第11話
亀太郎と話していると、高垣との待ち合わせの時間が来ていた。俺は店内へと入る。中はやけに入り組んでいて、テーブルは雑に区切られた小さな部屋みたいな中にある。俺はテキトウな二人掛けの席に案内してもらって高垣の到着を待つ。
メニューの中からできる限り安い商品を血眼で探していると、携帯電話が鳴りだした。高垣だ。
「はい百合山です」
「百合山さん? 行った?」
その言葉の意味が分からず、俺は聞き返す。「なんすか、行った、って?」
「あの女だよ」高垣は声を潜めるように「如月だよ如月。おまえらどういう関係だ?」
「は?」誰だよ如月って……と思って、ふと考える。ひょっとして今高垣が言っている『如月』というのは、亀太郎のことなんじゃないか? つまりリアルネーム、現実における彼女の苗字。さっきまで彼女と俺が会話をしていたのを、高垣は見ていたということらしい。
「お知り合いですか?」
「……知り合いも何も」高垣は溜息を吐く。「いいや。とにかく如月はどっか行ったんだな?」
「ええ、まあ」
「どこ行った? どっちの方向だ?」
「駅じゃないすか?」
「どこに向かうって?」なんでこんなことまで聞くんだ、この人は。
「オーストラリア」
俺がいうと、高垣は「は?」と素っ頓狂な声を出す。「お宅、ふざけてんの?」などと言ってきたので、俺は聞こえないように笑ってから肩をすくめる。
「気まずい仲なんすか? だったらもう大丈夫だと思いますよ、遠くにいると思うんで。もう入って来てください。俺は奥の二人掛けの席にいるんで」おっかねぇと思っていた人の弱みを掴んで、俺は少し気が大きくなっていた。
しばらくすると、高垣が警戒した足取りで店内にやって来る。何をそんなにビビってるのか、俺は手を振って高垣を招いた。
「どうしたんですか? 高垣さん。そんなに亀太郎……如月さんのことが恐ろしいんで?」
「恐ろしいも何も……」高垣は目を伏せる。「彼女は今、どこに住んでるんだ? なんでこんなところに顔を出す?」
「俺、如月さんとは友達のつもりで」俺は首を振る。「個人情報っすからね。言うにしたって、高垣さんと如月さんの関係からまず話してくれないと」
「君さぁ。君にとってどうなのかは知らないけど、おれにとっちゃこれ結構死活問題よ? こっちはずっとあの女から逃げ回ってるんだから」
「だから、それはどうして?」俺は追及する。
何故こんなことをするのか? 単に気になり始めたからだ。インターネット上の亀太郎という存在ではなく、『如月』という一人の女性のプロフィールが。あのミステリアスで、何考えてるのか何者なのかいまいちわからないあの女性の秘密を、探りたい気持ちになったのだ。
「高垣さんにとって如月さんは会いたくない人なんですよね? ずっと逃げ回るくらいには。でも俺はその高垣さんと如月さんの二人にとっていわば共通の知り合いな訳じゃないですか?」
「……まさかお宅、おれのことをあの女に話すつもりじゃないだろうな? 少しは自分の立場を……」
「俺、如月さんとは結構親しい友達なんですよ。だから、もし如月さんがあんたのこと探してるとかだったら、彼女の方に協力するかもしれません。それは理解してくださいね?」
「黙ってるんだ! 頼む、おれのことは隠しててくれ!」
高垣はそこで、ほとんど悲鳴みたいな声を出した。その豹変に、俺は驚く。もっと冷静な人のイメージがあった。
「そうして欲しいのであれば、あんたがなんで如月さんから逃げてんのか教えるのが筋じゃないですか? それに納得できるのあれば、もちろんあんたのことは如月さんに隠しておきますし」
「……言っとくけどな、お宅のやってるその聞き出し方は脅しだぞ?」
「すんません」俺は笑う。他人の為の作り笑いじゃない、俺自身の心から湧いた笑いだった。元はと言えばこのクレーム男が俺のここ最近の苦難の大きな要因なのだから、反撃できてなんだか気分が良い。
「……で、その如月さん……如月……下の名前はなんでしたっけ?」
「『まりあ』」高垣は観念したように言う。「如月まりあ。『まりあ』はひらがなでまりあ」
「そうでした。それで、如月まりあさんとあんたとの関係は?」
「元同級生」
「なんであんたは如月さんに追われてるんですか? 金でも借りてるんですか?」
「別に追われてなんかないよ」高垣は溜息を吐く。「おれの方が一方的にあの女を避けてるんだ」
「それはどうして?」
「あの女が如月医院の跡取り娘の『はずだった』ことは知ってるよな?」
「いや、知らないす」これ以上嘘を吐くのはやめておいた。だが『如月医院』というワードには聞き覚えがある。支部が全国あちこちにある巨大な医療機関だったはずだ。
「そうか。……まあ、最近できた友達なら、彼女もそんなところまで話さないかもしれないな」高垣は納得したようにうなずく。「おれの親父はな、あの女の父親が院長を務める如月医院の医者だったんだ。その縁で如月とはまあ、幼馴染というか、ガキの頃からたまに会うことはあった。本当にたまにだが。医大に同級生として入学してからだな、話すようになったのは」
「ってことは、あんたは医大生ってことですか」
「いや、退学になった」高垣は苦虫を噛み潰したような顔になる。それから、まるで忌むべき話をするように、心底から苦痛の表情で、高垣は続きを話した。
「俺は昔、如月をレイプしようとしたことがある」
「は?」ものすごいキーワードが出て来たので、俺は間抜けな顔で口を開けた。
「大学一年の今頃だな。医大の先輩から、如月を酔わせて一発ヤるから協力しろって話を持ち掛けられた。むちゃくちゃな人でな。似たようなことは、如月にでなくても、何人かやってるような人でよ。如月はあの通りの容姿だろ? あんな一年が入ってくれば目もつけられようもんだよ」
「それで、高垣さんはどうしたんですか?」
「先輩たちから集団で脅されて、一年のおれは断れなかった」高垣は言い訳するかのように言った。「おれの仕事は、如月をコンパに誘い出すことだった。如月は父親の言いつけを守っていて、未成年の分際で酒の席には行かないんだと。だから、それなりに面識のあるおれが説得したんだ。拝み倒して、脅してすかして、なんとか連れて来た」
「説得できなかったことにすりゃ良かったんじゃないすか?」
「……その先輩が怖かったのと、後」高垣は苦々しく言った。「おれも相伴に預かれることになってたんだ。如月はなんせ美少女だからな。その、つまり、最初は怖くて従っていただけなんだが、途中からはおれもその気になっていたということだ。軽蔑するか?」
「いや、無関係の他人の分際で倫理の話はしませんよ。ただ、如月さんの実家は大病院な訳でしょ? そんな人をレイプなんかしたら自分の身が危ないとか考えなかったのか、それが気になったんです」
「その先輩の親父さんは大臣だった」高垣は言う。「親父の傘の下でやりたい放題って訳だ。おれもその人に付いて行けば安心って気分だった訳だ。ははは」
その乾いた笑い方は苦痛にひきつっている。多分、こんな風に開き直ったように露悪的な態度をとることが、この人なりの自己防衛なんだろう。自分が人から軽蔑されるようなことをしたと理解してるからこそ、こうした態度をとるのだ。
だが俺は特別この人を軽蔑したりはしなかった。異常な計画に巻き込まれ、異常な連中と一緒に過ごしていれば、ふつうの精神状態ではなくなる。もともとあった欲望に付け込まれ、気が大きくなってその気にさせられてしまったのだろう。だからこの人は別に悪人とかじゃなくて、単に愚かで弱かったのだ。
「コンパには、異常な人数の男がいた」高垣は話しながら脂汗をかき始めた。「ウチの大学の人間もいたし、そうでないのもいた。ヤクザみたいな奴も。ビビったよ、先輩もこんなに集まるのは初めてだって言ってた。今まではマワすとしてもせいぜい二人か三人でなのにって」
「あんたもその一人だったんでしょう?」
「そうだな。だが俺はチキンだった。その異常な熱気に耐えられなくなって、便所に引っ込んだんだよ。心臓はバクバクと鳴って、体は火照って汗をだらだらかいていた」
「それで?」
「おれはパトカーのサイレン音を聞いた」高垣は遠い目をする「途端、おれのチンコは縮み上がって、小便もできなくなった。何もそのサイレンがおれ達の方に向かっているだなんてバカなことを思った訳じゃないぞ? ただ一人の時に警察とか司法とかを連想させるサイレン音を聞いたことで、おれも冷静になったんだ。このままじゃ、ヤバいんじゃないかって。それで……一人で逃げたんだ」
「そのおかげで、あんたはこうしてシャバにいるって訳ですか」
「そんなところだ。一人逃げ出して、下宿で朝まで過ごした。酷い夜だった。淫夢と悪夢を交互に見て何度も目を覚ました。それで翌朝、顛末を確認する為と逃げたのを謝る為に先輩に電話をしたら……先輩はなんて言ったと思う?」
「……さあ?」
「『まだ続いてるぞ?』」俺は体に熱した刃物を突っ込まれたような気分になった。「事態が発覚して、彼らが逮捕されたのは、その数日後のことだった」
「亀太郎は……如月さんはどうなったんです?」
「さあ? お宅のが詳しいんじゃないのか? 精神病院で治療を受ける為に休学したことまでしかおれは知らんよ」
「本当にそれっきり?」
「……数か月たって、入院中だというあの女から、一通、手紙が届いた」高垣は言う。「ただ自分の近況について語っただけの、何の変哲もない手紙だった。ふつうの幼馴染に当てたような……。あいつ、多分、おれが先輩と組んで自分を陥れたってこと、気付いてないんだろうな」
「は? あんただって裁きを受けたんだろう? そんなことある訳ないじゃないすか」
「先輩の弁護士から言われたんだ。『君はただ、何も知らずに彼女をコンパ会場に連れて来たと証言すればいい。彼女が輪姦されたのは、あくまでもその場で起きた出来事ということにする』と。ようするに、計画的犯行かそうでないかで、量刑が変わるということなんだ。おれとしては拒む理由がない。何故なら……」
「そこまで話す必要はないよ」高垣は明らかにふつうの精神状態ではなかった。顔を青くして声は必要以上に大きいし、瞳孔は開ききっている。
その事件からというものこの人の精神には常に地獄があったのだろう。誰にも話せない痛みを抱え、一人の女に異常に怯えて暮らして来た。嘘の証言をして無罪を勝ち取った話まで俺にしたのは、他の誰にも話すことができなかったからだろう。終わった裁判の話だ、一度下った判決は覆らない。この人は裁きを受けることもできない罪に苦しみ、逃げ回り続けるより他はないのだ。
「あの女はおれの人生の汚点なんだ。顔を見るのも嫌だ。話しかけられでもしたら、どんな顔をして、どんな話をすればいいっていうんだ?」高垣は怯えたように言って、おれの肩に手を乗せる。「頼む。あいつにはおれのことは黙っていてくれないか? おれは報いを受けたよ。大学だってやめることになったし、今もあの女の影におびえてびくびく生きてるんだ。引っ越しまでしたんだぞ?」
「……話しゃしませんよ」俺は言った。「だいたい、どんな顔して俺はあんたのことを如月さんに切り出すんだって話です。だから安心してください」
先ほどの亀太郎との会話が思い出される。『ちょっと嫌なことがあって』不感症を患い、苦しんだ末に変態的なフェチシズムに傾倒した。輪姦される恐怖というのは男の俺が想像するよりずっと過酷だろう。いつ終わるとも知らない無間の地獄が何人も何人も、一晩終わってもまだ続く。当然のように暴行や恫喝も伴っただろう。そりゃマンコもアタマもぶっ壊れるってもんだ。
「首謀者はどうなったんですか? その親が大臣とかいう先輩。そのクズにはどんくらいの判決が出たんですか?」
「もう出て来たよ」高垣は溜息を吐く。「良い弁護士が何人も付いたからな」
「へぇ。世の中ずるい奴はいるんすね」
「だが天罰が下ったのかな。死んだよ」高垣は言った。「出所間もなく、通り魔に殺されたんだ」
「へえ」俺はせせら笑う。「高垣さんも気をつけた方がいいんじゃないすか?」
「やめろ!」高垣は心底から恐怖したような声を出した。「やめてくれ……」
「あ、いや、すんません」
なんだかこの男が哀れに思えて来た。俺は話を聞くために高垣の居場所を亀太郎に伝えることをほのめかして脅かしたが、この人にとってそれは心からの恐怖だったに違いない。大の大人がこんなに強く怯える程に。悪いことをしたな。
「如月さんの住所はここから東に行ったとこの高級マンションです。ほら、あの近くにでっかい公園のある。会いたくないなら、そこには近付かない方がいいですね」
「すまん」
「こっちこそ嫌な話させてすんません」俺は言い、コールボタンを押した。そう言えばどっちも何も注文してない。このまま帰るのは流石にまずかろう。
俺は650円(!)のコーラを注文した。高垣は950円の例のコーヒー。
「そう言えば、高垣さんは何の用件で俺をここに呼び出したんですか?」
「ああ、そうだったな」高垣は思い出したように、鞄をあさる。見覚えのある茶色い袋を取り出して、俺の目の前においた。
「は?」それは俺の給料袋だった。以前、車の修理費として高垣に渡したものである。封も切られていない。
「返すよ、これ。その為にここに呼んだんだ」
「いや、これはトマトが引っ掻いた車の修理代……」
「あんな傷、擦れば直る。脛に傷があると、苛立ちやすくなるんだ。……まあ、もとよりあの時お宅から金をとったのは、そうでもしないとあの女の子達が反省しないと思ったからだ。親戚のお宅に迷惑がかかったと感じれば、少しは懲りるんじゃないかなってさ」
「そうだったんすか」
「電話番号を聞いたのもお宅にこの金を後で返すためだ。その時はお宅のこと、人の良い兄ちゃんだと思ったんだけど……」高垣は肩をすくめた。「まさかこんなことまで話す羽目になるとはね。お宅、結構食わせ物だよ」
「すんません」
「いや、こう言うと難だが、おれも少し気が楽になった。今まで、話せる相手なんていなかったからな」
コーヒーとコーラが届くなり、高垣はすぐに伝票を手に取ると、席を立った。
「じゃあ、おれの用はこんだけだから。その飲み物は奢るよ」高垣は湯気を放つコーヒーカップを指さした。「しかしお宅、こういう店に来てコーラなんてのも、もったいないぞ? 良かったらそれ飲んでみろ、結構美味いから」
高垣はその場を立ち去り、会計所の方へ歩いて行った。
俺はコーヒーを一杯啜った。外連味のない素直な、或いは退屈な風味が舌の上を通過して、たいした余韻もなくただするすると喉へと流れて行く。後味スッキリというなら確かにそうだ。950円するだけのことはあるのかもしれない。だが同じ値段だとしても俺は『君のウソ』の泥水みたいに濃厚な苦さと泥水みたいに強い酸味と、泥水みたいにまとわりつくべっとりしたあの後味の方を選ぶかもしれない。なんというか『違いが分かる』と主張するバカ共が必死で良いところを探してそうなそんな味だった。
「あのぅ」
コーヒーを堪能していた俺に思いがけず声がかかった。振り返り、俺は目玉を飛び出させるほど驚いた。
「お話、終わりました?」
そこにいたのは亀太郎だった。いつも浮かべている通りの控えめな優しい笑顔で、席に着いた俺のことを見下ろしている。その左目の下には相変わらず小悪魔がいた。
「なんでこんなところに?」俺は亀太郎に向かって言う。ほとんど混乱していた。「オーストラリアに行ったんじゃなかったんですか?」
「いえその」言いながら、亀太郎はポケットから見覚えのある鍵束を取り出し、両手に乗せてこちらに差し出した「これ、CKくんのじゃないかな、って?」
「これは……」俺の家の鍵じゃん。
「いつもCKくんがズボンのベルトの紐に引っ掛けてるのに似てたから、もしかしたらって。お話し中だから、少し隣の席で待たせてもらってました」
「俺のです、俺のですよ!」言いながら、俺は鍵束を受け取った。「わざわざありがとうございます」
「いえいえ」亀太郎はふんわりと微笑む。「お役に立てて良かったです」
話し中と見て、自分も予定があるにも関わらずわざわざ待っていてくれたのか。或いは、俺の向かいにいるのが高垣だと気づいて、声をかけるのを躊躇したという可能性もある。亀太郎にとっても高垣は話しかけづらい相手なのかもしれない。どちらにしろ、そうまでして直接鍵を届けてくれるあたり、間違いなく親切な人ではある。
「あれから結構立ってますけど、時間、大丈夫なんですか?」
「飛行機なんて便をずらせばいいだけなので大丈夫ですよ」亀太郎は言う。「心配いりません。良くぼーっとしちゃうので、このくらいの予定変更はいつものことでして」
その綺麗な顔に刻み込まれた小悪魔を俺は見つめる。男たちにレイプされた良家の娘が、絶望と憎悪の中で産み落とした悪魔の子。母の代わりに、母の命を削って復讐を成し遂げ、母の手をつなぎ地獄へと連れ添った小悪魔オーディオ。静かで暖かな微笑みをたたえる目の前の女性の瞳に、底なしの地獄を見たような気がして、俺はアイスを飲み下したような強い寒気を感じる。亀太郎は、如月まりあは間違いなく自分の意思でこの小悪魔を自分の顔に刻んだのだ。憎悪の名をしたその悪魔を。
「それではCKくん」亀太郎は俺の背後の席から伝票を掴んだ。無邪気に笑う。「また今度。お土産、買ってきますから」
「あざっす。オーストラリア、楽しんできてくださいね」
控えめに手を振って会計所に歩いていく亀太郎を見送ってから、俺はコーヒーカップをじっと覗き込む。カップの中では、地獄のような深い闇色が湯気を放ちながら揺蕩っていた。
「なんて言ったっけ? あのなんとかいう哲学者」首をひねる。「ニート? じゃない。そうだニーチェだ。あいつが言ったんだ。たしか、こんなこと」
……深淵を覗く時、深淵もまた、あなたを覗いているのだ。
「……どこまで聞かれたかな、さっきの話」
俺は窓の外へ視線を投げた。空は相変わらず濃い雲に覆われている。永久に晴れ間が浮かぶことのなさそうな程、暗く深い灰色が空の果てまで続いていた。
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