高校生エッセイ

@rai-zo

第1話

どうも、初投稿の一般高校生です。


唐突だが、わたしの授業の受け方を聞いてほしい。

思いついたもので…


1つ目のパターンは真面目スタイル。

これは至って普通で、まあその名の通りちゃんと先生の話を聞いて、ノートを取り、しっかり考え勉強するというもの。出現率5%。SSRだ!


2つ目のパターンは仮初めの真面目スタイル。

これは、真面目に授業聞いてますよ〜という顔をしながら脳内では平気で妄想をしていたり寝ていたりするものである。ときには虚無の世界へとんでいってしまうこともあるが、それもまた人生。出現50%。たいていこのスタイルである。


3つ目のパターンは眠気VS単位スタイル。

お察しの通り5限目の地理などで発動される睡魔と、単位を取らなければという気持ちの戦いである。この場合、もはやどれだけ授業に集中できるかよりどれだけ目を開いていられるかなのである。そして間違っても寝ている判定されないよう、先生の話に激しく頷き、必死にシャーペンを動かす。無論ノートは空白である。調子に乗って頷きすぎていると当てられるので、加減に気をつけなければならない。出現率25%。


最後のパターンはあたまのわるいひとスタイル。

「仮初めの真面目スタイル」とは違い、真面目に集中して授業に参加しているのだが、どうにもあたまがわるく理解できないまま授業が終わるというものだ。一番たちの悪い生徒である。なぜ、真面目に集中しているのに理解できないのかは人類史上五本の指に入る謎といっても過言ではない。誰か証明してくれ。これはただの勉強不足では片付けられない問題だ。そんなことを考えているうちに授業が終わる。もしかしたらいつのまにか「あたまのわるいひとスタイル」から「仮初めの真面目スタイル」に移行しているのかもしれない。謎は解けた。出現率30%。


ここまで読んでくださった人に感謝。教訓は生まれないのでご期待せず。

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