第69話 最終話


 高校を卒業した。

 俺たちはそれぞれの道を歩いていく。


 二世帯住宅も完成したし、これからシアとの結婚式も待っている。

「みんな写真撮ろうよ」

「いいねぇ!撮ろう撮ろう」

 七人プラス4匹で卒業記念に写真を撮った。

 家に飾ろうと思う。

 五人はパーティーを組んで上級ダンジョンを攻略している。

 もう楽勝らしく、特級にも挑戦したいそうなのでコンのところに行くのだろう。


「健介、月見もパートナー見つけちゃってまた僕だけ独り者だよ」

「佐々木は奥手だから寝取られちゃうんだよ」

「そうそう、やっぱりやる事やっとかないと!」

 陽菜がそう言うと、

「そう言うのはあまり大っぴらにするものじゃないよ」

 学が焦っている。

「あーしらも結婚すんだから別にいいじゃん!」

「それでもだよ」


 一応六月に予約して結婚式を身内と仲間達でやった。

「結婚おめでとう!」

「ありがとう!」

 みんなから祝福の言葉が贈られる。

 校長なんかもきて嬉しそうに酒を飲んでいる。

 父さんは涙を流して喜んでいたし、母さんははしゃいでいた。

 

「みんなそれぞれの道を行くことになると思うけど七人の絆は変わらないから!」

「あたりまえだろ!」

 健介がこんなに涙脆いなんてな。

「僕はいつだって飛んでいくさ!」

 少しは勇者らしくなったのか?

「あーしらはもうダチの域超えてるっしょ」

 陽菜はいつもいっしょだが涙を堪えてる。

「わ、私達は変わらないよ」

 月見もいいおんなになったな。

「僕は君と一緒で陽菜を幸せにするよ」

 学が顔を真っ赤にしながら宣言する。


「私はこっちにきてからとっても嬉しくてたのしくてこんなに幸せでいいのかな?いいよね?」

 シアが涙ながらに言うと、

「「「「「当たり前だろ」」」」」


「俺が幸せにするさ」



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 こんにちわ?こんばんわ?あにです。本当はもうちょっと書きたかったことなどもありましたがここで一旦おしまいということになります。稚拙な小説というのも烏滸がましいですが自分なりに考えて書いたもので愛着がありますね。また次の作品を書いてありますのでよかったら見てください。ここまで読んでくださってほんとうにありがとうございます。

               あに

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召喚後のテンプレで追い出されましたがジョブのおかげでなんとかやっていけてます。 あに @sanzo

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