とても丁寧な作品

私はざまぁ系の作品が苦手だ
極度にデフォルメされた悪役が成敗されようとカタルシスは感じない
むしろ世界にまた一人作者をスッキリさせる為だけに作られた話が産み出されたのかと現代社会の深い闇を感じる

そんな私でもこの作品には惹き付けられた
苦手なのに読み進めてしまう
それぞれの登場人物が実は交差している事実が時間と共に現になっていく様はまるで映画のようだった
この作品の結末は勿論、次の作品も期待してしまうような作品でした