デヴィ夫人の「選ばれる女」のフレーズが気持ち悪くて仕方がない
9月7日にジャニーズの会見があった後、二日ほど、ツイッターにて「ジャニオタ」という語がずっとトレンドに入っていました。
事務所自体が事実を認めて謝罪してもなお、告発者へのSNSでの中傷行為をやめないセカンドレイプ集団。
彼女らが言うところの「外部」の者からしたら、理解しがたいその心理と行動がしばらくツイッターをにぎわしておりました。
一般のファンだけでなく、著名人にも被害者中傷した人がいますね。
もっとも有名なのはデヴィ夫人でしょうか。
この方が性犯罪者をかばい被害者を攻撃するのは初めてではないです。
柔道五輪金メダリストの内柴正人、元TOKIOのメンバー山口達也の性犯罪でも被害者の女性を徹底的にこき下ろしていました。
彼女の考えでは、社会的に成功した人間の輝かしい経歴を傷つける方が悪いってことになっているのでしょう。
せっかく「選ばれた」くせにその機会を不意にして恩を仇で返すとはって心理でしょうか?
著書に『選ばれる女になりなさい』というのがあります。
インドネシアの大統領スカルノに選ばれてセレブに上りつめた彼女らしいです。
ただその「選ばれる」というフレーズのの中に、被害者に対してセカンドレイプも辞さないおぞましいものも隠されているように見えます。
スーパーフリーとかいう有名大学の集団強姦で悪名をはせたサークルでは、加害者連中は女の子を酔いつぶしてレイプするときに「君は選ばれたんだ」などとほざいていたという記事を読んだことがあります。
昔の記事なのでうろ覚えで、もしかしたら別の大学の集団強姦事件かもしれませんが、とにかく、そんな言葉とデヴィ夫人の「選ばれる」は私の中ではしっかりリンクしてしまいました。
言葉は単なる音の羅列ではなく、その言葉がどういう状況で、日ごろどういう言動を行っている人間が発したのかで、まったく同じ音の羅列でも違うように聞こえてくるものです。
本を書いたご当人は、単に自分を磨いて「選ばれる女」になれと言いたいだけかもしれないです。
でも、これまでおこなってきた数々の被害者中傷の言動のゆえに、彼女の発する「選ばれる」のフレーズがおぞましく響いてしまうようになったのです。
それにしても、こんなセカンドレイプ常習犯をずっと起用し続ける日本テレビの番組は、これらの中傷行為を倫理や人権の観点から、問題ないとみなしているのでしょうか?
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