クローズアップ現代で紹介された現場の声
本日19時半、NHK『クローズアップ現代』で「”ジャニーズ性被害”とメディア 被害にどう向き合うのか」が放送されました。
NHKが当時の関係者から聞き取りを行い、それを一部紹介していたので、個人的に印象に残った言葉を取り上げます。
「清濁あわせのんでやってきた」
これを言った方はジャニーさんの家にも何度も行っていて、子供らが泊っていたことを知っていたそうです。
清濁あわせのむ、と、いう言葉は、善も悪も受け入れる度量の広い人間を表しますが、その陰で子供を泣かして使う言葉じゃないです。
濁の部分をのまされてきたのは、あんたらじゃなく子供らの方ですから。
「事件性がないから……」
「ジャニーさんが逮捕されていれば……」
だから報道で取り上げる価値がないと思っていた?
嘘だと思いますね。
そんなこと言うなら、かつて島田紳助の暴行事件を全くテレビが報じなかったのをメディア業界はどう説明するのですか?
あの事件では、島田紳助は逮捕こそされなかったが、傷害容疑で書類送検、裁判で有罪が確定しました。
しかし、ニュース番組では小さく報じたところもあったかもしれませんが、情報番組ではすべてスルー。
ほかのタレントがやったことだったらこれでもかと報道して批判したであろう事件だったにもかかわらずです。
あと「ジャニ担」の存在がクローズアップされています。
ツイッターでもトレンドに入っています。
ジャニーズ担当、通称「ジャニ担」、それ以外の業界人がジャニーズのことを扱うのはタブーだったそうです。
ある記事にによるとジャニーズは彼らに対するアメとムチの使い方が巧かったそうです。接待なども随分受けていたとか。
メディア各社は、自社のジャニ担に聞き取り調査を行ってどういう利益供与をジャニーズから受け取ってきたか明らかにしていただきたいです。
報道機関のくせに相手から利益供与を受けて、つまり、わいろを受け取って悪事に口をつぐんでいたのです。
政治家や官僚がそんなことをしたら責めてきたのでしょう。
利益を与えた側も受け取った側も徹底的に非難して、そのわいろの内容も事細かに報道してきましたよね。
同じことをメディア業界はやってきたのだから、それをちゃんと調査して、世間に公表することくらい、やるべきことだと思いますよ。
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