悪ぶった16歳少年。
むしゃくしゃして、
内なる衝動をもて余してて、
衝動を爆発させ、破滅した少女に憧れを抱く。
この年齢だからこそ、熱に浮かされたように
無謀が、悪が、輝いて見えるのかな。
きっと、この少年はキラキラ輝いてる。
制服のブレンダはそんな彼に惹かれてるのだろう。
きっと。
ちょっと悪い青春、堪能しました。
作者からの返信
すごく尖がってて、笑えますよね。
悪に憧れるお年頃そのまんまです。
彼のヒロインが、学校に向かってライフルをぶっ放した十六歳の少女っていうのも、多少は変わった子ではあります。
反抗期というほどでもないけれど、むしゃくしゃしたエネルギーが溜まってるんじゃないでしょうか。
たまたま、ここではブレンダですが、映画「俺たちに明日はない」なんて観たらその気になってしまって、彼女にボニーと綽名をつけそうな勢いです。
クロノヒョウさんのお題が、『付き合ってるカップルがはじめてキスをする』と、語句『魔法』を入れる、だったのです。ファンタジーで処理した方が簡単だったとは想いますが、そのジャンルは最近書いたところだったし、なんだかんだで、こんな話になりました。
読んで下さってありがとうございました。
読ませていただきました(o^^o)
台詞回しがお洒落だぁ、言葉少なにサバサバとした雰囲気に見えるけど、しっかり意識してるブレンダが可愛いですね。
2000字とは思えない満足感、楽しませていただきました(^^)
作者からの返信
いつもありがとうございます~。
つくもさんの最新創作エッセイ、「あなたは物語の中にいますか? 外にいますか?」にコメントをしようと想ったら、あっという間に多くのコメントが並んでいて断念しました。
演技でも、よく憑依型なんていったりしますけど、憑依したままでは演じることは出来ませんから、だいたいの書き手は、物語を俯瞰している神視点と、登場人物の目線の二つを無意識に合わせてるんじゃないかな? と。
尖った十六歳のカップルの話、楽しく読んで下さってありがとうございました~。
いいですねー
そそ、思春期って実行は兎も角、そういう衝撃的な出来事に憧れちゃうんですよねー無論大抵はそれを自制する事が出来ますが、偶にいかれてる奴がいると自身に出来ない憧れを抱いちゃうかもしれません
しかしこの作品の主人公、16歳にしては達観し過ぎだなwwwww まるで古き良き時代の映画の主人公の様だ^p^
作者からの返信
あるまんさん
はじめまして~。
そうなんです実は正しく中二病に罹患している主人公なんですwww
十六歳ならこんなものかなーって。アメリカではもう運転免許も取れて車を乗り回して深夜まで子どもたちだけで煙草とハッパとお酒ありのパーティーしてますからね。
それでなくとも、伝説的な世界の凶悪犯罪とか、カーや銃のマニアックな雑誌を隅々まで読んだりとか、何かとそういう時期かなって。
同じ十六歳でライフル銃をぶっ放したブレンダちゃんには、大昔の話ということもあって、同じ十六歳なら憧れめいたものを抱くんじゃないかと。
そんなお話でした(笑)
読んで下さってありがとうございました。
編集済
この作品を読んだ感想としては些か、ズレたものになるかもしれませんがご容赦ください。
この年頃の男女にとっては、恐らく半数かそれ以上の人が共感でき、実際にこんなふうな思考をしていたのだろうと察します。
彼は帰国子女だから、その傾向が随分と顕著でわかりやすく発現していますけど、たぶん日本人でも似たようなことを考える男どもは多いんじゃないかな、と思いました。
そう考えた時、今の日本には徴兵制はないし、ヒッピー文化や16歳で簡単に免許が取れるような「はけ口」とも言えるものも少ないのが実情。そりゃ、おかしな方向に走る奴らが出てくるのは仕方のないことなのかもしれない。
日本にも自衛隊というものはあるけれど、軍隊と違ってお行儀の良い組織という印象で、その年代の若者には響かないんだろうなぁ、などと思ったり………。
旅に出るには、日本というのは治安が良すぎるのかもしれないしねw
だから海外を求めるのだろうけど、実際渡航した連中のやってることはSNS映えする写真撮りに行くようなもんで、それは違うと思っちゃうのよ、あたしとしては
しょうがないから、女の子に傾倒する、というのは選択肢の中では一番KENZENなのかも知れないなぁ、などとと思いつつ……昨今の草食っぷりはどうよ!? と現状を嘆く気持ちも無くはないw
古き良き、衝動のままに生きる少年から青年への過渡期を瑞々しく浮き立たせている様が、とても新鮮でした。懐古趣味? ごもっとも汗 でも、それでいいのだw✨️
作者からの返信
天川さん
熱のこもったコメントをありがとうございます。お題ものですね。
お題ものは瞬発力で書くので10作品書いて1作品くらいしかいいのが出来ませんが、この咄嗟の力ってわりと本人の力量が出るので、機会があれば果敢にチャレンジして、そして、爆死しております(;^ω^)
男の子なら兵隊になって編み上げのブーツを履いて、銃を撃つ。やってみたいんじゃないかな~と。
実際、第一次世界大戦時、第二次世界大戦時では、「~村からみんなで行く」「職場からみんなで応募する」みたいなノリで若者が参戦してます。
アジテーションに乗せられて、友だちと手を繋いで冒険に行くような感じなんです。わくわくしながら。
それで「~村部隊」みたいなのがある。ネットもテレビもまだありませんから、彼らにとっての戦争とは、「英雄譚」なんですよね。おじいちゃんが〇〇戦に参加して~と家の中で語り継がれていたりする。
だから我も我もと参加した。だって「冒険」ですから。
重火器や化学兵器の導入によって戦争の悲惨さがひろく知られるようになったのは第一次世界大戦の時です。それでもネットやテレビがない時代、本当のことを知っていた若者がどれほどいたか。
第二次世界大戦の回顧録を映像でみていても、ナチスの末端の兵士がほんとうに懐かしそうに眼をほそめて、「フランスに行けて、とても楽しかった」みたいなことを云ってる。アルバムにはたくさんのパリの写真がある。
海外旅行なんかなかなか出来ない、生まれた村で生きて死ぬ、そんな人が圧倒的多数だった時に、かっこいい軍服を着て、キャンプして、海外に行けてしまうのですから、事務方なんかで爆弾の下にいなかった田舎出身の兵士にとっては、とっても楽しいレクリエーションとして記憶されている。
ひるがえって今の日本ですが、戦後、愛国心と武士魂を削るだけ削られた結果。もしいま戦争が起こっても、徴兵に応じる若者がどれほどいるでしょうか。おそらく限りなくゼロでしょう。
平穏無事に今とそんなに変わらない生活ができるなら、他国に支配されることを選ぶ人の方が多いのではないでしょうか。
もちろん、若者の中に滾る純朴な愛国心を利用した戦時がよかったとはいいませんが。
戦争でなくてもいいので、若者の中の、もやもやしているものを吐き出すには、やっぱり肉体を鍛える、スポーツがいいのかな~と思ったりします。
もう何の話かわかりませんw
このあたりで。