ですので、彼からの話もちゃんと聞きたいですね。


 東山、井ノ原、そしてジュリーという、当時ことを知ったとしても具体的に何かをすることができたとは思えない立場の人間が、いまさら矢面に立って記者会見をしていたわけです。


 この問題は業界に古くからいればいるほど責任が重いのではないでしょうか。


 東山らより前の世代の現在70代の白波瀬氏や、ジャニーズに関わる醜聞をスルーするように指示してきたテレビ制作者、芸能関係の出版物の編集者など、そう言った人間を引きずり出し、ちゃんと話をさせてほしいです。


 今矢面に立っている三名よりもさらに厳しい質問の矢を浴びること希望です。

 

 ほかの話題については後日まとめます。

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